2014/08/27

暑さの中でのレース

さすが南スペイン、アンダルシア地方は暑い日が続いています。
昨日は38度、今日は40度近くまで気温が上昇しボトルの消費量もかなりのものです。
スペインでは氷を手に入れるのは簡単で、ほとんどのガソリンスタンドで購入が可能です。
ホテルで朝、まずいっぱいの氷をクーラーボックスにつめ、スタート地点に着いてからまた氷を追加します。
補給地点でも、サケットを渡した後には、チームカーに補充のボトルを30本ほどとまた氷を追加で渡しています。
スポーツドリンクも必要となりますが、頭から水をかぶったり腕や脚にも水をかけて体温の上昇を防ぐために使うケースも多いためにこの様なボトルの消費となります。
今回のブエルタでの準備で特に気にかけたのがボトルの在庫をキープする事…
スペインはチーム拠点のルクセンブルクからかなり離れた場所となるため、拠点に取りに帰るわけにもいきません。
北スペインのバスク地方に住むスタッフの家には約500本の追加用としてのボトルはすでに先日のクラシカ・サンセバスチャンの時に運んであります。
バスクに近いステージで、追加する予定となっています。
準備したのは合計3300本。
スペインではファンがボトルを欲しがって毎日要求されますが、残念ながらあげるわけにはいきません…
在庫を常に考えなければなりませんのでね。

故障明けのエースを抱える我々としては、雨が降っての体調を崩すよりまだこうして対応できる暑さはましです。
しかしながら、暑い…
補給地点では、全チームのマッサーは、Tシャツを脱いで上半身裸で補給の準備してます。
レースはまだまだ続きますが、仲間と様々な状況に対応出来る様に連携して働きたいと思います。

明日も当然、氷の準備は欠かせません。

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