遠征前夜

なんだかんだいって、出発が遅れたので準備に余裕が出来たとか思いましたけど・・・
やっぱり、いろいろあって大変でした。
とりあえず、暑いという情報だけは、しっかりと頭に刻み込んでおります。
遅れていた、短パンも手元に届いているし・・・
あとは、大きなトラブルをせずにしっかりとレースをしたいと思っています。
今回のマッサーも一緒にレースをするのは初めてですから、いろいろシュミレーションをして、相談しています。
結局、大切なのは・・・
いかに仕事をコーディネートするか・・・
今回は2人ですが、連携が重要・・・

明日の早朝から、ローマに向かいます。
久しぶりのレースを楽しみに頑張りたいと思います。
帰国後すぐに次のレースが控えているので、緊張感を抜かずに活動したいと思います。

予定変更は、当たり前・・・

さてさて、マレーシア行きの予定がいろいろ変更になり振り回された数日間を過ごしています。
先日、出発が23日になったと言われ、元々の予定であった26日の出発準備を繰り上げて行っていました・・・
が、昨日になってやっぱり26日と、また変更。
準備に余裕が出来る事は、良いのですがねぇ～。
チームは3グループに分かれて活動しますので、準備をそれぞれ分担して行いましたが、先日キャップを付けたボトルたちは、すでに消え去っております。
これから、猛暑に行くマレーシア組にとってボトルは重要。
明後日には、また1,500本届くそうですので、出発には間に合いますし、オーガナイザーが1日かなりの量のボトルを配布してくれるという情報も聞いていますので、一安心。

今日は、選手を迎えに行き、その後、倉庫にてレースの準備・・・
いろいろ確認しながら、準備を進めていると・・・
思い出す・・・そういえば、去年はマレーシアでなくて、メキシコだったなぁ～。
肉、旨かったぁ～。
ハラミ食いたいです。

現在21時・・・
もうちょいしたら、フィレンツェにポーランド人マッサーをピックアップしに行ってきます。

雑用day

レースがひと段落していましたが、ついに週末から連戦が始まります。
私は、来週末からマレーシアですので、今回の遠征には同行しませんが、連戦の準備の為に一日中倉庫での作業となりました。
そして、忙しい時期に突入するという事で、合流していなかったスタッフもぞろぞろ集まってきます。
ほとんど、私が迎えに行く事になるのでしょう・・・
ほとんど、知らないところに行く事ばかりですので、皆が「2時間位で行けると思うよ」という時は、2時間半として行動しております。

遅れて合流してくるポーランド人のマッサーと来週始めのピックアップの打ち合わせの為に電話しましたが、私よりもイタリア語が下手なのです・・・
とっても分かりやすいイタリア語だった・・・
お互い、滅茶苦茶なイタリア語会話だけど、言いたい事を感じ取れたから・・・
面白いもんですね。

気温の違い・・・

今日は朝早くから、拠点から２００キロ程の空港まで、ポーランド人の監督をピックアップしに行って来ました。
ボローニャの天気は、雨でしたが、帰る途中のフィレンツェは、素晴らしい天気となり、車についてるセンサーでは、18℃となっていた（誤差はあるでしょう）・・・
確かに、窓を開けて外気を入れながら運転しても気持ちよかった・・・
ポーランドは、未だにマイナス15℃～20℃らしい・・・
「景色は、真っ白」とのことでしたからね。

でも・・・
急にくしゃみが出始めた・・・
そういえば、花粉症だった・・・
忘れてた。

でも・・・
夕方には、雨が降り始め、結局冷え込んでいます。
選手もそうですが、体調管理に気を使わないと・・・

マレーシアの気温をネットで調べたら25℃前後と・・・
短パンデビューが近いなぁ～。

プログラム

先日、4月までのプログラム(スケジュール)を渡されました。
我々のチームにはマッサーが6人います。
誰と組んでレースをするか？で大変さが変わるんです…
「マサとは組みたくない…」とだけは言われない様にしないと…

Tour de Langkawi 3/1-7

Tirreno-Adriatico 3/10-16

Milano-San Remo 3/20(？)
Settimana Lombarda 3/31-4/7

Giro di Turcia 4/11-18

と…
ほとんどステージレースを担当します
これから3月4月とレースも増えてきます。

レースが空いてしまっていますが、これから始まるそれぞれのレースで自分の役割をしっかりとこなしたいと思います。

という事で次のレースはマレーシア…
チームAISANが出ると聞いています。
知人の多いチームなので楽しみであります。

いい緊張感

今日は、何だか不思議な日だった。
お昼にＮＩＰＰＯの井上選手と電話をしていたら、イタリア活動中の沖美穂さんから電話が入り、その後トスカーナでチームのトレーニングキャンプを終え、拠点へ帰宅中の中野マッサーから電話をもらい、落ち着いたら日本から日本自転車マッサージ師協会（自称）副会長からメールが届いていた・・・
繋がっているんでしょうか??

今日は、午前中にピストイアの街まで少し出かけましたが、やはり下界には雪はまったく積もっていませんでした。というか、降ってなかったんでしょう。

夕方には突然、某選手がマッサージを出来たらしてくれないか?と・・・
やはり、寒さの中での練習で身体にダメージを受けた様子でした。
選手にとって、冷えというのは怖いものです。
もともと持っている故障部位はじめ、身体に対するストレスは大きくなりますから・・・

程よい緊張感の中、じっくりとマッサージを行いました。

レースは空いていますが、拠点に居る為に選手のマッサージをする時間がよくあります。
ここのところ、自分がマッサージ師であるという事の実感を強く感じます。
こういった、「触る、触れる」という時間を集中して過ごさないといけませんね。

マッサージ中にイタリア語で会話をするとまだ「手が止まってしまう」状況があります。
何故なら、手への意識よりイタリア語への意識の方が勝ってしまう為・・・
まだまだだなぁ～。

その分、手に集中してマッサージしてます。
おしゃべりな私にとっては、ちょうど良いのかな??

問診がまだ上手く出来ないのは、問題ではあります・・・

雪化粧

昼頃から夕方にかけてかなりの雪が降りました。
拠点の周りは真っ白・・・しかし、下界には降っていなかった様子。
童心に返り、雪遊び
３分で完成・・・
数十年ぶりの雪だるま
ジブリの映画に出てくるカラコロいう奴みたい
名前忘れた・・・

レースが無くてもやるべき事

レーススケジュールが空き、少し落ち着いた生活になっています。
しかし、この時期にこそ勉強しないと・・・
去年もそうでしたが、キャンプ時にいろいろな言葉を覚えた気がします。
言葉というのは、すぐに身に付くものではありませんが、積み重ねによってある日急に伝わるようになる事がありえます。
何となくではありますが、去年も少し会話が成り立つようになった瞬間がありました。
そんな日がまた来るように、今年も続けていかないと・・・
活動する為に絶対に必要なコミュニケーション能力。
なんでも今の状況であぐらをかいていたら、時間の無駄。
治療の勉強もしていかないと、取り残されてしまう。
他の優秀なマッサー、トレーナーは日々勉強している事も忘れてはいけない・・・
イタリアにいるから、それで良いって事は、有り得ません。
旅行に来て思いで作りしてるわけでは無いのですから・・・

と、そんな事言いつつ・・・
自分がしっかり出来ているのか??
結局は、自分自身に跳ね返ってくる事。


先日、我々の拠点すぐ近くのラルチャーノで行われたラリー中の事故でイタリア代表監督のバッレリーニ氏がが亡くなりました。
前日のレースのゴール地点で、お見かけしていたので急な事に驚いています。

レースが終わると・・・

G.P. Costa degli Etruschiに行って来ました。
さすがにイタリアの各チームが来ています。
レッジョカラブリアでは、会わなかったマッサー仲間にも会えました。
去年のチームでお世話になったマッサー、補給地点でよく話をしたマッサーなどなど・・・
ＩＳＤでお世話になっている事を伝えると皆喜んでくれる。
あの６月の時点でサヨナラしていたら、今はどうなっているのか??
とにかく今年の活動に繋がった事が一番でありました。



拠点から近いところでのレースでしたので、夕方６時には戻りました。
我々の合宿所は山のてっぺんにあるのですが、非常に景色のいいところで、レースが終わってしばらくすると素晴らしい天気となり、綺麗な夕焼けが見れました。
レース前、レース中は天気も相変わらず安定せずでしたが、レースが終わるとこんなもんですよねぇ～


トレーニングキャンプからレッジョカラブリア、そしてドノラティコとほとんど毎日、活動していましたが、ちょっとだけゆっくりします。


日本自転車マッサージ師協会（自称）のミーティングも補給地点にて行えました。
いい話もできたし、次にまた会うときに充実した報告が出来るように過ごしたいと思います。


チーム内のマッサー達との連携、それぞれの個性も掴めました。
みな、それぞれ経験がありますので、うまくチームとしていい仕事が出来るようにコミュニケートしていきたいと思っています。

帰ってきました。

南からの長距離運転を終え、久しぶりの拠点に戻りました。

トレーニングキャンプからずっと外を回っていたので・・・

食材などは、腐らないように処分してあったのさえ忘れてました。

家に帰ってから、洗濯機を３回も回しました。

今回の遠征で使った、トラックは、小さいものなのでスタッフの分の洗濯するのは厳しかった・・・

他に大きいカミオンもあるらしいのですが、シェイクダウンはもうちょい後らしい・・・

さすがに、プロツアーのチームのトラックはとても大きかったです。

その分、スタッフの働くスペースが確保され、いろんな物の在庫の心配などはないのでしょう。

そのかわり、荷物の積み下ろし、積み込みは大変そうだけど・・・

うちは、パニーニ作るのに、2人並んだだけでギュウギュウでした。

帰りは、チームバス、トラックと一緒に行動した為、スピードはさほど出さずに移動です。

110キロ前後でしょうか??

チームカーならもっと早く動けますが、全員で移動と決めて動いていましたので・・・

何かトラブルがあったときに対応できるし、特に帰りは危ないのでね。

帰りは、キロロ聞きながら（歌いながら）帰ってきました。

「ほぉ～らぁ～足元を見てごらん、これがあなたの歩く道・・・」

う～ん・・・いい歌だ

明日は、また倉庫に行って今回のレースの最終的な片付けと、土曜日のレースの準備です。

アリーボ待機

今日は、ゴール地点での待機。
要は、ドーピングコントロールの対象者のチェックやフィニッシュした選手へのバスへの誘導の指示やら、表彰対象選手の引率、表彰の準備などを行います。
と、簡単に書いていますが・・・
正面から見てると誰が勝ったか?はわかりますが、その後の順位は分かりにくい・・・
今日は、うちのガット選手が２位・・・（優勝はペタッキ選手）、何とか情報が耳に入ったのと、中野マッサーが忙しい中、「ＩＳＤの選手表彰対象になったよ!!」と遠巻きながら教えてくれたり・・・
何とか、対応しましたが、表彰慣れしているガット選手から「マサ、落ち着いて・・・ゆっくりで良いよ」と・・・焦った顔してたんだろうなぁ～。
今日は平坦のステージの為、昨日山岳ジャージを確定していたミレンダ選手の表彰の心構えはしていたのですが・・・
一気に２人表彰対象になると・・・
焦る・・・


表彰台の裏で、中野マッサーからいろいろな貴重なアリーボ待機の心構えを教えてもらいました。

何とか、いろんなレースでご一緒出来ればいいのですが、私のスケジュールがまだ確定してしないので、何とも言えない・・・
現場に居ないと話せない事もありますし・・・
私の相談などにも乗っていただきました。


今回のレースは、たった４ステージのレースではありましたが、補給地点での仕事、ホテルの先回り、補給用のパン作り、そしてアリーボ待機といろいろな状況下での仕事を回されました。
要は、自分がどこまでやれるのか?試されているのかもしれません。
何とか乗り越えながらも、良い仕事をしているマッサーの仲間入りが出来るようになりたいと思います。
今は、帰路の途中、ホテルで一泊・・・

必要なコミュニケーション能力

明日、最終ステージを迎えレースは終了です。
トレーニングキャンプインから２週間経っています。
選手達のほとんどは、土曜日に行われるレースにも参加します。
レースが終わっても、トスカーナに住んでいない選手達は、拠点の近くに泊まるので、家に帰れない選手もいます。
「ジロみたいなもんだなこりゃ・・・」と言っておりますが、私はまだ経験した事ないので、「あはははは・・・」としか、答えられません。

キャンプとレースの時のチームの雰囲気は、全く違います。
特にスタッフは・・・（いや、選手もそうですが・・・）
実際、時間に追われながらの仕事となりますので、いかに効率良く仕事をしてくか?がポイントとなります。
仕事をうまくコーディネート出来ないと、さまざまなストレスが後になってかかってきます。
うまく、連携しながら働かないといけません。
これは、団体でやる仕事ならどんな仕事でも同じ事だと思います。
チームに加わって、このチームでの働き、連携はどんな事を要求されているのか?
このレースに来て分かりました。

結局、一番思う事。
イタリア語のコミュニケーション能力・・・
これは、絶対に必要だなと。
特にスタッフですから、電話、無線での連絡を取る必要が多くあります。
挨拶は当然ではありますが、そういった一般的な語学ではなく・・・
確認、注文、訂正、変更、了承・・・など
イレギュラーな状況下での会話です。
レースの現場では、いろんな事が実際では、起きていているのですから。

去年とは違い、即戦力になるように叩き込まれています。
まだまだお客さん感覚で仕事してたかな??と・・・
もっと話せたら・・・と悔しい思いもしております。

やろうとしている事は、そんなに甘いもんじゃない・・・
当ったり前ですね～。

頑張ろう。

マッサージに関しては、集中した状況下で行えています。
明日のレース後は、拠点に大移動です。
しかし、レース後ですから遅い時間になりますので、途中で一泊して帰ることになります。
安全運転で気をつけよう。
実は、２年前のレース、帰りに後ろから軽く追突されたんです（トンネルの出口でね）

コロコロ変わる空模様・・・

補給が始まる直前には、晴れてたけど・・・

サケット持った瞬間、また振ってきた・・・

レースが始まると、チーム内での役割、スタッフ間の連携などいろいろ見れてきます。

ヴィスコンティはリタイアしてしまったので、９人の選手となりました。

３人の選手を担当しています。

仕事の役割分担がハッキリしている分、最低限自分に与えられた仕事をしっかりとこなさなければ、ならない事は十分承知しています。

しかし・・・

うまく行かない事もあるんですよねぇ～

そんな簡単な事じゃないんだよなぁ～

当たり前・・・

新しいウエアなので、集団内でしっかりと見極める事にも慣れないといけないっす。

これは、シーズン始めなんだから当たり前。