2014/06/06

ジロ終了 そしてシーズン前半最終戦へ

ジロがおわり、いつもの様に完全休養をベットにて過ごしました。
先日、ジロでMassageを担当していたEvgeny Petrov選手から、「Masa! マッサージは何時から?」と携帯にメッセージが届きました。
彼は、私がレース後には完全休養を取ることを知っているので、冗談でのメッセージです。
一瞬、「あれ?マッサージの約束していたっけ??」と驚きましたがね。

ジロに入る前のトレーニングキャンプからほとんどこのグループで過ごしてきました。
約2ヶ月毎日同じメンバー…
若手とベテランがうまく交ざり面白いメンバーでした。

マイカの総合6位とマイケル・ロジャースの2ステージ勝利。
チームオーナーのオレッグ・ティンコフ氏も満足の結果となりました。
彼は、ほとんどのステージを短縮はしていますが、バイクで走りました。
あの雪の吹き荒れていた、ステルビオ峠にも登ってきたのです。


今年もジロの期間中は天気が不安定…
朝の天気は信用ならず、特に山頂ゴールのステージでは、完全な被害妄想から「どうせ雨が降るんでしょ~」と温かい紅茶の準備をしていました。
使わければ、お湯を捨てるだけ…
準備していなければ…ゴール後…カオス。
まぁこのジロは山頂ゴールの多いこと。

このジロでの仕事分担で私がボトル関連を担当していたのあり、他のスタッフ以上に天気に敏感になっていました。
毎朝、氷の準備とお湯の準備をしながら頭がこんがらがっていた次第です…
この数日間で、見た夢の中で何度も「あっ次のホテルの住所をカーナビに入れるの忘れた…」で起きた事に自分でもあ~疲れてんのね。と実感するのであります。

次のレースはCritérium du Dauphiné 。
チームにとってはツール・ド・フランスに向けた重要なレースとなります。

レースを終えたら、日本へ一旦帰国します。
前半戦最後のレース、しっかり仲間と連携して働きたいと思います。


2014/05/24

第13ステージ終了

今日のステージも補給地点では、ジリジリと太陽の強さを感じるほどの暑さでしたが、補給を終えると雲行きがまたもや怪しくなり始め案の定、雨にやられました。
Goal地点では降られませんでしたが、ラスト30kmは超不安定の天気。
無事にゴールしてくれましたが、明日からは山岳ステージに突入していきます。
HOTEL周りの担当のはずが、結局最後までレース担当となりました。

明日は122キロ地点のGPMでBottle渡しを担当です。

1000m 以上の山岳の場合は、完全に被害妄想的に温かい紅茶を用意する事にしてます。
紅茶を作らなくていいようにお願いしたいもんです。
厳しい戦いが始まります!

2014/05/23

個人タイムトライアル

今日のステージ、午前中にスタート地点に着き準備をしていました。
選手がウォーミングアップを始めると雲行きが怪しくなり始め‥…またもや雨‥…
我々はマイカが良いパフォーマンスを見せてくれました。

残念ながら、クリス・アンカーは昨日の落車で記憶が飛んだ時間があり、ドクターストップがかかりました。
出走しないと聞いたのがスタート地点に着いてから‥…
マッサージを担当していましたが、脚の状態も良く、体脂肪率は3.5%。
キャンプからずっと同じ時間を過ごしてきたので、彼のジロに対する準備も知っているだけにとても残念でなりません。
ホテルでは普通にしている限り問題なさそうですが、ドクターの判断です。
毎ステージ落車が発生し、まだジロは折り返しにきたばかりですが、まだナーバスな状態が続いています。

私の仕事は何とか流れができてきたので、順調ではありますがいろいろ予想、予定がつかないこともあるので気は抜けません。

2014/05/22

マイケル・ロジャースの勝利!

素晴らしい勝利!
とはいえ‥…実は私はラスト30キロのGPMでBottle渡しをしていたので、あの現場にはいませんでした。
ポディウムには、マイカも上がるのでチームに取って素晴らしい結果です。

チームオーナーのオレッグから、このジロでステージ勝利がなかったら、「マサ!カラキリな!」と言われてました。
腹切りです。
当然、冗談ですが、乾杯の時に「マサ!カラキリは解除!」と指令が出て‥…みんな大爆笑。
チームの雰囲気が一気に変わりました。
明日は個人タイムトライアル。
明後日のステージからはHOTEL先回り組を担当します。

2014/05/11

ジロ・ディ・イタリア

既にアイルランドにて今年のジロは始まっていますが、明日拠点を出発しイタリアに到着するチームを受け入れる準備に入ります。
チーム構成は、ベテランと若手がうまく混ざり面白い構成です。

初日のチームタイムトライアルでは、天候にも恵まれ、良いスタートを切りました。

マッサージャーは3人入れ替わりますが、チームの雰囲気を変えない様にうまく合流したいと思います。

アイルランドの第3ステージを終えた選手達は、もう一泊し月曜の昼にイタリアに到着します。
バイクは、オーガナイザーの用意したチャーター便で運ぶそうですが、メカニック達は大変でしょう。

アイルランドで使ったチームバス、カミオンはイタリアに運ぶ事なく次のレースに出発です。

明日、イタリアで使うチームバス、カミオンが先にHotelに到着し、明後日の受け入れ準備に入る流れです。

ロマンディを終えてゆっくりしましたが、月末までアクセル全開です!

良いジロ・ディ・イタリアにしたい!
天気は去年みたいな事になりません様に…

2014/05/04

明日は最終ステージ

今日のステージ‥…
雨は降りませんでしたが、冷たい風が吹付け体感温度はかなり低く感じました。
雨が降っていないのに、温かい紅茶が必要になる位です。
5月になったのに、ダウンジャケットを着用し、まるでシーズン初めの2月頃の感じです。
来週からジロ・デ・イタリアが始まりますが、このロマンディに帯同するスタッフは皆イタリアでの待機組です。
カミオンはレース後一旦チーム倉庫のあるルクセンブルクに帰り、その後南イタリアまで移動する事になってます。
積み込み荷物の再確認などを行なっていますが、ジロが始まる実感が何だか、まだありません。
レースの現場でピンクに染まった雰囲気を味わえば実感が湧くのでしょう。

明日は最終ステージの個人タイムトライアル。
総合成績は残念ながら絡んでいませんが、ジロのチームタイムトライアルに向けてしっかりと集中して走ってもらいたいと思います。
明日はアリーボ待機です。

2014/05/01

ツール・ド・ロマンディ第1ステージ終了

第1山岳を含むステージでしたが、山頂には雪が降っているとの事で、レースは前半をキャンセルとなり補給地点がスタート。
残り90kmでのレースとなりました。

レース前の情報では、各チーム3台ずつで連隊し、車両専用の鉄道にのるとの事でしたか、悪天候は山頂のみという事で走るはずだったコースをチームカーで移動する事になりました。
途中までいい天気で、今日走れたじゃん!なんて車の中で選手達と話してましたが‥…
標高が上がるにつれ‥…
景色が真っ白になり始め、先週のエトナ山での悪天候と同じ状況。
前は見えず、雪は横から吹き、しかも道路工事が多い‥…
とても危険な状況でした。

まぁ昨日の深夜からまた朝にも仕事のプログラムが二転三転し、頭が痛くなりました。

明日は普通に第2ステージが行われます。
スタート地点がホテルから近いので朝はゆっくり準備ができるのが有り難く感じてます。

2014/04/28

いよいよレース

シチリア島でのキャンプを終えて1週間。
キャンプ中も激務に追われていたわけではありませんが、3年目となるLuccaのアパートで休養をしっかりと取りました。
土曜日には気分転換でフィレンツェまで…
何度行っても、フィレンツェのドォーモは美しいです。

チームはアルデンヌクラシックを終えましたが、明後日からはスイスで行われるTour de Romandie。
シチリア島でのキャンプを行った選手達が中心の構成となります。
ニコラス・ロッシュ、ラファエル・マイカを中心にエフジェニー・ペトロフ、ジェイ・マッカートニー、クリス・ユーリエンセン、オリバー・ザウグ、パウェル・ポヤンスキー、エドワルド・ベルトランの構成です。

例年、この時期はツアー・オブ・ターキー(トルコ一周レース)に帯同していましたが、今回はチーム自体が出場しませんので、ロマンディは初めての担当となります。

既にチームは、ジロ・デ・イタリアの準備にも当然入っています。
今年はアイルランドがスタート地となるため、チームは完全に2つのグループに別れます。
アイルランドからは約3,000キロ。
日程を考えても、車輌関係を運ぶのは無理があります。
(単なる移動ではなく、着いてから仕事がたくさんあるわけですから)
と言う事で、アイルランドの3ステージのみを担当するスタッフ、チームバス、トラック組。
そして、第4ステージからのイタリア待機組と別れます。
私は、ロマンディ直後にアイルランドに行くのは、スケジュール的にタイトすぎる為イタリア待機組となります。

カタルーニャから1ヶ月レースの現場にいませんでしたので、しっかり目を開いて動きたいと思います。


2014/04/20

トレーニングキャンプ終了

エトナ山での長期キャンプも終了し、明日は移動日となります。
カタルーニャからほとんど休みなく外回り‥…
Luccaのアパートに帰ったら、数日間は冬眠生活確定です。

ジロ・デ・イタリアに向けた高地トレーニングキャンプ。
約2000メートルのHOTELに滞在しましたので、通常よりも身体にかかるストレスも多くなります。
ベテラン選手達が若い選手に飛ばし過ぎない様にアドバイスしてるのを見ました。
2日働いて(トレーニング)、1日休息日のローテーション。
マッサーは二人いましたが、選手は10人。
1日5人の選手がマッサージを受け、次の日は他の5人とローテーションしました。

レース時と違い、ホテル移動もありませんので、マッサージに集中する事ができ、私自身いろいろ今までのアプローチに少し変化を加えたりしながら、勉強になる事もありました。

終わりのない事ですが、マッサーとしてもっとスキルアップしたいとこのキャンプでより感じた次第です。

明日は早朝に出発する選手を空港に送り、その後トスカーナに出発です。

アムステル・ゴールドレースを気にしながら安全運転で北に向かいます。

2014/04/09

シチリア島 キャンプ

シチリア島でのキャンプも流れが出来てきたのでリラックスして仕事をしています。
約3週間のキャンプ。
朝に全ての準備を済ませ、選手を送り出したら我々はトレーニングから帰るまでリラックス。
マッサージに関しても、時間に追われる事なくできるのでしっかり出来ています。

このグループは、ロマンディ、ジロと続くので付き合いが長くなります。
ジロの最中には、お互いにお前の顔見るのは飽きた…
となるでしょう。