2012/03/14

Tirreno-Adriatico終了

今日、個人タイムトライアルでレースは終了しました。
残念ながら、総合成績に絡む結果はありませんでしたが、今日のステージでは、若手イタリア人のボアーロ選手が、トップ5に入る結果を出すことが出来ました。
春先から、タイムトライアルの可能性をチームから期待され、最終ステージのタイムトライアルでチャレンジすることもひとつの目標でありました。
次に繋がる結果だったのでは、ないかと思います。

レース後直ちに、拠点であるLuccaに向けて出発し、予想よりも早く到着出来ました。
早速、洗濯機を回して、次のレースに向けての準備です。
休養は、一日のみ・・・
木曜日には、ミラノに入ります。
そして、土曜のミラノ-サンレモから直接、スペインのレースに向かい、またここに戻るのは、4月中旬…となる予定。
ほとんど、ここルッカで過ごしてない。

遠征の連続ですが、同僚たちとのコミュニケーションがレースを重ねるごとにうまく取れてきているので、疲労感は深刻でなく、ある意味、調子が出てきました。
このチームのレース現場で一緒に働くことになる、メカニック、マッサー、運転手には一人もイタリア人がいません。

私のレースプログラムは、ほとんどスペイン人のスタッフと一緒に回ることになっています。
(選手のレースプログラムに大きな変更がありましたが、我々スタッフは予定通りでレースに帯同しています)
スペイン人の彼らの独特な雰囲気に私も和まされ、またイタリア人とは違う、本当のラテン系??の乗りに丁度良くガス抜きされながら過ごしています。

特に大先輩である、ヴァレンティン氏には、「マサ、力を抜け!」「仕事頑張るな!」と言われています。
手を抜くということではなく、気持よく時間を過ごすために、過緊張でなく、程良いリラックスで仕事に臨むという事ですね。

朝食後の仕事時には、ほぼ毎日・・・屁をこいて挨拶します・・・「うん、俺達の胃腸の機能は万全だ!」とか…
(汚い表現失礼しました・・・)
ガス抜きの意味は、これだけではありません。

いい感じの力の抜け具合、そして仕事の現場に笑顔を有ることは、居心地がいいのであります。
笑いの感性が近いということは、話が弾むことに繋がります。
日本人の私は、決してラテン系ではありませんが、彼らの乗りに心地よさを感じる気質は持っているようです。

同時期に行われている、台湾のステージレースでは、宮澤選手のリーダージャージ獲得やキャントウェル選手のステージ優勝のグッドニュースがこちらにも入って来ました。
チームとして、良いニュースをそれぞれ発信出来るようにレースを重ねていきたいと思います。




1 件のコメント:

里寺 さんのコメント...

初めまして。
お忙しい毎日の中、時間を削っての更新ありがとうございます。
最終日、ボアロ選手のITTの頑張りは想定外(なんだか失敬な褒め方ですが!)でした。

笑いのパワーがカタルーニャで弾けることを緩く期待しております。