2011/06/01

しゃべる!!

ネタが新鮮なうちに書いておこうと思います。

今回のジロには、ジョルナータ(短期間契約)のマッサーとして、アンドレア・ノエ選手の弟であるパオロが我々に加わりました。
何度かブログにも書いていますが、彼もジロは14回目・・・
経験を持ったマッサーで、どのチームでもバリバリ働けるレベルのマッサーです。
ミラネーゼ・・・
我々のチームは、トスカーナ・・・
スタッフのほとんどが、トスカーナ野郎ども・・・(いい意味ですよ)
しかし、このミラネーゼ対トスカーナ人達のバトルが面白かった。
仕事に対する考え方、進め方に相違点が出るとすぐにバトル開始・・・
最終的には、「どっちが税金多く払ってんだ!!当然ミラノだべぇ~」ってな感じで、論点が変わってきますからね。

でも最終的に、いろいろ言い争っても、お互い根に持つ感じじゃないのですっきりしてるんです。

5人のマッサーでこのジロ・デ・イタリアを戦いましたが、いろいろお互い文句(「あぁ~俺の方が大変だぁ~」とか「マサはいつもより楽してるぅ~」とか)を言いながらも大きく崩れることなくそれぞれ仕事をこなしたと思います。
うまく仕事を運ぶために感じたことは、理解、協力、連携です。
それぞれ同じような意味を持つのではありますが・・・
お互いの仕事を理解して、内容を把握し、手が空けばすぐに手を貸す・・・こうしていけば、連携はうまくいくはず。
うまくいかないときには、何かが欠けている。
ずるがしこい考えを持つ持つ者がいれば、簡単に崩れますよね。

実は、今回のジロの第1週目・・・
皆のテンションが高く、ベラベラ喋りまくっているのを横目にしながら、最初から飛ばしてはいけないとおとなしくテーブルや普段からしていたら、イタリア語が急に下手になった気がしました。
「マサ!!元気ないけど、大丈夫か??オイオイ・・・・」と言われたりもしました。
仕事には大きく影響せずに、だんだん感覚を取り戻しましたが・・・
3週間も一緒に居ると実は、何気ない普段のふざけた会話が結構重要だったりして・・・
要は、ストレス解消や愚痴をこぼすという事。
我々のチームのスタッフは、みな明るく、どちらかというとフザケるのが好きなタイプ(トスカーナ野郎どもだからかな??)
私はこの雰囲気に助けられたのかもしれません。

仕事に使う言葉が一番大切ですが、よりコミュニケーションを図るならそれ以外の話もできないとね・・・
あ~ぁ、やっぱり大変。


0 件のコメント: