2009/03/31

立て続けに…


昨日は、チームドクターPALLINI Marco(写真左)の誕生日でシャンパンとワイン…
今日は、マッサーのQUERO Massimoの誕生日という事で、シャンパン…
今回の遠征で鍛えられてます。
酔っ払ってのビリヤードで思いのほか良いショットができちゃったりするんですよねぇ~。



今日は、素晴らしい天気…でした。
しかし、朝はマイナス1℃…
チームカーの掃除をしようとおもったらまだ車の表面に霜が…


2009/03/30

お土産はそれぞれ…

ベルギーといったら石畳なんですが…
自転車界の人しか気にならないかもしれないけど…
そこらへんに転がっている、石を…
とあるスタッフが、「イタリアにもって帰ろう!」と言っている…
「これで、パリ-ルーべの優勝トロフィと同じもの作るんだ!」と…
人によって、観点はそれぞれです。



で、一方のスタッフは買い出しついでに家に持ち帰るビールを購入…
汚れ落としのコロンも安かったから購入…
お土産は、もっと増えるのでしょう…
明日から、KB-Driedaagse De Penne-Koksijide このホテルとも、そろそろサヨナラ…
1週間も泊まると、違和感が無い生活になってしまってねぇ~。

2009/03/29

懐かしい街並みと味…

今日はレース後、ホテルに着いたのが19時…
短い時間ですが、マッサージを終えたのが21時…
ちょいと遅いですね。
しかも明日からサマータイムですから、夕食のテーブルで皆で時計の針を進めました。
明日は、De Brabantse Pijl - La Flèche Brabanconne

11年ぶりのHarelbeke…何も変わっていないというか?お店などは変わっているのでしょうが、街並みは変わってないですねぇ~。
そこがいい所…

ゴール地点に着いてから、フィニッシュ時間まで余裕があったので…ベルギー名産のフライドポテトを食べました。
ちょっと、量が多すぎましたがマヨネーズたっぷり攻撃でアツアツのままパクパクと…
二度揚げのポテトは、サクサクのホクホク…

今回の遠征で思うこと…
ベルギーの食事は、うまい!
ホテルが大当たりなのかもしれませんが、食後のデザートも美味しい…

明日もしっかり働きます。

2009/03/28

明日はHarelbeke

明日は、E3 Prijs Vlaanderen - Harelbeke…
このHarelbekeというのは、ベルギーの街の名ですが…
11年前、橋川選手と一緒に住んでいたすぐ近くなんです。
確か、当時、大変お世話になった三船選手はこの街に住んでいたはず…(違ってたらすみません)
三船さんの奥様に美味しいカレーをご馳走になったのを思い出します。
明日は、208㌔のレース。
今のところ、ホテルの上空は星が出ています。
今日は、比較的いい天気だった(とはいえ、今日もあられが降りましたが…)ので明日の天気も期待してしまいます。
しかし、ここはベルギー…
今日、ホテルの大将も朝食時に「いい天気だね」と話しかけたら、「10分後はどうなるかわかんねぇ~よ」と、ニヤリ…

明日も12時からスタート…
遅い時間ですね。
その分、レースに出発する前の朝は余裕をもって準備ができます。
夕食後は、スタッフによるビリヤード大会…
メカニコVSマッサージャトーレ
ゲームって、性格出るから面白いですね。



右の写真は、夕食時に監督から明日のレースの情報がスタッフ全員に渡されます。
レースの名前、スタート時刻、レースの距離、起きる時間、朝食の時間、スパゲッティの出てくる時間、ホテルの出発時間、自転車で行くのか?車で行くのか?レース後の移動、ホテルまでの距離など…
いいシステムだなと…
これならアンポンタンの自分でも忘れない…
と言いながら、食事の後テーブルに忘れたりするのですが…

2009/03/27

レースの後遺症・・・

いやいや、レースの後遺症がスタッフにも・・・
今回のレースの監督BONTEMPI Guidoの腕もいっちゃってるとの事。
レースを追う、チームカーの運転は基本的に監督が行うのですが、ベルギーのレースは特にいわゆる激坂の連続、スリッピーな路面、石畳が特徴的です。
左ハンドルでマニュアルシフトで2速~3速のシフトチェンジの連続ですし、元々腕を痛めていたGuidoにとってレース後には腕が崩壊しているそうなのです。
選手のマッサージ中によく顔を出すのですが、「次、俺ね!選手はやんなくていいから…」と…
半分冗談で、「夕食でビール飲んで、酔っ払って鍼打ってあげる」と言い返してましたが…
どうやら症状を聞くと、かなり深刻な痛みの様で…
当然、ビールは飲まずに夕食後、鍼をうちました。

今回のレースには、ドクターも同行しています。
彼もチームカーに同乗していましたが、首が辛いと…
彼にも鍼治療…

主任メカニックのTOSELLO にも「明日は、選手マッサージしなくていいから、メカニック全員やってくれよ」と言われ…
確かに明日は、時間に余裕があるから、やらないといけないかなぁ~と思うのでした。

要は、「こいつドンだけのことやれんのか?」試されてるのかもしれない…
長期の遠征は、様々なスタッフと交流し信頼を得るために絶好の機会となってます。

2009/03/26

レース中日

レースの中日、今日は昨日のレースの片付け、カミオン・カンペルの整理など行なっています。
今日もしっかり雨は降っています。
先程、選手は練習から戻り昼食を済ませ少し休んでからマッサージを開始します。
しかし、昨日のレース…
完走は37名…
厳しいレースです。
補給地点でもバラバラレースを止める選手が出ました。

補給に使うドルチェ(タルト)…
決して、盗み食いはしてませんよ。
試し食いもしようかと思いましたが、漂う香りで美味しいのは、間違いないと判断…
250個一気に包みました。

ここに並んでいるのは、レーススタート時に持たせる補給食…
パン3個(ハチミツ、ハムとフィラデルフィア、ヌテラ)、タルト、ゼリー、エネルギーバー、ボトルを入れます。
スタート前に食べてもいますね。
レースで渡すサケットにも同様なものを入れます。
今回のレースには、マッサーが3人帯同しています。
経験豊富な2人のマッサーの仕事と一緒です。
一つ一つの仕事を見逃さないように、そして近いうちに殆ど出来るようにならなければ、ここ(チーム)に居る意味がありません。
決して、見学に来ている勉強中のマッサーとしてでなくね…
チームの一員として認められる働き…
自分も勝負してます。
お互いの仕事を把握し…仕事分担をし…早く終れば、空いてる人間が手伝う…
シンプルな事…
ひとつの仕事を仲間で助け合って、スムーズに行なえば無駄な疲労感はないのです。
ホテルの大将に「日本人一人だけど、寂しくない??」と聞かれましたが…
「皆、良くしてくれてるから、なぁーんの問題もないよ!!」と…答えました。
現在、マッサージ開始までの空き時間を利用して書いております。

※4月5日Hel van het Mergelland オランダでのレースを終えてからイタリアに戻ります…

Dwars door Vlaanderen

いやぁ~今日の天気は、凄かった…
雨は予想していましたが、○○が降ってきましたよ…
補給地点で待っているときに、一気に天候が悪化し…
カンペルをたたきつける位激しい雨が降ってきたと思ったら、何か音が変わって…
カンペルの天井を見上げると…小さな粒…

補給で立っていても、凍える位の冷え込み…
走りきる選手の顔も凄い形相…
厳しいレースでした。

メキシコと正反対の環境です。
まさしく…


11年前にお世話になったマッサーとも会えました。
補給地点に駐車したのがお隣…



ベルギーは自転車レースの人気が高く、観客も大勢います。
しかも、ボトルコレクターが大勢いるのです。
自分の部屋、壁一面にボトルがずらぁーっと並んでいる写真を見せて、俺は半端モンじゃない!だから、ボトルちょーだい!!といった具合に声をかけてきます。
ポイポイあげてたら、ベルギー遠征で使うボトルがなくなるので、そう簡単にはこちらも渡せません…
ベルギービールと交換してくれ!という観客もいました…

次のレースは土曜日…
明日明後日はレースがないのでスタッフ皆は明日はビール飲もうぜ!と言っていた…

2009/03/25

ここはベルギーまちがいない!

この写真…
右が晴れ、左が雨…
今日は、同じ天気が続かない…
朝起きたら、雨…
朝食中に晴れてきて…
カミオンに満載した荷物を外に出して、中を整理していたら、急に雨が降ってきて…
で、荷物が濡れないように中に入れたら、カラッと晴れて…

うーん…
ここはベルギーだ!



このホテルの近くにホンダレーシングのファクトリーがあるらしく、自転車ジャージ以外に、ホンダレーシングチーム(MotoGPですね)のウエアも飾ってあります。
サインは、日本語で…
大将、ちょっと日本語話せます。
「おはようございます」
「オムレツはいかがですか?」だって…




さてさて、明日からレースです。
ホテルに1週間連泊するので、少し安心…
食事も美味しい…
ほとんどのスタッフが、今晩は食い過ぎだ!とお腹をさすっております。




2009/03/24

ベルギーに到着しました

ベルギーに入った途端…
やっぱり雨が降ってきた…
ブリュッセルは渋滞…
でも、ホテルに着いたら晴れてきた…
うーん…
ここはベルギーだ…
間違いない…
明らかにイタリアよりもさ・む・い
ホテルの大将が大の自転車好きなようです。
かなりのチームがこのホテルを使っている様で、我々スタッフも気持ちよく働けそうです。
これ、すごく重要…
ホテルの廊下にもたくさんのジャージが飾ってあるし…
サインの横にはちいさく誰のサインか?わかるようにしてる…

2009/03/23

おはようございます

ワインのおかげで、良く寝れた…
では、行ってきます。

おフランスにて1泊…

チャオ!イタリア
ボンソワール!フランス
今日は、CHAMBERYにて1泊し、また明日移動です。
スイスは通らず…
今日もワイン飲まされた…

2009/03/22

今日も倉庫でひと仕事

今日は、チーム倉庫で最終積み込み…
とはいえ、倉庫番のマッサーが在籍しているので、ほとんど用意されてるんだけど…
一応、同じヨーロッパのベルギーとはいえ、パスタやチーズ、イタリアのハムは持って行きます。
大量に買い込んで、カミオンの冷蔵庫に眠っております。
メキシコのレースみたいに、カミオン(トラック)を持ち込めないようなレースは(つまり別の大陸で行なうレース)、出来るだけ備品はシンプルになりますが…

久しぶりに会うスタッフもいて…なんだか、トレーニングキャンプが懐かしいような気がする…

明日の午後、出発します。
選手は後日、飛行機で…
スタッフは、先に現地に入ります。
当然陸送…
レースで使う車を運ばないといけませんからね。
スイス、フランスを経てベルギー入りします。

NIPPOがベルギーで遠征していますが、チームスタッフとして活動している橋川選手と久しぶりにコンタクトを取りました。
彼とは、1998年に1シーズンベルギーで一緒に活動しましたが、当時のチームでお世話になったスタッフもLANDBOUWKREDIET-COLNAGOにてまだ活動しているようだし、補給地点で会うのが楽しみでもあります。

2009/03/21

急に冷え込んできた今日…

今日は、この街も冷え込みが厳しく風も吹いております。選手たちは、練習に行った後、気晴らしにちょいと外に出かけました。
私は、ベルギー遠征を控えチーム事務所へ…
いつもは、誰か迎えに来てもらうのですが、今日は路線バスに乗って事務所までの旅…(10㌔数分の旅)
イタリアに来て初めてバスに乗り、何とか事務所に到着…
着いてみれば、何てことないことなのですが…
ちゃんと目的地まで行くのか?間違って別のバスに乗ってないか?正直ビビってました。
経験すれば、簡単なことですが、何でも初めての事は大変…
でもこうして、いろんな経験して生活する事がスムーズになるのですね

事務所で働いているスタッフと会って今後のスケジュールなど少し話をしてきました。
電話で済む事なのですが、やはり顔を合わせてコミュニケーションをとる必要が自分にはまだあります。
自分のイタリア語は電話で連絡を取り合うには、まだまだです。悲しいけど、現実です。
会えば、まだ話は繋がるから…
帰りは、ちゃっかりMARTINELLI、BONTEMPIコンビに送ってもらってしまった…
車の中で、メキシコの話で盛り上がりました。
FABBRI が毎日怒鳴りまくっていた話は、彼らにも届いていました。
どうやら10月のメキシコ、チワワのレースにもまた行くかもしれないという話が…
明日は、ミラノ-サンレモ…
ちょうど去年の今頃は…とか、思い出すけどかなり昔の事に感じてしまう。

日曜にベルギー遠征に出発します。
25  Dwars door Vlaanderen / A travers la Flandre  
28  E3 Prijs Vlaanderen - Harelbeke        
29  De Brabantse Pijl - La Flèche Brabanconne  
31-02 KB-Driedaagse De Penne-Koksijide       
約2週間の遠征…

写真は、道端にあるテイクアウトできるピザ屋さんから買ってきたもの。
井上選手が、「ここのは生地が厚めで食べ応えありますよ」と教えてくれたお店。
おいしゅ~う頂きました。
キノコのピザ美味かった…


2009/03/19

チーム以外での仕事

疲れた身体も完全にリフレッシュでき、復活しています。

昨日は、チームの世話役でもあるBIONDIからの朝の電話で起こされました。
(彼は、PIACENZA、PODENZANOに自転車を営む方で、チームの世話役でもある方)
彼はアマチュア選手の面倒も見ていて、「若い選手が9人居るんだけどマッサージしてくれないか?」と…
2日間に分けてやる事になりました。

彼らの拠点に行ってみると…
いわゆる日本の合宿所と同じ感じ…
8畳位の部屋に2段ベッドが二つ…
そこに大きなタンスが二つ…
非常にシンプルな生活…
自転車が強くなる為だけの環境なのですね。
いいねぇ~。

こういった、アマチュア生活があって、夢のあるプロの世界を目指していくのでしょうね。

2009/03/16

やっぱり疲れてた…

レースから帰り、少々時差ぼけに悩まされていた日々が続きました。
そして、今になってどっと疲れが出たのか?
この数日間寝まくっております。
よくあり得る事なんですが、緊張から解放されたレース後などに体調を崩すのです。
治療院で働いていた当時も休みの日になると具合が悪くなる…
レースが空いていて良かった。
確かに今回のメキシコ遠征はかなり緊張感を持って過ごしました。
一流スタッフの仕事を目に焼き付けるためにも、やはり、仕事の流れ、順序立て、準備、整理…
様々な事に集中していたのでしょう。
レースでの働きそのものは、余裕を持ってというか?変なストレスもなく、何とか連携を持って過ごせたのではないかと…
矛盾してるかもしれませんが、でも疲れてたみたい…です。

やはり、ステージレースは長期間生活を共にするわけですから、それぞれお互いの事を認識するには丁度良いですね。
さてさて…今回のレースでの出来は、一緒に行ったスタッフに聞くしかないですな

2009/03/13

自転車選手って…

今年、PIACENZAの拠点にて同居している、宮沢選手、井上選手はふたりとも料理好き…
明日食べる料理を前日に仕込んでたり…
自分は、食べる直前にちゃちゃっとやるタイプなんで、彼らがスパイスやら調理法やらの話をしていると何の事?何か聞いた事はあるけど…ってな感じになります。
私は、食べる側の人間…
ラッティの奥さんに「マサは魚を刺身に出来るの?」と言われ…
「俺は、食べるの専門だから…」と言ったらズッコケられました。
期待しないで下さい。
でも安心して、宮沢が居るから…
自分の作れる料理は、チャーハン、オムレツ位…
以前、チャーシューとか、いくらの醤油漬けにチャレンジした事もあったなぁ…
全部、自分好みの味付けなんで他人には振舞う事は出来ません…

昨日は、彼のカレーをご馳走になってしまった…
(花菜さんの巻き寿司までも…)
カレールー使わないで作るのね…
私には無理です。
カレー風の別の料理になるでしょう…

基本的には、選手食と一般人(私)の食は違いますから、適当にやっております。
でも、彼らは良く食うねぇ~。
今年の目標…
これ以上太らない事…

2009/03/12

誕生日とピザ

今日は、ラッティのお嬢さんアリーシャちゃんの8歳の誕生日だったそうです。
我々皆呼んでいただき、美味しいピザを食べてきました。
よく考えたら、1月にイタリアに入ってからまだピザ食ってなかったなぁ~。
家からも近いし、これならちょいと買出しに行けてしまう…
危険…

家族みんなに我々は良くしてもらっています。
楽しく食事をして、トランプゲームして…あっという間に時間は過ぎました。
私は、去年から仲良くしていただいていますが…
お兄ちゃんのヴィクトル君がちょっと大人になっているのにも驚き…

こんな感じで、レースのある時とない時の差が激しいですが…
それもひとつの生活です。

2009/03/11

メキシコって

こんな高層ビルもあるし…
壁の黄色いタコス屋もあるし…
思っていたよりタコスが小さかったり…
大きな教会もあるし…
サボテンもひょっこり生えてるし…
こんな夜景もあるし…



みんなメキシコです。

無事イタリア到着…

無事、イタリアの拠点に帰宅しました…
 
帰りは、大きなトラブルも無く…
とはいえ、2時間かかると聞いていた、空港までの道、出発が相変わらず遅れまして…
皆イライラしていたところなんと30分で着いてしまう…
こんなもんかな??



フランクフルトでの乗換えでは、丁度日本人大学生の皆さんの旅行と一緒になり、飛行機の待ち時間を楽しく過ごさせていただきました。

というより、選手達と監督のファブリが日本人の女の子と話したくて、通訳しろという事なのです…
楽しい旅行になると良いですねぇ~。

2009/03/09

メキシコ終了

Vuelta Mexico Telmexも無事?終了しました。
我々は、レースが終ってから翌日に出発なので、比較的ゆっくり帰れます…
レース後の後片付けも、パンパンパンと早く終わり、あとは飛行機に乗るだけ…
といっても、ここから10数キロの飛行場まで、2時間位はみないと危ないとか…(当然渋滞の為…)


メキシコって国は、なんだかいろいろな顔を持つ国の印象ですね。
サボテンの生えた荒れた土地もあれば、今いるメキシコシティーなんかまさしく東京…
高層ビル、人ごみ、車の渋滞、空気の感じ、早朝の雰囲気…
なんだか、変な感じ…
当然、アメリカに近いですからハンバーガーチェーンやらコンビニエンスストアもあります。
私も、スタバでネットしてます(日本じゃぁ~しないな…)

今回の8ステージのレースで他のスタッフとの連携やチーム内でのマッサーの働きを再確認、認識できました。
お互い、仕事をする仲間ですからコミュニケーションが上手く取れないとただ頭数だけ揃っている状態…これなら、一人の方がスムーズ…って事も有り得ます。
しかしながら、優秀なスタッフというのは、仕事が早いです。
仕事をオーガナイズすると言うのでしょうか??
私は、必死についているだけでした。
今回、もしマッサー一人体制でしたら、ボロボロだった…これは間違いありませんね。
昨日は、ビール飲みました。



2009/03/07

毎度の事になりました…

さてさて、今日もトラブルです…
ホテルからスタート地点まで今日も長距離移動…
11:00スタートの予定が選手を乗せたバスがいつになっても来ない…
結局大幅にスタートが遅れる事に…
しかも、スタート地点までバスが入って来れないくらいに大混乱…
バスを降りてから歩いてくる選手もいれば、トラックの荷台に乗って来る選手もいる…
その中、ラッティはちゃっかり白バイに乗って登場!!
今日のレース、スタートが遅れたにもかかわらず、コースを短縮する事もなくしっかりレースは行なわれました。
当然の事ながら、フィニッシュ時刻が遅くなり、ホテルに着いたのが、8時半…
今日はマッサージなし、着いてすぐにシャワーを浴びさせて食事をとりました。

毎日、ブチ切れまくる今回の監督FABBRI Fabrizioです。

ゴール地点での噂…
「どうやら来年のVuelta Mexicoは21ステージのレースになるとか…」
おいおい…

2009/03/06

Arrachera

メキシコには、美味い肉があると…

その名もArrachera
日本で言うハラミの事だそうです…
焼肉で一番好きなのは、カルビではなくハラミ…
メニューを見た時に、「はぁっ!っと…」
当然のごとく注文しました。
イタリアに来てから、この様な肉は食ってませんでしたが、メヒコで念願かなった…





肉を奪い合うマッサーと選手…
演出入ってます。
皆、興奮して頂きました。

毎日、暑い日が続いています。
メキシコは、郊外に行くと空も空気も素晴らしいのですが、都会に来ると一気に空気が汚くなります。
昔の東京のように高いところから見るとスモッグが街を覆っています…
空気の乾燥と夜の冷え込み、昼の灼熱…
そして、花粉…
朝から「ヘックショォォーン!!」とやっております。

2009/03/05

今日も…

Vuelta Mexicoは、高地で行なわれているレースです。
標高が高いところのレースであります。
毎度の事になりましたが、今日も運転手が道を間違え、先回りしたはずが行ったりきたりしていたせいで、レースの後ろについてしまう結果に…
当然のごとく、レースをぶち抜いて、先回りを図ります。
しかしゆっくりしてるわけにはいきません。
私がゴールで選手を迎えるのとホテルに荷物を降ろし、選手の部屋の準備などもありますから大急ぎでホテルについて、作業をする必要があるのです。
結局、ドタバタして選手の着く5分前にゴール地点が見えるところまでなんとか到着…
しかす、交通規制が始まっていますから、車はなかなか動けない…
結局、見えたところから車を降りて、走ってゴール地点に駆けつけたのですが…
高地ですから、(運動不足から?)苦しい苦しい…
50mもちません。
そんな中で選手はレースしてるんですよね。

今日も、道を間違えまくる運転手に対して、いろんなイタリア語の汚い言葉が車の中で飛び交いました…
良い勉強になったなぁ~(笑)
メモしてます。
自分に対して、その言葉が発せられないようにしないと…

今日は、Rivera Francesco がポイントジャージを獲得しました。
まだまだ、レースは中盤ですがしっかり働きます。

2009/03/04

ヘイ!タクシー…

今日のステージもホテルから少し離れているという事で、大会側がバスを用意した、そして渋滞を考えて予定を30分早める!という事になり、ホテルのロービーで待っていましたが、予定の時間を大幅に過ぎてもバスは来ない…


監督のファブリ(瞬間湯沸し人間)が、頭にきて「バスはいったいいつ来るんだ!こうなったらタクシー使うぞ!」という事で、大至急呼び止め出発する事になりました。



レース後、ホテルに向かう車でも運転手(メキシコ人)が道に迷って選手もぶち切れるというより、笑うしかない…ってな感じになってます。
で、またファブリが「おい、マサ!タクシー止めろ!」ってなるのです…(笑)

2009/03/03

全員疲れた日…

今日は大変な1日でした
まず、ホテルからレースのスタート地点まで200キロ以上あるため朝食は5時半にとりコンボイでスタート地点に移動するのですが交通規制がかかっていないため都市部は大渋滞…
スタート時刻11時の30分前に着くという具合…
スタート時刻の変更はありません…
我々スタッフはスタート準備を済ませたあと、ホテルに先回りするのですが、これまた大渋滞…
しかも運転手はホテルを知らない…
最終的にはtaxiを捕まえてホテルに先導させる事態…私はゴール待機があるので大至急で荷物を下ろし、ゴールへ…
フィニッシュした選手を迎え、ホテルにすぐに戻るために道案内をします
今日のステージで1人選手が目を怪我する事態になり…リタイアしました
先程、監督のファブリとマッサーのステファノと一緒に病院に様子を見に行ってきました
病院に行く車の中で今日はひどい1日だったと語り合いました
実は今日のステージ、200キロ以上でしかも気温が40℃を超え、しかも合計2000m以上登るステージでした…
さすがに担当しているラッティ選手もキツかったとマッサージ中こぼしていました
移動中の車の中では汚いイタリア語が連発…
皆イライラした大変な1日でした

今日は選手もスタッフもみ〜んな疲れた

いやいや色んな事がレースの現場では起こりますね
良く寝れそうです

2009/03/02

メキシコのホテルより

やっとネットに繋がりました。
実は、イタリアの拠点でも繋がるのですが、IPODでしか繋がらないので、写真なども添付できないのです。
今日は久しぶりにパソコンからネットしてます。

急に昼間の気温が軽く20度越えですが、夜は冷え込みます。
選手にとって、酷な環境ですし、空気があまり綺麗でないですね。
選手の多くは、喉を痛めています…

今日は、街の中のクリテリウムでした。
今日のレースでは、プロ1年目のRivera Francesco が2位に入りました。
今シーズン初勝利を期待しましたが、そうも上手くは行きませんね。
ただし、今日の展開であれば勝てるはずのステージだったようです。


表彰には、ランスが登場しましたが、彼は表彰が終り次第、数10秒で車に乗り込み、猛スピードで会場を後にしました…(大統領みたいに…)

今回、レースを共にしているマッサーは、非常に優秀なマッサーで中野マッサーとも顔馴染みの人です。
一緒に働いて、感じること。
シンプルである事。スマートである事。

健全な疲労感と共に働いています。

ランスの持つチームの小森選手とも挨拶をしました。
彼は、こんなメキシコで日本人のスタッフに会うとは思ってもいなかったでしょう…
皆若い選手のチームの様です。