2012/03/25

カタルーニャ最終日前

いろいろ味わっているこのレース。
先日は、山頂のホテルで大雪に襲われ、朝から雪かき…
今日のステージは、レース中の事故により一時レースが中断した影響で、補給地点で日向ぼっこ…。
自然を充分に味わっています。

明日は、バルセロナ近郊でのレースとなります。
レース内容としては、クリスアンカーが山岳ジャージを確定しているので、連日ポディウムに立っています。
控え室での対応も毎日の事になると、着替えも早くなり、綺麗なウエアを渡すたびに、彼は「ありがとう」を言ってきます。

日本から、ファンの方がこのスペイン遠征を見にきていらっしゃいますが、優しい彼の対応にとても喜んでいいらっしゃいます。
身近にいる私も彼の優しいキャラクターには魅力を感じますね。

昨日、今日と大学構内のHotelに滞在していますが、今日は、日本人観光客の団体さんがいました。
今の所、変な日本語を覚えた仲間がいないので、変な心配しなくて良い…。
(イタリア時代の仲間は色んな意味で面白い奴が多いのですが、危険な言葉を急に発する恐れがあるのであります)

明日も、いい天気で第一次スペイン遠征を終えられますように…。

夕食のテーブルで、スタッフ全員で時計を一時間進めました。
サマータイムです。
日本に一時間だけ、近づきましたよ。

では、ガボン。

2012/03/21

Volta a Catalunya 2012

スペイン北東部にいます。
バルセロナを中心としたカタルーニャ地方でのレースです。

いやぁ…今日の天気はよくわからなかった…。
風が強く吹き始め、補給地点ではマッサー同志で「ん?ここはスペインだよな??寒くねぇ??」と話してました。
もう一人のポーランド人マッサーは、氷をクーラーボックスに入れてましたが、見事に外れ…
スタート前に、氷は捨てました。
陽が差すと温かいですが、まだ暑くはないですね。

明日は、山頂ゴールの明らかに厳しいステージ。
しかも、既に雨降り始めてるし…

明日は、大変だ。

2012/03/14

Tirreno-Adriatico終了

今日、個人タイムトライアルでレースは終了しました。
残念ながら、総合成績に絡む結果はありませんでしたが、今日のステージでは、若手イタリア人のボアーロ選手が、トップ5に入る結果を出すことが出来ました。
春先から、タイムトライアルの可能性をチームから期待され、最終ステージのタイムトライアルでチャレンジすることもひとつの目標でありました。
次に繋がる結果だったのでは、ないかと思います。

レース後直ちに、拠点であるLuccaに向けて出発し、予想よりも早く到着出来ました。
早速、洗濯機を回して、次のレースに向けての準備です。
休養は、一日のみ・・・
木曜日には、ミラノに入ります。
そして、土曜のミラノ-サンレモから直接、スペインのレースに向かい、またここに戻るのは、4月中旬…となる予定。
ほとんど、ここルッカで過ごしてない。

遠征の連続ですが、同僚たちとのコミュニケーションがレースを重ねるごとにうまく取れてきているので、疲労感は深刻でなく、ある意味、調子が出てきました。
このチームのレース現場で一緒に働くことになる、メカニック、マッサー、運転手には一人もイタリア人がいません。

私のレースプログラムは、ほとんどスペイン人のスタッフと一緒に回ることになっています。
(選手のレースプログラムに大きな変更がありましたが、我々スタッフは予定通りでレースに帯同しています)
スペイン人の彼らの独特な雰囲気に私も和まされ、またイタリア人とは違う、本当のラテン系??の乗りに丁度良くガス抜きされながら過ごしています。

特に大先輩である、ヴァレンティン氏には、「マサ、力を抜け!」「仕事頑張るな!」と言われています。
手を抜くということではなく、気持よく時間を過ごすために、過緊張でなく、程良いリラックスで仕事に臨むという事ですね。

朝食後の仕事時には、ほぼ毎日・・・屁をこいて挨拶します・・・「うん、俺達の胃腸の機能は万全だ!」とか…
(汚い表現失礼しました・・・)
ガス抜きの意味は、これだけではありません。

いい感じの力の抜け具合、そして仕事の現場に笑顔を有ることは、居心地がいいのであります。
笑いの感性が近いということは、話が弾むことに繋がります。
日本人の私は、決してラテン系ではありませんが、彼らの乗りに心地よさを感じる気質は持っているようです。

同時期に行われている、台湾のステージレースでは、宮澤選手のリーダージャージ獲得やキャントウェル選手のステージ優勝のグッドニュースがこちらにも入って来ました。
チームとして、良いニュースをそれぞれ発信出来るようにレースを重ねていきたいと思います。




2012/03/07

明日より…

明日は、チームタイムトライアル。
イタリアを横断します。
同じホテルに多くの仲間を見つけ、楽しく食事できました。

このレースは、マッテオ・トザット、エマニュエレ・ボァーロ、セルジオ・パウリーニョの3人担当します。

良いレースにしたい!
強く思います。

この腕章を見ると、ティレーノとサンレモの季節だなぁ…と感じます。