2011/07/30

出発

チームのスタッフ達とオーストリア以来約3週間ぶりに会い、現場に戻ったのを実感してます。
皆から、しっかり休めたか?日本で生魚食ったか?いろいろ聞かれます。
選手達は2日に現地入りの予定。

まずは、スペインにフェリーで渡りそこからは陸送三昧になります。

さぁラストスパート。
頑張るべ。

さっそく



予定では、簡単に着くはずのトスカーナの拠点が今回の移動では、かなり遠く感じました。

ヨーロッパ中がヴァカンスシーズンだからなでしょうか?
特急の席は、全て満席。
取れたのは、急行のチケット。
時間は、倍かかる。
駅に着いてからのバスで1時間も待たされましたが、


夕方に何とか、ここサンバロントに到着し、チームオフィスへ帰国の報告をしてきました。

そこには、イタリアの友達「オギ」も居るのであります。

チームスタッフとオフィスで話を終えて出たら、来た時にはなかったボールを咥えて私を待ってるではありませんか・・・
すごいアピール。



明日からポルトガルに向かいます。

レースは、4日からですが我々スタッフは車両を運ぶ必要があるのと、2000キロ以上の距離ですからね。
早めに出発です。


ミラノ駅が綺麗になっています。
空港って独特な雰囲気あるけど・・・
駅もまた違った空気があるんだよなぁ。











ここ最近のトスカーナも日本と同様に涼しかったらしい・・・
確かに自然の持っている色が弱い気がする。
「もう夏は終わってる・・・」って事は、ナイでしょうが
ポルトガルは暑いらしい。

働くぞ!!
アルバイテン!!

2011/07/28

シーズン途中でありながら、チームから休養の許可をもらい、オーストリアの後のこの数週間は、完全なプライベートの時間を過ごしました。
今まで、仕事中心のイタリアでの活動でしたが、こうした時間を過すのは、4シーズン目にして初めての事です。


現地に着いたら一気にギアチェンジして仕事してきます。

時間が経つのは早く、シーズンはあと三ヶ月。

胸張って帰れる様に頑張る。

2011/07/17

イタリアを回る

チーム側からのレースプログラムでは、当初、国内選手権の時期に帰国し、7月中旬までに戻れば良いということになっていましたが、いろいろと変更があり・・・イタリアに残りレースを行いました。
先日のオーストリアのレースを終えて、今月のプログラムは終了です。

そして・・・
この数日間は完全プライベートでイタリアを回っていました。
今年で4シーズン目を迎える私の活動で、チーム側からこうした休みをもらうことは初めてでした。

一緒に回った仲間達と完璧なツーリスト。
仕事でいろいろ回っていましたが、まだまだ気づいていない景色ってあったんだなぁ~。

私の次のレースは・・・
Volta a Portugal em Bicicleta 2011 (2.1)となります。ポルトガル遠征です。

時間がまだあるので・・・
一時帰国します。

2011/07/10

最終ステージ

オーストリア明日、最終ステージです。
綺麗な山に囲まれた前半戦から、ウィーン近郊の街に滞在していますが、都会・・・
世界的な大都市と同じです。
レースで何度か来たことはオーストリアに来たことがありましたが、さすがに1週間転戦すると、いろんな景色に出会えました。
天候に恵まれ、綺麗な空と緑の強くなった山々は絶景です。
冬は雪に囲まれるので、ウィンタースポーツのメッカになるのがよくわかります。

今回は、スポンサーの関係で大学を卒業したばかりの女の子が同行しています。
彼女は、語学の専攻でイタリア語を母国語としながらも、ドイツ語、英語、オランダ語、フランス語、スペイン語、スロベニア語、中国語を使いこなします。
大学院に行って、通訳の仕事に就きたいそうですが・・・
やはり、語学を学ぶテクニックを持っていて、日本語もこの一週間だけで、少し話せるようになってしまいました。
私のイタリア一年目の時のイタリア語と同じレベルで日本語を使いこなします。
参った・・・
シーズンオフは、きっちりと勉強しなくては・・・・・・
彼女に、日本の礼儀について(言葉使いや挨拶など)話をしたら、急にまわりの皆が、「オゥ!マサ!」と呼んでいたのが、「マサさん!!」と呼び方が変わりました。(彼女が説明したのでしょう)
こっちは、敬語を使う習慣がないので、年下だろうが年上だろうが、お互い呼びつけてます。
(キチンとした所では、きっとちゃんとしたイタリア語が存在するのでしょうが、我々トスカーナのチームは・・・・・ちょっと事情が違うんです・・・はい)
ちょっと、違和感ありますが、笑っちゃいます。


レースの方は、スプリンターのグアルディーニを山岳ステージでタイムオーバーにならないように、総合成績に関わっていいない選手達総動員で彼をアリーボまで運ぶ毎日でした。
明日は、ウィーンの中心街を走る平坦ステージ。
何とか勝利を挙げたいと皆思っています。

レース後は、オーストリアの端っこからトスカーナへの移動です!!

2011/07/03

Tour of Austria

オーストリアに来ています。
山に囲まれた景色のいい所。
山には、まだ雪が残ってたりして・・・
風が吹くと、クーラーを強風にしたような冷え込み感があります。
風が止み、陽に当たるとポカポカ陽気。
スキーリゾート地のホテルですが、各チーム近くに泊まっていて、夕食は全チームが一緒の場所です。
ということで、いつものようにパスタが足りなくなったり、肉が待っても出てこなかったりで、行列が出来ております。
各チーム、知り合いのスタッフがいるので挨拶も交わせます。
明日からのレースですが、ボトルを冷やしすぎないようにしないといけないか??判断が難しい。
雨が降ったら一気に冷え込みそう・・・
10日までレースが続きます。
今回は、グラルディーニを中心とした構成。
スプリントのステージで勝利を挙げたいとチームで考えております。
この時期になって、上着を着て外を歩くとは、思ってもいませんでした。
シチリア島で日焼けした肌もすっかり落ち着きます。
仲間から「マサ!今回のレースは涼しいから、汗かかなくて済むべぇ~」と言われております。