2010/06/30

デッドリフト~ウォーキング

今日は、チーム倉庫の水の在庫が少なくなったので、スポンサーの所にカミオンで受け取りに・・・
正直、すんごい肉体労働・・・
倉庫に荷下ろし作業が・・・
今日だけで、何回デッドリフトしただろう・・・
デッドリフトで立位になった状態から、10m歩いて、他のスタッフに渡す・・・
この作業を1時間・・・
ナチュラルなウエイトトレーニング?フィジカルトレーニング?でした。
作業が終わり、後から倉庫にやってきた他のスタッフが「マサァ~お前何やってんだよ!!今日はワールドカップの日本の試合だろ??」と・・・
さすがに思いっきり日本人感覚の私としては、「サッカーの試合見たいから仕事はボイコットさせていただきますよ・・・」なんて言える訳ありません。

今後のスケジュールです。
Tour of Quinghai Lake(CHN)
Trofeo Matteotti(ITA)
Giro della Denimarca(DEN)
Amburgo?
Trittico lombardo(ITA)
Melinda(ITA)
Giro del Veneto(ITA)
Giro della Romagna(ITA)
Giro del Inghiterra(GBR)
となります。
しかし、変更の可能性が十分にあります。

プログラムが渡され、シーズン後半戦のイメージが沸いてきます。
時間はあっという間にすぎるもの。
1レース、1レースしっかりと働いて、自分のものにしていきたいと思います。

2010/06/28

シーズン前半戦を終えて

1月からチームに合流し、イタリア選手権でシーズンをいい形で折り返すことになります。
我々にとって、5月のジロデイタリアに選出されなかったのは、非常に大きなショックとなりましたが、この選手権では、チーム一丸となりタイトルと手に取ることが出来ました。
私自身の活動も、選手、スタッフ、チーム首脳陣に認めて貰う事からのスタートでしたが、現在はチームの一員として責任感を持って活動させてもらっております。
そうした中でチームにとって、いい成績が生まれる事は、自分の事の様に嬉しく感じます。

シーズン後半戦は、7月のオーストリア、中国のレースから活動再開です。
私は、まだどちらか?最終的に決まっておりませんが・・・
(両方行く可能性も・・・)
とにかく頑張ります。
これからに繋げる為にも・・・

そして・・・
日本から私なんかに祝福のメッセージを頂いております。
ありがとうございます。
スタッフの一員として嬉しく思っています。
勝った選手だけでなく、アシストの選手達、チームスタッフ、スポンサー関係者、家族、地元のおじちゃん、そしてファンクラブの面々みんな大喜び・・・
こんなにたくさんの人たちに支えられてチームが成り立っているんだなと改めて感じました。



日本では、NIPPOの宮澤選手がタイトルを取りましたね。
おめでとう。(花菜さんも)
そして、NIPPOの選手の皆さん、スタッフの皆さん、関係者の皆さんおめでとうございます。
イタリアの現場でまたお会いできるのを楽しみにしていますよ。


2010/06/27

イタリア選手権

今日はイタリアチャンピオンを決める重要なレース。258キロの長丁場。
今回は補給を担当。
ラストの周回は、チームバスの中で役目を終えたチームメートと大声出して応援。
簡単に声がつぶれました。
トスカーナの地元のおじさん逹に私までも祝福され、イタリアチャンピオンの価値が応援している人達のリアクションでより大きく感じます。
レースが長かったので裏ではいろいろありましたが…何とか成績に繋がって良かった…


明日のタイムトライアルには少人数しか出ないので、私は地元のスポンサーの方に選手数人と送ってもらっています。
先にトスカーナに戻ります。
それにしても電話が鳴りっぱなし…
彼も「チーム全員で勝ち取った勝利だ」と自慢話を長々としております
皆が喜んでます。
次のレースまで少し時間が空くのでちょいとノンビリします。
いやいや…6月は密度が濃いなぁ〜

地元に帰ったら、皆が良く集まるカフェに地元のおっちゃん達がたむろ中。
テレビ見たぞ!!と大喜び。
サンバロントは、盛り上がっています。
チーム倉庫には、イタリア国旗が立てられてました。

2010/06/24

倉庫の作業

ここ最近は、日が長いのであります。
21時までは、明るく自転車に乗っている人ともすれ違います。
当然、帰り道なんでしょうけど・・・
今日は、倉庫で作業。
「何だかまだ明るいのに腹減ってきたなぁ~・・・」と思っていたら、すでに7時半。

週末のイタリア選手権の準備をしています。
メカニックは大忙しです。
うちのチームはイタリア人12人出走です。
マッサーは4人で・・・
とはいえ、非常に厳しいレース。
完走率も低いし、それぞれ役割もあるし・・・
長い一日になります・・・
そして、翌日の日曜に個人タイムトライアルがあるんですよね。
第2ステージと言っても良いでしょう。
こちらには、4人程の参加予定。
数日、いい天気が続いています。
このまま天気もって欲しいな~。

2010/06/21

レースに来たけど、レースは見てない・・・

今回のジロデスロベニア・・・結局レースの現場は一度も見ずに帰ることに・・・

チームの新しいカミオンで今回、ホテルを回りました。
大型バスと一緒で、こちらも運転時間、スピードなどに制限があります。
イタリアへの帰国に関しては時速90㌔で600㌔の移動&強制的な休憩&事故渋滞&坂道・・・のオンパレードということで11時に出発し、拠点に戻ったのは夜の10時・・・
(私は大型免許を持っていませんが、もし持っているならば、2人で交代しながら運転し、強制的な休憩もとらずに帰れるのでしょう。といっても遅い事には変わりないけど・・・)

渋滞中に嬉しいニュースが・・・
オスカル・ガット選手が、勝ったとの報告。
実は、とても嬉しい。
週末には、イタリア選手権。
客観的に見ても、非常に密度の濃いレースになること間違いなし・・・
私も同行してきます。
補給地点で中野マッサーはじめ、仕事仲間に会えるのも楽しみだなぁ~。

2010/06/18

スロベニア

ジロデスロベニアに来ています。
このレース・・・
実は因縁があって、2年前に一度経験しているのですが・・・
天気が不安定である事、そして当時は、スタッフが不足していて、仕事がまったくスムーズに行われず、非常に厳しい現場だったのを覚えています。
自分自身も経験不足、同僚のマッサーは全く働かない、仕事が溜まる・・・遅れる・・・ミスの連発・・・
このまま、イタリアのチームでやっていくのは無理なんじゃないか?とも思ったのも事実です。
あれから、いろいろ経験し、チームも変わり、現在は健全に活動できています。
今回はホテル先回り組です。
選手をホテルで待ち構え、ウエアをすばやく回収し洗濯機に放り込み、直ちにマッサージ開始・・・
今回3人を担当していますが、チームに新しく合流した選手もいますので、また新鮮な気持ちでマッサージに取り組んでいます。

今日のステージ、途中から雨が降り、ゴール時には大雨だったとの事・・・
同じホテルには、フラミリア・・・
監督のマイーニ氏とは、昨年のチーム浪人中に一度ジュニアのレースをお手伝いした時に、お世話になった方。(当時は、カチューシャの監督。地元レッジョエミリア州の監督をそのレースだけ務めていらっしゃいました)
突然の再会をとても喜んでくれました。

元気に活動できています。
チームは、この後のイタリア選手権に向けても、気合が入っています。
エースのジョバンニも顔つきが全く違います・・・
この数週間、チームにとって良い方向に持っていけるように私も頑張ります。
イタリア選手権は、マッサー仲間に会えるのも非常に楽しみなんですよね。

あしたは、オーストリアがゴール・・・
ホテルもオーストリア・・・
今年、何ヶ国目なんだろ???

2010/06/16

美味しい思いの後には・・・

生ハムのお皿に・・・
メロン・・・

正直、生ハムとメロンの組み合わせに対して、疑問があったけど・・・

何の違和感も無く、頂きました。
美味しい・・・

気持ちよく、食事を終えて・・・
「さぁ~働くべぇ~」と倉庫に戻って、カミオンに荷物を積み込み途中に・・・
何だか、カミオンの様子がおかしい・・・(サスペンションの異常で、なんだかユラユラ揺れるのです)
ということになり、急遽修理工場に直行・・・
そして、積み込みは中断。
で、修理から帰ってきてから積み込みを始めたら、空が急に暗くなり、ドッカンドッカン、雷&豪雨・・・
明日は、朝早くの出発の為、今日中に準備は終わらせておきたい我々は、数時間で終わるはずだった作業を夕食時の時間までかかって済ませました。

それにしても、出発直前の故障だったら・・・どうなってた事やら。
考えるだけでも嫌になる・・・

スロベニアへの移動・・・
1000㌔も無いから、近いと思い込んでいます。
どうやら、8月にはポルトガルの遠征も控えているらしい・・・

2010/06/14

帰り道…

今日は最終ステージ…
いかに効率良く片付けをすませオランダを出発するか?
いろいろ準備してましたが、そんな時に限りドーピングコントロールの対象者にうちの選手があたり…
コントロールに帯同しました

アリーボ待機中に今日もパトリスとお喋り…
今年最後になると思うのでいろいろ知っている限りの感謝の意を伝えました。

帰りはオランダ出発〜ベルギー〜ルクセンブルク〜フランス〜ドイツ〜スイス〜イタリア入国〜トスカーナ着…の予定。
現在、フランスにて一泊中。
明日も長い1日になりますわ。
そういえば…最終日の天気は、暑くもなく、風も比較的穏やか…
今回雨が降らなかったのは幸いかなぁ〜

2010/06/13

Delta Tour Zeeland 第2ステージ

天気は良かった
補給地点でチームカーの中にいる間は陽射しで暑いくらい…
しかし一旦外にでると風で体は冷えます。
上着が必要な位…
このレース、どどど平坦が続く…海抜0m地帯ですからね
写真の様に風力発電の風車?がビュンビュン回ってます(笑)
選手達はこれを見て「もうそんなに回んなくて良いから止まりなさい」と風車に話しかけてます。

ラウンドバックコルナゴのマッサージャーのベルギー人パトリスは、12年前に1シーズンベルギーで過ごした時のお世話になった方。彼はフランス語しか話せなかったはずだけど、今はイタリア語も少し使えてる…話が通じなくて雰囲気だけで会話してたあの頃と比べて、コミュニケーションな取れているのが嬉しい。
我々のチームはベルギーに遠征がなかなかないけど、またどこかのレースで会えたら良いなと思います。
何とか働いて元気にしてるのが恩返しになるはずだから…

今思い返しても、まぁ何にも経験なくガムシャラに活動してたなぁ〜
でもこの経験がスタートになって日本では、キナンそしてニッポ、日本ナショナルチームの活動に結び付いてるんだよなぁ〜

そういえば去年のチームでベルギー遠征した時に執念深くボトルをくれと来た若者が今年も来た…
こりゃ本物だ…

明日はレース後にまた選手達を空港に運び、イタリアに向けて出発です。
また途中に一泊して帰る事になってます。
レースプログラムが変更になり、イタリアに戻り、1日おいて今度はジロデスロベニアに行く事になりました。
ルクセンブルク〜オランダ、そしてスロベニアと連戦になる事に対してチームからは無理しなくて良いと言われましたが、私は全く問題なし…
アルバイテン!!

2010/06/12

肌寒いどころでは無く…

暑がりの私は少々冷え込みは「あぁ〜涼しぃ〜」ってな感じなんですが…
太陽がまったく出ない夕方は正直寒かった…

先日のルクセンブルクでは氷が足りない位…
夏のレースそのもの
今日はそうじゃなかった。
レースは地元ラボバンクチームが強烈なタイムを叩き出しています。

で、お約束のレースが終われば…
太陽が顔を出す。

明日も同じ様な天気なら温かい紅茶の用意が必要かな?

ここにきてイタリア外のレースが多い為に英語を使う機会が多い…
英語をイタリアに語で他のスタッフに伝える必要が多いです。

毎日の仕事でイタリア語は何とか話せるようになってきました。
た・だ・し…
今は会話のまだリズムを乱さないようにしてるだけ…
まだ正しいイタリア語が使えてるという意識は無い…相手にメチャクチャな私の表現を理解してもらっているだけぇ

例えば…
「明日の補給は俺とあんたで一緒に行った。大体100キロ地点で補給した予定だね?了解」
こんな感じ

日本語ちょいと話せる外人さんをイメージしてください。

2010/06/11

太陽見えません…

昨日オランダに入りました
今回は、スイス〜ドイツ〜ルクセンブルク〜ベルギー〜オランダのルート…
途中で車両トラブルがあり大変な思いをしましたが、事故もなく無事に到着です。

ベルギーに入った途端に雨が降り始め…
オランダでは現在、ビュンビュン風が吹いてます
イメージ通りの天気。
今日は夕方6時にプロローグ開始…
現在お昼前ですが、明日の準備も含めすでに朝食後に片付けました。
選手達は軽くバイクに乗りに行ってます。

それにしても肌寒いのも何だか新鮮。

2010/06/08

のんびり帰宅

都合により、チームバスと一緒にルクセンブルグから私はチームカーを運転して戻ることになってしまった。
チームバスは時速100㌔以上で運転してはいけない事になっているのと、1日の運転時間に制限があります。
しかも、運転時間を記録するディスクがあり、記録を怠ると免許停止(もしくは取り上げ?)になり、しかも必ず10時間は、止まらないといけない事になっているとの事。
警察からのチェックも厳しいそうで、ごまかしは効きません。
つまり、連続して運転する事が禁止されているのです。
勝手なこっちの都合では、いちいち止まるのは面倒とも思いますが、運転手を違った意味で守るというシステムは、過剰労働、長距離運転による交通事故を防ぐ事になるなと感じました。
(日本での大型車両の運転手の方々にもこの様なシステムがあるのかはしりませんが・・・)

という事で、のんびり運転&交通事故渋滞などいろいろな状況が重なり、拠点に戻ったのは夜の7時…
他のスタッフは、お昼前には余裕で戻っていると聞きました。

明日はルクセンブルグの後片付けとオランダの準備を行い、明後日にはまたまた北へ向かいます。

フランスで行われているクリテリウム・ドゥ・ドーフィネ2010にて去年のチームメイトが勝ちました。
こうして身近で接した選手達の活躍を見ていると、私自身も頑張ってしっかりプロの仕事が出来るようになりたいな・・・と強く感じます。
刺激を受けたニュースでした。

2010/06/07

よくある話

雨が降るかも?なんて疑ってましたが、快晴の中スタート…
しかしゴールが近くになるにつれ雲が出てきて…
思いっきりの集中豪雨…
メチャクチャ
周回も短縮。
用意したボトルは誰も取らず…
あっという間に終わってしまいました。
で・・・レースが終わると天気も回復。
そしてスタッフが運転し始めると、またまた雨・・・
よるあるんですよね。こんな事・・・

で今は選手達を空港近くのホテルに運びドイツを通過中…
今日はスイスで一泊予定…
今日のスタート前には、6年ほど前にニッポに所属していたスペイン人選手のアイトール・カルドス(現エウスカルテル)と話をしました。
懐かしいっす…
このレース、知り合いが多く他にも、いろいろな再会がありました。
「またどこかのレースで会おう!!」と皆と別れました

2010/06/06

悔しい…

今日のステージも快晴。
ボトルはしっかりと冷やさないといけないくらい。

レースはヴィスコンティが惜しくも2位…
あと10mあれば抜けたと悔しがっていました。
簡単に勝てるレベルのレースではありませんね

今日はベルギーからヴィスコンティファンクラブが応援に来てました。
(さすがベルギーは自転車大国ですね)

シンケヴィッツはチームに合流して1レース目ですがしっかりと走ってます。

明日は最終日…
レース後にはイタリアに戻ります。
数日後にはオランダでのデルタツアーに同行してきます。

この天気がもちますように…
ちょいと怪しい天気らしい。
今回のレースで、顔…
真っ黒に焼けました。

2010/06/04

乾杯

チームは良い雰囲気で、仕事も順調です

ほんのちょっとのシャンパンで酔ってしまう。…

やった

第1ステージ、ヴィスコンティが制しました
今日も雲ひとつ無い空…

今日はアリーボ待機ではなく、第1チームカーに同乗してました。

いかにして勝つ為にチームが動いているのか?
そして、選手それぞれのチーム内の役割分担などいろいろ見ることが出来ました。
どのチームも勝つために動いているはず…
その中で勝てた瞬間に同乗出来たのは、幸いです

現在急いでホテルに帰ってる途中…
到着したらすぐにマッサージ開始します
さぁしっかり働くべ

2010/06/03

プロローグ

今日のプロローグのスタート時刻が19時…
最終走者は21時過ぎにスタート…
ホテルに着いたのは22時過ぎ…
さすがに陽が長いので暗くはなってませんけど、時計を見ると…
「あ…もうこんな時間になってるんだ…」と感じます
我々のホテルはお城の麓にあります
いわゆる城下町って感じでしょうか?
有名なお城の様で観光客も多く見られます。

スキルシマノの土井選手にも会いました
トルコ以来ですが、つい先日の様に感じます

それにしてもランスとシュレックの人気はさすがですね…

チームの皆にも気持ちよく迎えてもらい、健全に働いてます。
良い遠征にしたいと思います。

2010/06/01

モンテビアンコ…

毎年ここを通る事があるのですが、二年前と去年と今年ではいろいろ感じる事も違うんですよね

今はルクセンブルクの手前に来ています
フランスにて一泊します

ボンニュイ〜