2012/02/29

明日で終了

イタリアでのレースを終えて、直接乗り込んでの10日間。
合宿が終ります。
長い時間をかけて、仕事を通してのコミュニケーションでいろんな事が見えた、このキャンプでした。
シーズンは、始まっていますが、これからの準備もできたと思います。

来週はじめのTirreno-Adriaticoに帯同し、その後に行われるMilano - Sanremoは、前日ホテルにマッサージだけ行いにミラノに行きます。
そこから、2日後に行われるVolta Ciclista a Catalunyaに向けて出発です。
また南フランスを横断です。
その後、Vuelta Ciclista al Pais Vasco と続くので、イタリアよりも圧倒的にスペインに居る時間が長くなりそう。


元気にやってましたが、昨日の晴天&強風でついに、花粉症の症状が出てきてしまった。
元気だけど、辛い・・・

イタリアに帰るために、明日、明後日はドライビングDayとなります。

2012/02/26

Valencia...

トレーニングキャンプ。
素晴らしい天気の中、順調にトレーニングが行われています。(だからここに来てるのですね)
日が暮れると冷え込みますが、太陽の有り難さを十分に実感できる陽気です。
今日は、休養日ということで、選手たちはバイクに軽く乗る者、完全に休む者に分かれていましたが自己判断に任せられています。

選手全員が集まるということで、今回は6人のマッサーと2人のセラピストが参加しています。
チームビルディングキャンプとは、今回は実際の働きが要求されるキャンプです。
とはいえ、スタッフはリラックスしていますが・・・

マッサージに関しては、今回初めて触る選手も何人かいました。
やはり、マッサージをする前と、した後では、選手とのコミュニケーションに違いが出てくるのでもあります。
挨拶ひとつも変わるのであります。


こうして少しづつチームに溶け込む事をこのキャンプでまた実感しています。

まだ触っていない選手も多くいますが、スタッフとは十分なコミュニケーションが取れているのを感じています。
現在は、スペイン語とフランス語を叩きこまれています。
頭の中がメチャクチャですが、これが楽しい。

あと数日、キャンプは続きますが、選手はじめスタッフもしっかりキャンプを終えられるように過ごしたいと思います。




ここ・・・夜の星がまた綺麗なんです。

練習前に補給食を取りに来る選手たちは、まるでピラニアのように・・・
何だかんだいってバナナの消費が恐ろしい…
まぁ、選手30人弱いますからねぇ~。

2012/02/20

無事に到着

夕方前には、別行動のメカニックと合流し、キャンプの拠点となるヴァレンシアの近くのリゾート地についています。
運転中は、素晴らしい天気の中、車内は半袖で十分。
気持よく運転してきました。

さすがに南スペインまで来れば、周りに雪は見当たらず・・・
ヴァレンシアオレンジがたくさん栽培されている。
アルゼンチンの後は、寒い空しか見ていませんでしたが・・・
ここは、違う。
気分がイイ。

今日の深夜と明日、全員が集まってきます。
充実したキャンプにしたいと思います。

2012/02/19

Trofeo Laigueglia

イタリアでの初レースを終えました。
実は、レース前からドタバタがありまして…
スタート地点に余裕で間に合うように監督のプログラムでホテルを出発したのですが、あと5kmまっすぐの所で警察に道を違う方に誘導され…
行った先は、とても細い道でしかもカーブが恐ろしく急。
スタッフの運転する長いワンボックスが曲がり切れずに、バックしようとしたらそこは坂の下り…
アスファルトもスリッピーで、グイングインとタイヤは鳴れども、スピンしまくり…
選手、スタッフ総動員で押したり、タイヤに圧をかけるために後部に乗ったりで、時間がかなりかかってしまいました。
結局、スタートには間に合いましたが、チームプレゼンテーションには間に合わず…
しかも25チームも参加しているレースで、スタート地点の駐車場は、一杯。
係員のおっさんの態度が非常にお下品で、発する言葉も良くない。
しかも、中途半端に英語で汚い言葉をうちのスタッフにぶちかますので、こっちのスタッフもブチギレ。
こういう時は、相手の分からない言葉の方が、良いのかな??

皆、イタリアのレースは、これだから参るよなぁ~と…

まぁ、無事にスタートしたので、補給地点に移動(スタート・ゴール地点から数キロの非常に我々にとってはイージーな場所)して、車を停めて、各チームの知り合いのマッサー達にご挨拶周り…
アルゼンチンで一緒だったチームとは、最近のヨーロッパの天候を嘆きまくりです。

アスタナの中野マッサーも先日、イタリアに着いたばかりなのに早速、レースの現場に来てました。
会えて、一安心。
ニッポで今年からイタリアに来ている、斎藤マッサーとも挨拶出来ました。
一年目、しかも来たばっかり。
大変だろうけど、優しいスタッフがすでにいるから、いろいろ吸収して欲しいですね。
自分の当初を思い出す…
あぁ~あ…

レース後、すぐにアエド兄弟をニースの空港まで運び、スペインに向かって出発しました。
1200キロの移動なんで、夜通しはしません。
スペインの手前の街のホテルにチェックインしました。
これから月末まで、チーム全員集合のトレーニングキャンプです。
3月後半から4月中旬まで、スペインのレースばかり。
この際、スペイン語覚えたい。

ガボン・・・(これ、バスク語でおやすみです)

2012/02/18

テーブルでは英語…

今回のレース、ライグエリアのスタッフ構成は、オーストラリア人の監督、デンマーク人とルクセンブルク人のメカ、ベルギー人と日本人のスワニュール…
こうなると、レストランのテーブルでの会話は英語になります。
アルゼンチンでは、スペイン語中心、先日の地中海一周レースでは、フランス語中心。
面白い経験をしています。

今日の午前中は、素晴らしい天気でしたが、夕方にかけて雲が出て来ました。
明日は、春らしい天気のレースを期待します。

現在チームは3レース同時進行状態。
今回のイタリアのワンデイレースはコンパクトな構成です。

レース後には、スペイン、アンダルシア地方で行われるトレーニングキャンプに直接向かいます。
1220km。
全員集合します。

2012/02/13

無事というかなんとか・・・終了

今回のレース寒波の影響で、コースの短縮が2ステージもありました。(4ステージのレースです)
最終ステージの今日も、選手たちがホテルからバスに乗り込みスタート地点にいざ出発!!というタイミングで雪が降り始めました。
道路の凍結、積雪では選手の転倒の恐れ、そして帯同するチームカー、オートバイなどの運転にも影響が大きくとても危険であります。
しかし、このレース。
主催者としては、開催するのがとても大変だったと聞いています。
そう簡単には、「では今日のステージキャンセルでぇ〜」というわけにはいかないのであります。
昨日のステージも、スタートして5km程パレード走行して、選手たちはまたチームバスに戻り、ゴール地点まで移動、そしてゴールの街を11周のサーキットレースになりました。
とても、イレギュラーな状態ですが、良くも当日になって変更が可能だったな・・・と思います。
地元、警察の協力がなければ絶対に無理でしょう。
イタリアでも数レースもキャンセルされ、開催されないと聞きました。
大寒波の影響もそうでしょうが、経済的な影響も大きいようです。

レースを終えて、選手をマルセイユ空港まで運んで来たため、遠回りしてきましたがイタリアに戻りました。
まだ日本を後にしてから1ヶ月も経っていませんが、アルゼンチン、オランダ、ベルギー、ルクセンブルグ、フランスと回ってきてます。
来週のイタリアで行われるTrofeo Laigueliaを終えたら、10日間のトレーニングキャンプのためにスペインに行ってきます。
その後イタリアに戻り、Tirreno-Adriaticoを終えたらまたすぐに、スペインで行われるVolta Ciclista a
Cataluya,GP Miguel Indurain,Vuelta Ciclista al Pais
Vascoとまた1ヶ月の遠征に行ってきます。
そして4月は、トルコに行って、帰ったらGiro・・・の予定。

よく考えると、イタリアのアパートに居る時間はそんなにない・・・
確実にホテル滞在の方が多いですね。

2012/02/11

青色一色

今日の朝、出発前。
崩れる聞いていた空が晴れてる。

Saxobank, Fdj, Movistarと見事に青系のチームバス、カミオンですね。
アルゼンチンで一緒にアリーボ担当してた、モビスターのマッサーと先々週との環境の違いを嘆く…
寒い。
彼はアンダルシア人。
スペイン語の発音って…面白い。

レース後‥
一気に空の色が変わり、ホテルに着いたら雪が振り始めました。

今日はAstana,Europcarと一緒。
アスタナのメカは、アミカチップス時代の元同僚。
お互いよく知っている仲なので、名前をワザと間違えて挨拶交わしました。

明日のレースは、道に積もった雪次第でしょう。

とにかく、寒い。
さすがにヒートテックのスパッツ履いてます。
この暑がりの私が‥‥。

2012/02/09

Tour Méditerranéen

マルセイユの近郊で行われる4日間のステージレース Tour Méditerranéenに帯同しています。
私にとっては、今期のヨーロッパ初遠征となります。
今回は、フランスのレースなので、スタッフの夕食時のテーブルではフランス語が飛び交っています。
ほとんど分からない…
しかし、チームビルディングキャンプで顔を合わせているので、皆私のことを認識してくれてますし、一緒にレースで働くのを楽しみにしてくれたりもしています。
「マシャー!来たなぁ〜フランスにぃ!」と…

チームの一員として、皆と協力して良いサポートが出来る様にしたいと思います。

こんな時こそ、チームのそれぞれがお互いをサポートし合い、強く団結して前に進むだけです。
チームスタッフの顔を見て…強く思いました。

頑張ります。


2012/02/05

Luccaの街を・・・

 明日からヨーロッパのレースに向けて動き始めます。
まずは、チームで使うミニバンのピックアップをするためにオランダまで飛んで、そこからレース「Tour Mediterraneen」の行われる南フランスAix en Provenceまで運ぶ事になっています。
レースは、9日からですが先乗りするために早めの移動となります。
ヨーロッパでは、強烈な寒波ですので運転には十分に注意して動きたいと思います。


今日は、時間もあったのでルームメイトの選手の自転車(普通のママチャリ)を借りて、ルッカの街をブラブラしてきました。
昨年まで居たサンバロントは、小さな山の頂上の村…
自転車で街まで出かけようとしても山を降りる事になり、帰り道は選手が練習で使うような坂道を上る事になります…
私には、厳しすぎました。
(というより、最初から自転車での移動は考えません)
しかし、今年のアパートからは坂もなく気持よく街まで出れる。
これ、最高。
レースのない時間の出来た時には、気晴らしも十分できそう。

ここルッカには、チッポリーニ氏の家もあります。
先日、チームのトレーニングコーチと宮澤選手含め数人の選手とレストランに行ったら、ふらっと彼が現れました。
髪もオールバックにせず、リラックスした感じでしたが、やっぱりカッコイイ。


TeamSaxoBankの仕事の指示は、全てメールで行われます。
ヨーロッパ中に選手、スタッフが散らばっていますので・・・
チームからのインフォメーションを保管、管理するためにプリンターを購入しました。
最低限の機能のやつ…
安いからどうせインクなんかは入ってないだろうと思って、買っておいたら、しっかり入っていました。(まぁ、インクは消耗品ですから無駄にはなりませんが…)
が、パソコンと繋ぐUSBケーブルが入ってないでやんの…
(欠品かな?と思いましたが…説明書にも、しっかり同封されていないと書いてありました)
結局、もう一回お店まで行くことになりました…

あぁ、坂じゃなくて良かった… 


2012/02/02

白いLucca

アルゼンチンのレースを終えて・・・イタリアに着いて、寒い寒いと思っていたら、夕方には雪が降り始めた昨日でした。
で、今日の朝といっても昼前まで寝てましたが…
雪が綺麗に積もっていました。
たった数日でのこの状況の違い・・・
(外は一面の雪化粧なのに、私の腕の皮がポロポロ剥け始めてる・・・)

新しい環境となりますが、今年の拠点もトスカーナ…
スーパーに行っても、近所の人の話聞いても…
トスカーナ弁オンパレード。

まぁ、面白いですね。

ありがちなトラブルで、暖房が効かない…なんて事がありますが、ここは上に大家さんがいるので安心。
可愛い元気なおばあちゃんです。






レースプログラムに変更があり、ティレーノの前に行われるストラーダビアンケに、我々のチームは出ない様子・・・
貴重なイタリアのレースが少なくなってしまった。


ゴールは、美しい街シエーナなんですよね。





残念。