シーズン終盤は遠征の連続でイタリアのアパートに帰る事も少なく、自分は完全にノマドライフマッサーと痛感しています。
来期に向けてのチーム編成で新たな選手、スタッフが加わり、名前は変わらずも今までのチームとは全く違ったチームになります。
新しい仲間達との連携を深める為のキャンプ‥…
場所は、タンザニアのキリマンジャロ登山‥…
大丈夫か?俺‥…
デンマーク後、無事にルクセンブルクのチーム拠点に到着し、チームトラックの積み込みも終えて、イタリアのアパートに帰ってました。
レースプログラムとにらめっこして‥…
どうやら、このアパートに戻るのは2日しかない‥…
という事で、荷物の整理に追われました。
捨てるべき物、とっておくべき物の判断で頭が疲れ果て‥…
ブエルタへ向けての準備も同時進行で、進めてしまい‥…
頭が痛くなるくらいです。
シーズン後半戦のアパート滞在のために買ってきた白米も残っちゃいました。
スペインは食事も美味しいので全く心配ありませんが、出発前最後の夕食は、イタリア料理でなく、カレーライスに決定です。
部屋を整理してたら、賞味期限が2010年の蕎麦が出てきました‥…
ツールも終わり、無事にイタリアのアパートで数日間、いつもの様に冬眠生活を行い、エネルギー充電完了です。
シーズン終盤に向けてのレースプログラムがチームより送られてきました。
ツール・ド・デンマーク
ブエルタ・エスパーニャ
世界選手権チームタイムトライアル
ミラノートリノ
ロンバルディア
ツール・ド・北京
ブエルタからの連続プログラムと見ると…
世界選手権で日本代表のお手伝いをするとなると…
ほとんどイタリアのアパートに帰る暇がないと気づくのです。
ということで、昨日からアパート片付けを始めました。
まだ8月なのに10月の準備をしているというか、シーズン終了の準備です。
数年使わなかったものは、思い切って処分しないと単に荷物が増えていくだけ…
最終後片付けは、ブエルタ出発前に行いますが、ロンバルディアを終えたらすぐに中国に出発でしょうから、ホントに時間はないのです。
明日からデンマークへ向けて出発ですが、まずはチームの拠点であるルクセンブルグまで1,000キロ移動して、準備を行いそこからまた1,000キロ移動でレースに入ります。
安全運転で移動します。
今日のステージも補給地点では、ジリジリと太陽の強さを感じるほどの暑さでしたが、補給を終えると雲行きがまたもや怪しくなり始め案の定、雨にやられました。
Goal地点では降られませんでしたが、ラスト30kmは超不安定の天気。
無事にゴールしてくれましたが、明日からは山岳ステージに突入していきます。
HOTEL周りの担当のはずが、結局最後までレース担当となりました。
明日は122キロ地点のGPMでBottle渡しを担当です。
1000m 以上の山岳の場合は、完全に被害妄想的に温かい紅茶を用意する事にしてます。
紅茶を作らなくていいようにお願いしたいもんです。
厳しい戦いが始まります!
今日のステージ、午前中にスタート地点に着き準備をしていました。
選手がウォーミングアップを始めると雲行きが怪しくなり始め‥…またもや雨‥…
我々はマイカが良いパフォーマンスを見せてくれました。
残念ながら、クリス・アンカーは昨日の落車で記憶が飛んだ時間があり、ドクターストップがかかりました。
出走しないと聞いたのがスタート地点に着いてから‥…
マッサージを担当していましたが、脚の状態も良く、体脂肪率は3.5%。
キャンプからずっと同じ時間を過ごしてきたので、彼のジロに対する準備も知っているだけにとても残念でなりません。
ホテルでは普通にしている限り問題なさそうですが、ドクターの判断です。
毎ステージ落車が発生し、まだジロは折り返しにきたばかりですが、まだナーバスな状態が続いています。
私の仕事は何とか流れができてきたので、順調ではありますがいろいろ予想、予定がつかないこともあるので気は抜けません。
素晴らしい勝利!
とはいえ‥…実は私はラスト30キロのGPMでBottle渡しをしていたので、あの現場にはいませんでした。
ポディウムには、マイカも上がるのでチームに取って素晴らしい結果です。
チームオーナーのオレッグから、このジロでステージ勝利がなかったら、「マサ!カラキリな!」と言われてました。
腹切りです。
当然、冗談ですが、乾杯の時に「マサ!カラキリは解除!」と指令が出て‥…みんな大爆笑。
チームの雰囲気が一気に変わりました。
明日は個人タイムトライアル。
明後日のステージからはHOTEL先回り組を担当します。
既にアイルランドにて今年のジロは始まっていますが、明日拠点を出発しイタリアに到着するチームを受け入れる準備に入ります。
チーム構成は、ベテランと若手がうまく混ざり面白い構成です。
初日のチームタイムトライアルでは、天候にも恵まれ、良いスタートを切りました。
マッサージャーは3人入れ替わりますが、チームの雰囲気を変えない様にうまく合流したいと思います。
アイルランドの第3ステージを終えた選手達は、もう一泊し月曜の昼にイタリアに到着します。
バイクは、オーガナイザーの用意したチャーター便で運ぶそうですが、メカニック達は大変でしょう。
アイルランドで使ったチームバス、カミオンはイタリアに運ぶ事なく次のレースに出発です。
明日、イタリアで使うチームバス、カミオンが先にHotelに到着し、明後日の受け入れ準備に入る流れです。
ロマンディを終えてゆっくりしましたが、月末までアクセル全開です!
良いジロ・ディ・イタリアにしたい!
天気は去年みたいな事になりません様に…
今日のステージ‥…
雨は降りませんでしたが、冷たい風が吹付け体感温度はかなり低く感じました。
雨が降っていないのに、温かい紅茶が必要になる位です。
5月になったのに、ダウンジャケットを着用し、まるでシーズン初めの2月頃の感じです。
来週からジロ・デ・イタリアが始まりますが、このロマンディに帯同するスタッフは皆イタリアでの待機組です。
カミオンはレース後一旦チーム倉庫のあるルクセンブルクに帰り、その後南イタリアまで移動する事になってます。
積み込み荷物の再確認などを行なっていますが、ジロが始まる実感が何だか、まだありません。
レースの現場でピンクに染まった雰囲気を味わえば実感が湧くのでしょう。
明日は最終ステージの個人タイムトライアル。
総合成績は残念ながら絡んでいませんが、ジロのチームタイムトライアルに向けてしっかりと集中して走ってもらいたいと思います。
明日はアリーボ待機です。
第1山岳を含むステージでしたが、山頂には雪が降っているとの事で、レースは前半をキャンセルとなり補給地点がスタート。
残り90kmでのレースとなりました。
レース前の情報では、各チーム3台ずつで連隊し、車両専用の鉄道にのるとの事でしたか、悪天候は山頂のみという事で走るはずだったコースをチームカーで移動する事になりました。
途中までいい天気で、今日走れたじゃん!なんて車の中で選手達と話してましたが‥…
標高が上がるにつれ‥…
景色が真っ白になり始め、先週のエトナ山での悪天候と同じ状況。
前は見えず、雪は横から吹き、しかも道路工事が多い‥…
とても危険な状況でした。
まぁ昨日の深夜からまた朝にも仕事のプログラムが二転三転し、頭が痛くなりました。
明日は普通に第2ステージが行われます。
スタート地点がホテルから近いので朝はゆっくり準備ができるのが有り難く感じてます。
エトナ山での長期キャンプも終了し、明日は移動日となります。
カタルーニャからほとんど休みなく外回り‥…
Luccaのアパートに帰ったら、数日間は冬眠生活確定です。
ジロ・デ・イタリアに向けた高地トレーニングキャンプ。
約2000メートルのHOTELに滞在しましたので、通常よりも身体にかかるストレスも多くなります。
ベテラン選手達が若い選手に飛ばし過ぎない様にアドバイスしてるのを見ました。
2日働いて(トレーニング)、1日休息日のローテーション。
マッサーは二人いましたが、選手は10人。
1日5人の選手がマッサージを受け、次の日は他の5人とローテーションしました。
レース時と違い、ホテル移動もありませんので、マッサージに集中する事ができ、私自身いろいろ今までのアプローチに少し変化を加えたりしながら、勉強になる事もありました。
終わりのない事ですが、マッサーとしてもっとスキルアップしたいとこのキャンプでより感じた次第です。
明日は早朝に出発する選手を空港に送り、その後トスカーナに出発です。
アムステル・ゴールドレースを気にしながら安全運転で北に向かいます。
今回のランカウイは、ホテル先回り担当でしたが、幸いにもオーガナイザーの配慮が行き渡り、各チーム階がばらばらになることもなくチェックインは想像よりもスムーズでした。
とは言え‥…
各チーム、部屋の鍵をゲットし、スーツケースを部屋に運び込み、フードルームと呼ぶ軽い食事の出来るマッサーの部屋を準備、次のステージの為のボトル作り、部屋に冷蔵庫があればパニーニも作るし、様々な買い出し‥…
これらをやるためには、時間の無駄は省きたいのであります。
他のチームとはいえ、やってる仕事の内容は同じですから不思議な連携もできるのです。
最後の2ステージは連泊となるためホテル移動がなく、やっと落ち着きました。
シーズン3戦目でしたか、ハードな仕事と暑さで痩せました。
チームは直ちに出発せずに明日の夜に出発のため午前中に少しトレーニングに行きます。
まだ寒いであろうヨーロッパ。
私はチームと離れ、デンマークのチーム拠点に今シーズン使うチームのミニバンをピックアップの為に向かいます。
そこから2000キロ弱のイタリアまでのドライブです。
変則的なレーススケジュールでしたが、ヨーロッパに入ったら、カタルーニャ、トレーニングキャンプ、ロマンディ、ジロと一気に突っ走ります!
今シーズンの1.2月は、レースに行っては日本にまた帰るというプログラムでした。
例年ならばすでにヨーロッパに渡り、あちらで過ごしていましたが、レースの度に帰国するとなんだか精神的にスッキリしません。
オーストラリア、ドバイと毎ステージホテルの移動も無く、仕事始めとしてはとても快適でした。
明日の朝、マレーシアに出発します。
ツール・ド・ランカウイは、ほぼ毎ステージ、ホテルが変わりますので目を覚ましてしっかり動ける様にしたいと考えてます。
レース後は遂にヨーロッパに渡ります。
もうすでに2月も終わりが近くなりました。
ランカウイは3月のレース。
今シーズンは、スタートがゆっくりなだけに時間の経過も早く感じる事でしょう。
ブログ更新がかなり滞ってしまいましたが、充実した日々を報告できる様に過ごしてきます!
猛暑も落ち着きやっと心地良い真夏の気候となりました。始まります。
各チーム、ヨーロッパからの移動という事で、かなり早めにオーストラリアにはいってましたが、いよいよレースが始まります。
まずは明日の19時スタートのショートクリテリウム。
あさっての月曜はまた1日休んで、ダウンアンダーが火曜から始まります。
シーズン初戦。
怪我なく良いレースにしたいと思います。
真冬の日本から、真夏のオーストラリアへシーズン開幕戦に帯同してます。
想定の範囲を軽く超える猛暑。
まぁ今週は異常気象らしく、現地の人も暑い暑いの連発です。
各チーム、練習時刻を大幅に早めて、炎天下での活動は控えてます。
来週からレースは始まりますが、気候も落ち着くらしいです。
良かった。
明日はなんと7時半にホテルを出発!
お昼前には帰って来て、昼食後ゆっくり出来るのでかまいません。
ホテルの移動もなく、全日程同じ所に滞在できるのは、とてもありがたいです。
時差ボケのない私としては、そろそろ明日あたりにレースしてもらっても良いのですが、フライトの都合でユーロッパカーとガーミンは今日着いた様で、大変そうです。