2014/04/28

いよいよレース

シチリア島でのキャンプを終えて1週間。
キャンプ中も激務に追われていたわけではありませんが、3年目となるLuccaのアパートで休養をしっかりと取りました。
土曜日には気分転換でフィレンツェまで…
何度行っても、フィレンツェのドォーモは美しいです。

チームはアルデンヌクラシックを終えましたが、明後日からはスイスで行われるTour de Romandie。
シチリア島でのキャンプを行った選手達が中心の構成となります。
ニコラス・ロッシュ、ラファエル・マイカを中心にエフジェニー・ペトロフ、ジェイ・マッカートニー、クリス・ユーリエンセン、オリバー・ザウグ、パウェル・ポヤンスキー、エドワルド・ベルトランの構成です。

例年、この時期はツアー・オブ・ターキー(トルコ一周レース)に帯同していましたが、今回はチーム自体が出場しませんので、ロマンディは初めての担当となります。

既にチームは、ジロ・デ・イタリアの準備にも当然入っています。
今年はアイルランドがスタート地となるため、チームは完全に2つのグループに別れます。
アイルランドからは約3,000キロ。
日程を考えても、車輌関係を運ぶのは無理があります。
(単なる移動ではなく、着いてから仕事がたくさんあるわけですから)
と言う事で、アイルランドの3ステージのみを担当するスタッフ、チームバス、トラック組。
そして、第4ステージからのイタリア待機組と別れます。
私は、ロマンディ直後にアイルランドに行くのは、スケジュール的にタイトすぎる為イタリア待機組となります。

カタルーニャから1ヶ月レースの現場にいませんでしたので、しっかり目を開いて動きたいと思います。


2014/04/20

トレーニングキャンプ終了

エトナ山での長期キャンプも終了し、明日は移動日となります。
カタルーニャからほとんど休みなく外回り‥…
Luccaのアパートに帰ったら、数日間は冬眠生活確定です。

ジロ・デ・イタリアに向けた高地トレーニングキャンプ。
約2000メートルのHOTELに滞在しましたので、通常よりも身体にかかるストレスも多くなります。
ベテラン選手達が若い選手に飛ばし過ぎない様にアドバイスしてるのを見ました。
2日働いて(トレーニング)、1日休息日のローテーション。
マッサーは二人いましたが、選手は10人。
1日5人の選手がマッサージを受け、次の日は他の5人とローテーションしました。

レース時と違い、ホテル移動もありませんので、マッサージに集中する事ができ、私自身いろいろ今までのアプローチに少し変化を加えたりしながら、勉強になる事もありました。

終わりのない事ですが、マッサーとしてもっとスキルアップしたいとこのキャンプでより感じた次第です。

明日は早朝に出発する選手を空港に送り、その後トスカーナに出発です。

アムステル・ゴールドレースを気にしながら安全運転で北に向かいます。

2014/04/09

シチリア島 キャンプ

シチリア島でのキャンプも流れが出来てきたのでリラックスして仕事をしています。
約3週間のキャンプ。
朝に全ての準備を済ませ、選手を送り出したら我々はトレーニングから帰るまでリラックス。
マッサージに関しても、時間に追われる事なくできるのでしっかり出来ています。

このグループは、ロマンディ、ジロと続くので付き合いが長くなります。
ジロの最中には、お互いにお前の顔見るのは飽きた…
となるでしょう。