2009/10/16

帰国を前にして、イタリアでの活動に思う事…

このシーズンは、細かい事は、ここで書けない事がありますが、チーム活動が6月で休止していしまうという、有り得ない事が起きてしまいました。
実際、起きたんだから有り得ないという事ではなく、有り得る話になっちゃいますけど…
「この夏は、忘れられない夏…」すんごいネガティブな意味です…
暑い日に考え事をするもんじゃ~ありません。
実際、頭が溶けそうになる位、いろいろ考えましたから…


何とか気持ちを切り替えて、来季に向けての活動を目指し、イタリアでの生活をリセットしました。
3人で住んでいた家から一人で住む家に引越し、チケットを自分で用意…
しかしながら、簡単にはチームなんて見つかるはずもありません。
イタリアの自転車界、私の事なんて知らない人の方が多いのですから…
実際、「2008年からマッサーとして活動していた…」と話しても、「お前レースの現場で見た事無い…」と言われもしましたから…
せめて、今年一年シーズン最後までレース活動が続いていれば、良かったのですが・・・
 しかし、数少ないマッサー仲間のご配慮でレースの現場に引き戻していただけた事により(ミラノ近郊で行われる3連戦のレースに日雇いマッサーとして呼んで頂き)少し希望が繋がりました。
そこから、アマチュアのレース、パラサイクル世界選手権、そしてスイスの世界選ロードと・・・
正直言って、いろいろ悩んでイタリアに戻らなかったら、この続きは無かったでしょう。
厳しい現実として… 実際、ヨーロッパから日本に居る自転車レースの経験の無いマッサーに日本人の紹介無く、直接スカウトがかかることは、まず有り得ませんでしょう。
有り得たら、よっぽど優秀な方でしょう…(スミマセン私は脱帽致します…)
つまり、自分からチャレンジしていかない限り、実現できない事であります。
特に異国人ですから…
しかもイタリアだけをとっても優秀なマッサーは存在しています。
彼らには、多くのチームからオファーが届くそうです。
その中から自分の働く環境を見極めて、チームを選ぶそうです。
あくまでも単純ですよね。
(中野マッサーもその一人…)流石です。
実際の社会でもそうだと思います。
私はまだまだ…
しかし、こんな私を使ってみようと思ってくれるチームには、貢献しないといけませんし、しっかり働いて、評価されるマッサーになりたいと強く思っています。
だって、「これで飯食ってる!」と胸張りたいですから…
まだまだ…チャレンジは続きます。
乞うご期待っつう事で・・・


先日、39歳になっちゃいました。
青春真っ盛りです。
一人勘違い野郎ですが、自分の人生、これでもいろいろ考えてます。
あと5日で日本に帰ります。 
某チームでジャパンカップに同行させていただきます。

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