2008/06/24

お世話係り

今回の遠征は、大量のパスタも必要となるレースでした。
セルビアの食事事情も影響してますが…
やはり、イタリア人にとってパスタは重要です。
グツグツお湯が沸いてから、必ずパスタをぶち込むように!!と何度も皆に言われましたが、ホテルによってはキッチンに立ち入る事も許されない…
よく考えれば、当たり前ですよね。
衛生的にも(綺麗じゃなくても入れてくれないホテルも多かった…)

で、セルビア語は当然分からんし、英語を話せるスタッフを探しても、OK!OK!のみ…
イタリア人マッサーもイタリア語が通じずに、右往左往…
みんなドタバタ。

この写真のホテルは、キッチンも綺麗…
で、スタッフに協力的なコックさん達でしたから、こんな写真撮ってる余裕もありました。
他のホテルでは、直に火が出るものでなく、熱い鉄板のようなものに鍋を置くため、これまたお湯が沸くのがおっせー。
しかも、あるホテルでは、お湯を切って大皿に移してもらおうと思ったら、そばを作るように一旦水でしめようと蛇口を捻ったコックさんもいたのです。NO!NO!NO!と止めましたが…

パスタは、国によって作り方も考え方も違いますね。
こちらでは、冷たいしかもフニャフニャのパスタを出してるんです。
実際、お米もこちらでは炊くというより煮る様なものですしね…

で、選手がパスタを食べる予定の時間になってもまだお湯すら沸いていない様な状況があったりで、朝っぱらからイライラストレスが溜まりまっくったりしたわけです。
他のチームのマッサーとも、補給地点でなく、このキッチンでよく顔を合わせるようになりました。
明日、お前のチームは何時にパスタ?とか…
違うチームとはいえ、仕事柄は仲間ですから、いろいろ顔も名前も覚えてもらいました。

今回は食事のお話…
こんな感じです。

お世話係りですね。
ベルギーでのマッサー時代、確か「マッサージャー」とか言わずに、ソワニュール(発音は良く分かりませんが…)と呼ばれていました。
これって、「お世話をする」「世話人」とか言う意味らしいです。
確か…10年前の事ですからねぇ。
また、勘違いでしたら失礼。
まぁ、呼び名はどうでも良い話ですが…

で、肝心のマッサージは??
今回のレースは非常にきつかったようで、強めの刺激を求める選手が多く、普段のオイルやクリームを使ったマッサージよりも指圧やあん摩のテクニックを多用しました。
もうちょっと、時間に余裕を持ってマッサージもしたいのですが、これまた時間に追われる毎日でしたからね。

今日は、レースの後片付け…
大量のタオルの洗濯、ボトル洗い…
天気も良かったので、気持ちよく乾いてくれました。
良い天気ですよ。
日陰に行けば、ひんやり涼しいし、太陽光線は刺激的ですよ。

ツールドセルビア第6ステージのアリーボにて…ダンス

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