2008/08/22

本物のプロって…

今回の中野マッサーにお世話になった3レース…
非常に密度の濃い時間をすごす事ができました。
とても規模の大きいチームですから、当然スタッフの数も多いです…
ただ、人が多ければ仕事が楽か?違いますよね。
その分、連携ができてコミュニケーションがしっかりとしていなければ、逆にメチャクチャになる…

まず、驚いたのが、各スタッフの仕事の把握度合い…
それぞれのマッサーが、お互いの仕事を理解、把握しているから、仕事がスムーズに回るのです。
これは、決して頭数の多さでなっているわけではありません。
そして、しごとの内容は、いたってシンプルになっています。
しかし、その仕事をシンプルにする為には、小さな事がいろいろ事前に行われているのです。
これは、うまく伝えられないなぁ~。

チームの規模が違いますから、単純な仕事の内容の違いはあります。
ただし、自分イメージ以上に当たり前かもしれませんが、「マッサージ」の時間を大切にしていますね。
何故か?
答えは単純…
マッサーだから。
自分の武器、長所を活かし、評価してもらい、チームに貢献する!
簡単なようで、かなりレベルの高いというか、求められる結果が高いところでの仕事ですから大変です。
彼とは、マッサージについて毎日遅くなるまで、いろいろ情報交換しました。
どうしたらもっと、いいものが提供できるか?常に考えているそうです。
話せばすぐに分かります。
部屋の電気を消して、寝ようとしてもまだまだ語り合ってしまった…
実は、ヨーロッパのマッサーには、他の仕事が多いのを理由(車の運転やボトル、補食の作成など)にマッサージは二の次と考え、マッサージのレベルが低い人も居るのが事実…実際、マッサージをしないマッサー(こいつをマッサーと呼べるのか?)もいるんですよ。
チームの方針、チーム内での常識、いろいろあるでしょうからこの話は実は非常に難しいのですがねぇ。でもね。それはまずいですよね。

ただ、やはりプロに対して仕事をするのであれば、こちらもプロとして接していかなければならないのでしょうか?

それは、普段接している選手達、そして同僚、関係者が判断するのでしょう。
厳しいですが、当たり前ですよね。
どの社会もそのはず。

彼と一緒に働いて一番感じたこと… 「プロ意識」(仕事の内容についても、評価についても)

自分の首を絞める覚悟で言いますが、アマチュアレベルでやってちゃやっぱダメだな。

今回の3日間は、非常に稀なケースです。
まず、同じレースにNIPPO が出ているのにも関わらず、リクイガスにお世話になる事。
そして、偶然にも中野マッサーがイタリアでのレースがスケジュールにあった事。
チーム雰囲気が、少し受け入れても大丈夫な状態だった事など…いろいろ。
ホントに最初で最後のチャンスでした。


今回の3レースではいろいろな方にお世話になりました。
しっかりとした仕事で、お世話になった方々にお返しできればと思いました。

さて、今日はすでにNIPPOに合流しています。
が、リクイガスと偶然にも同じホテル…
また、うちのチームのスタッフから「お前どっちのチームなんだ」と当然おちょくられました。

このレースの後は、ジュニアの日本代表のスイス遠征にサポートスタッフとして同行します。
忙しくなっていきました。
がんばんべぇ~。

う~ん!健康的な疲労は気持ち良いいなぁ~。

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