2008/12/31

大晦日・・・

大晦日ですね。

年越しそばも頂きました。

去年の激動の年越しと比べ今年は実家に居候の身ですから、ゆったりとしたものです。
 
今思うと、この2008年はあっという間に過ぎた一年でした。

という事は、2009年もあっという間なんでしょう・・・
一瞬一瞬を大切に毎日を過ごしたいと考えます。


これから始まる2009年が楽しみです。

2008/12/29

勉強が楽しい…って凄い

お世話になっている勉強会の忘年会にお邪魔してきました。
19歳の頃、専門学校時代での先生の授業に衝撃を受け…
卒業後も様々なトレーナーに必要な基礎を叩き込んで頂き…
単に知識だけでなく、もっと大切なものまでご指導頂きました。
私のトレーナー活動のコアな部分はそこで作られました。
参加者の方々の挨拶で…
「先生のセミナーでの勉強が楽しい」とおっしゃる方々が多かった…
なんか嬉しかった…
また私自身も刺激を受けました。
勉強は一生ものだな…

2008/12/27

AMICA CHIPS-KNAUF

2009年のシーズンは、サンマリノ登録のプロコンチネンタルチームAMICA CHIPS-KNAUF にて活動します。
今年のNIPPO-ENDEKAでの活動を無駄にしないように…
1シーズンではありますが、いろいろな事を経験させてもらいました。
また新しいチームとなり、1月からのスタートが楽しみであります。
今年以上に、大きな規模の活動となる事は明らかです。
マッサーとして、プロとして認められるようにまだまだチャレンジです。
こうして活動できることが嬉しく思います。

1月中旬にイタリアに行く事になります。
1月下旬にチームプレゼンテーションがローマで行なわれるとの情報があります。
あと、数週間だな…
そろそろだ。

2008/12/16

ちょっとだけ準備…

今日、急に国際免許を申請してなかった事に気が付き…
行って来ました。
といっても、パスポートと運転免許証を持っていけばいいだけの話。
簡単に交付された。
今シーズン、いろんな国を運転しましたが道路上のトラブルは無かったから国際免許証を提示する事はまったく無かったけど…
そう言えば、インドネシアではやたらとパンクやらメカトラで道端に停車して、運転手が車の下に潜ってるの見たなぁ~。
もし、イタリアで同じような状況になったら…
俺、どうなる???
お・そ・ろ・し・い
永井メカに聞いた話だと、昔は「よくカンペルがパンクとかして大変な思いした」…とか
今シーズンは無かったから、来シーズンもそんなトラブルが無いとは言い切れない。

イタリア語の先生からイタリア語でメールが届いた…
相変わらず、辞書、参考書を片手に解読…
たった数行の返事を書くのにかなりの労力を費やした…
イタリア語の勉強しなくては…
インドネシアでは、最初、英語が出てこなくなって、イタリア語が口から出てきてた…
へローでなく、チャオとか…
それに対して…
「おっ!俺、イタリア語が頭の中に入ってきてんじゃん!」
「やばいなぁ~英語が下手になったなぁ~…でもイタリア語がその分上手くなってきてるなら良いや!」
と思いましたが、それも数日間だけの話…
浅ぁ~いレベルだった。
単に英語でのコミュニケーションが久しぶりだっただけの事。

2008/12/15

トレーナー青春時代

今日は、久しぶりに昔の仲間と会ってきました。
私のトレーナー活動の原点であったテニスクラブの選手達…いや元生徒達…
といっても、当時の高校生が今はもう立派なOLさん達…
いろんな思い出がある選手達との思い出話に盛り上がり…
というわけではなく、「そろそろ結婚するかもぉ~」とか「彼氏ができてぇ~」とか…
ま、私以外全員女軍団ですから…
で、結局「みやじぃ~頑張ってぇ~いろいろ」となるのでした。
自分がまだ26歳くらいの若造だった頃を知る皆…
「変わってない!」と言われ、少々嬉しくもありますが…
あっ!俺って、若い頃からおっさんだったのか…
との結論になりました。
未だ、28歳位と勘違いして青春してます。

そろそろ落ち着け…

どこでも言われます…

2008/12/13

夢のとある話…

インドネシアから帰りましたが、結構ダメージがあった様で…
最近起きるのが、遅くなります。
単に布団から出るのが面倒だからかな?

インドネシアのレースから帰ってから…
レースの夢をよく見る…
しかも…
あっ!ヤバイ!氷まだゲットしてない!とか…
あっ!ヤバイ!ボトルの数が足りない!とか…
補給のパンを作るのを忘れて…しかも、もう選手はスタート直前!
ってな感じで…
結構、リアルな夢を見るのです。
実は、有り得そうな夢ですので…
これは、夢であってくれと思いながら…起きるのです。
※この写真は、ネット徘徊して拾ったものです…
 インドネシアで撮ったものではありません…

2008/12/07

クタビーチのサンセット…

う~ん。良いねぇ~。

無事帰国…

日本に帰国しました。
今回のツールドインドネシアは、インドネシアのジャワ島を横断し…バリ島に渡り3ステージを行なうハードなレースでありました。
日本ではなかなか実現できない約2週間のステージレースです。
先日も書きましたが、現在のジャパンナショナルチームの編成は、アンダー23の選手達を中心に構成され、今後の強化を目的に活動しております。

今回のレース結果としては、2ステージで優勝、2位1ステージ、3位1ステージ、入賞もありと、まずまずの結果であったと三浦監督は最終ミーティングで述べておられました。
ただし、5人中2人が途中リタイア(しかもレース序盤において…)。
チームとしての戦いは厳しいものでした…

その中での活躍ですから…

今レース、素晴らしい成績を残した伊藤選手。
今年1月のマレーシア遠征で初めて会った時よりもしっかりとし、自分を冷静に見れるように大人になったなぁ~…と感じました。
1勝してから、マークされながらも各ステージ果敢にチャレンジし、もう1勝あげた事には驚きでした。


内間選手
彼とは、今回で3回目の遠征。途中、体調を崩しながらも辞める訳にはいかないと必死にくらいつき、無事走り終えました。成績は、満足いってないでしょう。彼のポテンシャルはまだまだ、今は我慢の時に感じます。


越海選手
今回初めての同行…
始めは、彼のキャラクターに私自身、戸惑いもありましたが…いろんな意味で面白い奴。
海外の選手にもビビる事無く、接していたのが印象的。
実はしっかりしていて、ちょっとした事にもヘコタレナイ。
いい精神を持っています。
マッサージしていて…いい身体をもっていると感じました。


リタイヤしてしまった、吉田選手、野中選手にとっては、残念なレースになったと思います。
リタイヤしてからは、チームスタッフとして我々スタッフのお手伝いをみっちりがっちりしてもらいました。
時には、きつい事を言ってしまいましたが、ステージレースは、1Dayレースとは違い生活を共に各地を転々とするわけですから、些細な事(我々スタッフが作り出すちょっとした事)が選手達のストレスになる事はよくあるのです。
まぁ、彼らはもともと選手ですから急に選手達に気を使うのは難しかったかもしれません。
ただ、「自分達はこうしてレースを走っている!」という事は、分かってもらえたのかと思います??
ボトル洗いや補給のパンの作成や、氷の確保、荷物の管理やらチームカーの中の掃除、管理などなど…
私自身、彼らには助けてもらってしまいました。
その分、残ったマッサージに時間をかけさせてもらいました。
次のレースでは、頑張ってもらいたいです。

そして、三浦監督…
選手の走りに凄く期待し、育てようとする意識が高いです。
「こいつらを強くしないと!!」
という事で、様々な局面を選手達にアドバイスしていらっしゃいました。
スタッフや選手達がミスをしても、「しゃぁ~ないなぁ~」と笑って流していただいたり…

健吾メカとは、約1年ぶりの仕事。
手が空くとマッサーの仕事も手伝ってもらっちゃたり…
俺、何やってんだ??
彼は、極度の寒がりで、私は、極度の暑がり…
寝苦しい夜には、クーラーを聞かせた部屋で…
彼は布団に包まって…私は、腹出して…
いろんな意味でご迷惑をおかけしました。
お互いを良く知ってるから、スムーズに働けました。
彼はアジアのレースは、熟知しています。
各国のスタッフと楽しそうにコミュニケーションとってました。


いやいや長い遠征でした。
ましてや、高温多湿のアジアでしたからねぇ~。
最後のバリ島では、夕焼け見れたのが良かったなぁ~。
来シーズンは、今までの様にナショナルチームの遠征には、帯同できなくなるのではないかと思われます。
私自身、自分のチーム内での立場をしっかりと作らなければなりませんし…
それは簡単な事ではありません。
チームの歯車の一つとして欠かせない存在になりたいと考えてます。
私も、勝負です。
また、彼らと一緒にレースに同行することがあれば、今回のきつかったレースも笑い話になるのでしょうね。それぞれの練習環境に戻り、チーム(学校)に合流し、またお互い大きくなって会いたいと思います。
今回の遠征に治療機材をお貸し頂いた、伊藤超短波(株)様に感謝いたします。
私自身、治療機材をレースの現場で使う機会は初めてでした(お恥ずかしい話です)、今回のハードでタフなレースでは非常に有効活用させていただきました。

2008/12/03

バリ島上陸作戦

今日のステージはバリ島にフェリーで渡ってからのスタートです
厳しいレースを戦っている選手達…
残り3ステージです

昨日も伊藤選手が勝ちました!
皆良い表情です

若いパワーもらってます

2008/12/01

レース関係者として

アジアのレースは、独特な雰囲気を持ちます。
まず、交通事情が非常に悪い為(オートバイなどの交通マナーや台数の多さなど…)事故の危険性も高いです。
そこで、各チームにはドライバーがつきます。

実は、このドライバーの能力によって仕事のスムーズさは大きく変わります。

片言の英語やら現地語で何とかコミュニケーションを取り、自分の希望通りに動いてもらう事が出来るか?どうか?が鍵となるのです。

この写真の運転手は、他のチームの担当ですが…
顔が某横綱ににているので一枚パシリ…
彼は、いつも愛想よく「へローミスター」と話しかけてくれます。
もうすでに10日間もチームの仲間、レース関係者と共に移動(レース)してますので、皆顔馴染みになりますね。

あと、氷の汚さ…
ボトルを冷やす為に使いますが、飲み口のところの衛生面やら…
水道水でボトルを洗った後に綺麗な水でのボトルの洗浄が必要な事やら…

なかなか日本では考えられない状況での仕事です。

でも、これがアジアのレース…
こちらに入り、数日は頭の中を整理するのに苦労しました…
選手もそうですが、スタッフもいろんな事が起こるわけですからタフでないといけませんね。

仕事の方は、健吾メカとの連携もうまく取れ、順調にできています。
リタイヤした選手に、ボトルの管理や補給のパンの作成もしてもらい…
残った3人の為に皆でサポートしています。

あと、4ステージ!
チームの雰囲気は決して悪くないですし、まだまだ何かやってやる!といった顔つきに選手達がなっています。
そして、今日のレースでも伊藤選手が2位!
スマートな走り…
レース後の記者会見が終って、もっと英語とか話せるようになりたいと…
分かるなぁ~。
意味は理解できても、意思が伝えにくいんだよなぁ~。

このレースはとても、キツイレースです。
皆、どんどん成長している気がする。

2008/11/30

休息日に…


朝早くから、ジョグジャカルタの動物園になぜか連れてこられた…
象やタイガー、ゴリラなどいましたが…
オラウータンのつくる表情にノックアウトされました。
まるで人間…
私…
とても親近感を感じます…
目が合うのですが、カメラ目線にはなってくれません…


このツアーに当然ですが、選手は来ませんでした。
休息日くらいゆっくり寝させろ!という事です。
我々は、7時にロビー集合って事で、健吾メカとガス抜きさせてもらいました。


もうすでに後半戦も始まり、何とか3人の選手で日本選手団も頑張っています。
日々、逞しくなっていく彼らを見てどんどんいろんな事を吸収して欲しいなと思うばかりです。

2008/11/27

インドネシア前半終了しました

今日で第5ステージを消化し、明日は休養日です。
現在、5人出走の選手のうち、2人リタイヤの状態。
しかし、昨日の220㌔のステージでは、伊藤選手が見事に勝利しました。
ホテルに帰った彼の顔は晴れやかでした。
そしてチームの状態は、決して落ち込んではいません。
今回の構成されたメンバーは大学生のみで構成されています。
厳しいレース環境での経験は、とても貴重なものになると思います。
後半戦の3人の頑張りに期待したいと思います。
今日は、イランの1,2,3でした…

一日で必ず雨が降ります…
やはり雨季なんですねぇ~。
蒸し暑い…
苦しい…
クーラー最高…
でも風邪引かないようにしないといけませんね…

2008/11/26

第3ステージ終了しました

まだ全日程の半分にも満たしてませんが、アジア独特のレースをこなしております
同行している健吾メカと話している事は長いレースだから出来るだけ仕事をシンプルにやっていこう!!という事…
彼とはアジアのレースで数多く一緒に働いてきたので、お互いの理解もあり働きやすい状況にあります。
お互い手の空いたときには助け合い…
と、言いながらもほとんど手伝ってもらうのは自分の方…
昨日今日と補給食作りを手伝ってもらってしまいました。
仕事終りも9時前にはクリア出来、睡眠時間も確保できております。

今回は若い選手で構成されたJAPANナショナルチームなので彼らも毎日が激闘です。
高温多湿と激しい路面の乱れなど日本ではない状況…
明日は220キロのレース…
今現在外は雨…
で、明日は雨でもキツイ…晴れても湿度がまた上がる…
こりゃ大変。

2008/11/23

雨季のインドネシア…

ついに今日からツールドインドネシアが始まりました。
この時期はこちらは雨季だそうです…
アジア独特のモワァ〜んとした空気にやられてます
今は第1ステージのクリテリウムが終わり、次のホテルまで移動中ですが、雷&豪雨の中…
まだ着きません…こりゃスタッフにとっても大変だ

今のところ選手もスタッフもを崩してはい・ま・せ・ん

2008/11/19

インドネシアに向けて…

今はシーズンオフではありますが、いろいろと来年の活動の準備段階に入っている状況となっております。


明日より、自転車ロード日本代表のインドネシア遠征に帯同致します。

今月は5日間だけでしたが、明治神宮外苑テニスクラブ内の治療院にて職場復帰させていただきました。

様々なトレーナーとの意見交換ができ、自分にとってはとても刺激的でした。

ただ、ご利用いただいていた皆様への告知が遅すぎた…
タイミングが合わずに今回は、お会いできなかった方々もいらっしゃいました。
すみません…
次回は、もうちょっと早めに告知致します…

帰国後に時間があれば、12月にも出勤したいと考えております。

そして…
現在、トレーナーとして治療の引き出しを増やす為に現在、治療器具の勉強をさせていただいております。
私自身のテクニックを磨く事が(当然の事ですが…)まず第一。
当然ですね。

そこにプラスαとして…
日本自転車競技連盟の公認スポンサーである、伊藤超短波株式会社様からご理解を頂き、今回のインドネシア遠征に治療機材をお貸し頂く事になりました。

今回のインドネシアのレースは、約2週間のハードなステージレースです。
190㌔以上のステージが3つ、最長は221㌔のステージもある…

身体に対するストレスも今まで以上に辛いレースとなるでしょう。

冬到来の日本から赤道直下に移動するのも一つですし、東南アジアのレース環境はなめたらいけません…

試してみたかった機材ですので、この機会を十分に活かし、しっかりと使わせていただこうと考えております。

治療の考え方は、テクニックもそうですが、関わる機材もかなり進歩しています…

アンテナは畳んではいけませんね…

※インドネシアから…ネットが繋がるようでしたら、更新したいと考えております。

では、行って来ます。

2008/11/14

優柔不断…

今シーズンの活動を振り返り、マッサーとしてもっと来シーズンいい仕事をする為に何が必要か??
いろいろ考えております。
当然、まずはイタリア語の勉強ですが…

マッサージ、治療テクニック、身体の知識についてもより高いところを目指していかなければならないのも当たり前です。
当然の事ですが、選手が自転車に拘る様に…
マッサーとしては、マッサージベッドが気になる…
私自身、自前のベッドは持っておりますがすでに10年近く使い込んで少々古くなってきたのであります。
扱いが悪いといったらそれまでかもしれませんが…

今日は、ちょうど中野マッサーも時間が取れるということでマッサージベッドのショールームを見学しに行ってきました。
軽くて丈夫なタイプの理想的なベッドがありましたが、直ぐに即決できないこの優柔不断さ…
もう一度、考えてから…
全然、拘ってねぇ~じゃんといった所でしょうか??

今シーズンは、チームのベッドを使わせてもらっておりましたが、1台は何とシーズン前のトレーニングキャンプの最中にぶっ壊れました。
やはり頑丈でないと選手に迷惑がかかってしまう。
ヨーロッパのマッサージベッドは、あちらのマッサージのスタイル(オイルマッサージがメイン)からしてベッドの高さが高いのです。
我々日本人マッサーとしては、脚はオイルを用いますが、腰や背中などはいわゆる日本式?の指圧・あん摩のテクニックをよく用いますので、高すぎると力が入りにくい事が欠点となってしまいます。
しかし…
「マッサー自身が使いたいベッドがあっても、チーム事情によってはチームが用意したものを使わなくてはならないケースもありうる」そうです。
(中野マッサー談)
確かに大きい物ですから、チームのカミオンのスペースなども考慮に入れなくてはならないのですね。
なるほど…
チームに相談しなくては…
全てにおいて、所属するチームの事情、マネージャーの考え方でスタッフの役割分担、仕事は決まるようです。
当たり前か…
今日も中野マッサーにグダグダと私の話に付き合ってもらってしまった…

2008/11/12

世の中狭い…

治療院で働いていて感じたこと…
まず、日が暮れるのが早くなったなぁ~と…
今はもう5時で外は暗くなる…
で治療院に残っていると…
すんごく遅くまで残業している気になる…
この時期だから、当たり前ですがね。
そういえば、そうだったなぁ~。

こんな事で治療院で働いていた頃を思い出したりしています。
単純ですね。

やはり治療院で働くのは、刺激になります。
選手と違い、一般の方々の感性はより複雑です。
選手が単純と言っている訳ではありません…
スポーツ愛好家の方々から、ホントに全く運動していない主婦の方も来ますし…
パソコンを1日中相手に仕事している方々の背中の張りといったら、強敵です。
一般の方々の身体をなめてはいけない…


私が居た時のスタッフと今の治療院を守っているスタッフはほとんど入れ替わりました…
しかし…
世間は狭いものです。
実は、今の治療院に中野マッサーのクラスメートが居たのです。
って事は、私とも出身校が同じって事…
いやいや驚いた…
当然、それを知って中野マッサーに連絡入れました。
あと、実はJスポーツの自転車実況でおなじみの白戸太郎さんの弟さんとも一緒に働いているのです。
彼とは、もう7年以上の知り合いですがね…
そして彼は、ブリジストンの飯島選手とは大学の寮が一緒だったとか…
自転車業界とは全く関係ない、テニスクラブの治療院に奇妙な仲間の繋がりがあるのです。
不思議ですねぇ~。
怖い怖い…

ちょっとした準備も始めないと…
今シーズンの活動で、イタリアで手に入るものと日本でしか買えない物が分かりましたので、そちらの準備もしておかなければならないですな
カレーのルーとか…
中華だしのペーストとか…
ラーメンとか…
はい、食い物の事ばっかしです。

2008/11/09

強烈な冷え込み

今日は、ほんと冷え込みました…
家に居ても、足元が…
身体が冷え切るというのは、こういう事なのね…
血行不良は、身体に良くないなぁ~。

今日は、野球の日本シリーズ第7戦…
要は、今日勝った方が日本一。
珍しくテレビで観戦してたけど…
勝敗よりも、ライオンズの若い選手達の後ろ髪が伸びてんなぁ~と気になってしまった。
背番号で選手を認識できなくなってしまった私は、誰が誰だか?分からなくなっちゃった…
今、かっこいいといわれる選手達ってあんな感じなんだろな。
ダボダボのユニフォームが流行りなんだろうけど…
20年以上前の着こなしとは明らかに違う。
自分が憧れてた選手は、巨人のショートの河埜選手だった…
確か背番号5番で、強肩!
ショートの深いところからファーストにビシッっと投げアウトにする所に男のカッコ良さを感じてた覚えがある…

今とは、時代が違いすぎる…
ライオンズの渡辺監督の現役時代との変わり様も…



ここの所、1週間が早い気がします。
そういえば…
昨日は、共に活動したNIPPO-ENDEKAの佐野選手と少しゆっくりと話が出来た。
今年の活動については、お互い大変な事もあったけど、今は笑い話になり…
そして、来シーズンに向けての意気込みを私は強く感じました。
選手ってこうやって強く、逞しくなっていくんだなと…

2008/11/08

サイクルモード

今日は、自転車のイベント『サイクルモード』に幕張メッセへ顔を出しに行って来ました。
NIPPOでお世話になっているCOLNAGOのブースにお邪魔して…
スーツ姿の中田選手にお世話になりました。
ありがとうございました。
今回のイベント、かなりの来場者で、皆さん対応が大変そうでした。
私は会場内をブラブラしてただけですが、それでも疲れた…
来シーズンともに戦う事になった、宮沢選手とも挨拶でき、大門監督ともちょっとだけお話させていただき、実はシーズンがかなり近づいてきたのを感じました。
そうゆっくりもしていられない…

2008/11/05

久しぶりの銀杏並木

今日は久しぶりの神宮外苑テニスクラブでの仕事でした。
打ち合わせで、数回来ましたがやはり仕事で向かうとなると…
違いますね。

銀杏並木は、まだ色づいていませんが、あと1ヶ月もすると綺麗に色づく事でしょう…

偶然にもクラブハウス内でお会いした方に「あれっ!帰ってたの??」とお声をかけられ…
まだ、覚えていただいていた事に感謝でございます。

いつもご利用いただいていた方々へのご連絡も遅くなり、ご迷惑をおかけしております。
ほとんど、宣伝してなかったもので…

今日も数人ですが、マッサージさせていただきました。

当時のスタッフと今は変わり、ベッドの配置なども変わっていましたが、マッサージ中は去年までとなんら変わりなく(違和感無く)集中できました。

変な感じですが、イタリアに行っていたことが遠い昔のようにも思えてしまう…


仕事の後の少し冷え込んだ外に出た瞬間も懐かしく…
夜の銀杏並木も贅沢に感じます。
帰りの電車で1時間ちょっと…
丁度いいイタリア語の勉強の時間に当てられます。
家では、全く勉強できないタイプの私です。
鍼灸の国家試験の前日もファミレスで勉強したくらいですから…

次の出勤は、来週…
贅沢な働きぶりでございます。

2008/11/04

食った

今日は、今年一緒に活動した井上選手が関東地方に出没中との事でちょいと…
今年のお互いの反省点やら今後の事などいろいろ…グダグダと…
話に夢中になり、お腹がなかなか一杯にならないので、結構な量食ったなぁ~。
お腹が一杯になるまで食べるから…
太る…
大体、選手と同じ量食べる事が間違っているんですね。
分かってます…
お好み焼きともんじゃ攻撃&スタバでカフェ&デザート…
お互い来シーズンは、本当の勝負の年となります
私は選手ではありませんが、スタッフとして選手と共にいい刺激を与え合えたらと思います。
そんな余裕あるのか??
ちょいと心配ではありますがねぇ~。
自分の事で精一杯だろうなぁ~

神宮外苑のテニスクラブ内の「マサスポーツシステム・マッサージルーム」での仕事の日程が確定しました。
とりあえず、今月のみで、しかも少ない日程ではありますが…
11月5日(水)11:00~ 11日(火)11:00~ 13日(木)11:00~ 17(月)13:00~ 19日(水)11:00~
となります。

2008/11/01

とある選手からのE-mail

突然、イタリアからメールが届きました。メールアドレスからして誰からかは分かるのですが…
マサ!勉強してる??
半分、分かった??と…

自分がイタリアに居た時、良くいろいろ指示を受けた時など、イタリア語が早すぎてそして、いまいち内容がつかめない時に使っていた「半分、分かった…」を彼らは良く真似してきます。
とはいっても、後半戦になってこの言葉を使い始めたのですが…
分かってもいないのに、了解!と言ってしまうととんでもない事になりますから…
「半分、分かった」を応えると…
相手は、少々ズッコケます…
「何だよそれ…」ってなリアクションをされます。
でもその後に、「マサァー!しょうがねぇーなぁー」としてくれるので、助かってきたのです。

今から辞書片手に解読して返事を書きます。
あちらからも気にしていてくれる選手が居るのは、嬉しい事です…

来週から週に1,2日程度ですが、昔の職場に復帰します。

2008/10/31

オフシーズンの過ごし方

もうすでに10月も終わり…
年明けまで2ヶ月しかない…
あっという間に来てしまうでしょう。
選手にとっては、来シーズンに向けてのリフレッシュや弱点強化などいろいろでしょう。
春先には、だいたいオフの間にどれ位乗り込んできたのか?いろいろ話題にのぼっているようでした。

私がこのオフでやるべき事は、まず何といっても「イタリア語の上達」でございます。
正直、今シーズンはかなりの面で周りのスタッフに助けられての活動でした。ホントに…
実は、今現在イタリア語教室に通っておりますが…
勉強すればするほど、よくここまで知らなくて活動してた…
意味を深く理解せずに使ってた言葉がいろいろあった…
と思うことばかりです。
反省です。
しかし、こんなレベルをよくも相手にしてくれたんだなぁ~。
とも思います。
マネージャーのシモーネは英語も使えますから、少しは問題ありませんが、とても可愛がってくれた監督のファブリッツォ・ファブリなんかは、トスカーナ弁?喋り捲っても何となくしか理解しない私にで困り果てながらも…
選手ではガロッファロも英語は話せないけど、目を丸くして、動詞やらを変化させずにできるだけ私に分かるように話してくれたり…


まぁ、皆さん自分の職場に日本語の分からない外国人さんが配属されたと思ってください。
よほど、こちら側に余裕があるか?そいつが良い奴で一生懸命仕事を覚えようと頑張っているなら…
少しは相手をしてくれるでしょう。
もしも、「あ~あぁ…ちゅかれたぁぁ~」「あ~ぁやすみたいねぇ~」とかグダグダ言ったら…
もう、こいつ使えねぇ~と思われます。

そうはなりたくないから!
日本人は思ってたより、大して働かない!と思われたくない。
(せっかく今まで海外でチャレンジして認められて、仕事を認めてもらえた先輩達が居るんですから!ね)

仲間に必要とされる人間になりたいと思いますし、ならないと次は無いでしょう…
厳しい状況ですが、新しいものを身に着ける事を楽しみます。(苦しみながら…)

2008/10/30

実現 日本自転車マッサージ協会会合

日本自転車マッサージ師協会(自称)の会合をスペシャルゲストを迎え本日決行しました。
名前なんてどうでもいいのですが…
3人で…
まぁ、補給地点で良く話す梅丹本舗GDRの穴田マッサーと自分の二人きりの会食の事なんですがね…
今日は、LIQUIGASの中野マッサーもスペシャルゲストとして合流…

ヨーロッパを拠点に活動するマッサー同志、仕事の悩みの事やお互いの仕事環境の相談やら…
それぞれチームの規模、活動範囲、チーム内の状況、おかれる立場はそれぞれ…
マッサーとして、そして一応それで飯を食ってるプロとして…
日本のチーム内でのマッサーの活動の事やビッグプロチーム内での活動の違いやら…
くだらない話から、今後のそれぞれのビジョンまで…様々
浅いところからかなり深いところまでね。


こうやって、横の繋がりがあるって…とても大切。
チームの垣根を取っ払い…

夕方5時に集合して、1軒目でうまい豚肉食って…
小休憩でバッティングセンターに行って、110キロのボールをかっ飛ばし!
(ボールを打つのは10年ぶり位かな??)
ストラックアウトでは、9枚中3枚しかぶち抜けず…
(一応、高校時代はエースでしたが、デッドボールが多かったなぁ~)
青春時代を一瞬思い出しちゃった…
野球部でしたからね。
2軒目で、つまみを食いながらまだ語り合い…

帰り道…
話の内容が深すぎて、お二人は全然酔えなかった…とこぼしていました。
私は飲むと寝るので、ウーロン茶とカルピスで…
相変わらず…
せっかくイタリアに行ってるんだから、ワインの味くらい分かるようになりたい…
で、日本酒飲んで~ん…やっぱり米の違いで酒の味も違うねぇ~とか言ってみたい。
穴田マッサーは、まだシーズンオフではなく沖縄、中国の遠征があるらしい…
また、年末に皆で集まる予定…

レース会場以外でチームウエアを着てない皆と集まると変な感じです。

2008/10/27

レースも終わり

レースが終了し、帰国してからの脱力生活にピリオドを打ち、積極的にいろいろ動き回る事にしよう!
とちょっとだけ思います。
レース後、バッソ選手のインタビュー&コントロールに付き添う中野マッサーを待つ間、以前チームを共にした選手と少しだけ話すことが出来ました。レース後ですから、少し顔もリラックスして緩やかな会話…
スタッフも選手と共に成長していくものではないかと思います。
というか?お互いプロ意識を持って、接していれば…
当然でしょうか?

チームは離れても、レース会場で会えば走りは気になります。
私が選手を見て…
「おっ!調子良さそうだな…」
「なんかあいつ覇気がないなぁ~」
などなどと…

でも、逆の立場の選手側から私の事を…
「おっ!宮島さんマッサージ今日は気合入って、集中してるなぁ~」
「おいおい、宮島さん今日は、全然力はいってないっすよ。ちゃんとやって下さいよ!」
など思われてるのでしょうか?
いつもの妄想が始まります…

まぁよくひとつの事からいろいろ頭が回ること…

そんな事考える暇あるなら、勉強しなくては…

と言いながら、ネットで動物面白画像を検索してゲラゲラ笑ってます。この画像は、実にくだらない…

今回の投稿もくだらない

国内最後のレース

先ほど、チームの会食が終わり、今回ご一緒した永井メカにわざわざ自宅まで送って頂いてしまいました。
イタリアでのシーズンを終え、帰国してから今年の事や来年からの事などいろいろ考える事が多いです。
私にとって、すでに厳しい状況を乗り越えてきた仲間がいる事は非常に有り難く、励みになります。
話す一言一言に意味があり、深いのです。
こうして、いい仲間とめぐり合えた事、そして関係を保てている事は、非常に私は恵まれてます。

今回のジャパンカップでの仕事は、メインで活動されている中野マッサーのサポートです。
でも、彼は今回のレース…かなり大変そうだったなぁ~。
細かい他の頼まれ事(他のチームの事の用事までも…)に振り回されて…
私自身は、大きなトラブルだけはなかったのが幸いでした。
やはり、補給の失敗やチームの仕事の流れを断ち切るような事だけはしたくなかった…

そして、年間通じて一緒に戦ってきた選手とレースが出来なかったのは、ちょっと残念であり、仲間には申し訳ないですが、今回のレースも勉強になることが多かった…


リクイガスには、優秀な選手が多く集まっていますが、私はどうしてもスタッフの方に目が行きます。
今回の来日したメカニックは、イタリア代表の中心的な方だったそうです。

永井メカニックも凄く刺激を受けたそうです。

そうした環境の中に少しだけですが、関わらせていただいた事にホントに感謝です。


で、今後の私自身がどう変わっていくのか?
それが大切かな?

実は、ジャパンカップでの仕事は初めて…(TOJでは来た事ありますけど…)
NIPPOに所属しながらも、実はこのレースに呼ばれる事は、なかったのです。だから…今年もそうなった??
このレースに来たのは、現マトリックスの橋川選手(奴とは高校でクラスメート)の応援に10年以上前に来て以来…
彼(奴)も若かった…
私(俺)も若かった…
凄いレースが見れて今日の観客の皆さんは、楽しかったのではないでしょうか??










2008/10/26

またまた貴重な経験

この週末は宇都宮で行われるアジア最大の1dayレースであるジャパンカップに来ています
今回のレースはチームのスタッフ構成上の都合で(他のスタッフも経験を積むために)NIPPOではなく、夏にお世話になったLIQUIGASのお手伝いをしております
まさか中野マッサーとまたご一緒するとは思ってもいませんでしたが、何か予感はありました…(矛盾してますな…)

8月の経験もあるので、こちらにもスムーズに仲間入りさせていただいてます

受け入れて頂いてLIQUIGASに感謝です(当然中野マッサーにも)…
一緒に働いているチームスタッフの輪を乱す事のないように…
頑張ります

2008/10/22

テニスも大変…だな

今日で2日目のテニスのお仕事…
しかし、自分は最終日…
昨日今日と、治療した選手には、大変申し訳ないですが、明日からは他のトレーナーの方がいらしてくださるそうで…
テニスは、見た目以上にハードなスポーツです。
この2日間だけでも、かなりのスポーツ障害をみました。
テニス選手も自転車選手同様に、世界のランキングがあります…
要はポイントが存在し、そのポイントを稼ぐ毎日になるわけで…
しかも、チームに所属ではなく、個人個人のポイントで出れる大会の規模まで変わってきます。
つまり、賞金も違ってくるという事…
個人単位で世界を相手にする事…
そこが、自転車ロードとはちょいと違いますかな? (自転車は個人でなくチームでエントリーですからね…)
しかし、怪我やトラブルなどを抱えながら試合を転戦している選手が非常に多いのが、現実です。
治したくても治療に時間を費やすと…自分のポイントが稼げなくなる…
だから、無理しても試合に出て、しかも勝たないと…
怪我と競技レベルの試合による疲労との悪循環にはまってしまっている選手もいます…

特に足腰の疲労は激しいです。
一般的にテニスは、ラケットスポーツだから肩肘を中心とする上半身の障害が多いのではと思われる方も多いと思いますが…
テニスの場合、コート内を激しく移動しながら行う競技であるのと同時に、時にはジャンプそして着地、しかし目はボールを追っている…状況それの繰り返しの連続…

自転車選手も一般の方々は、ペダルを回す競技から下半身の障害が多いと思われるかもしれませんが、実は上半身の疲労も多くございます。
自分も初めてロードバイクに乗ったときにどこが一番初めに辛くなったかというと…
脚でなく、首でした…
そりゃレベルが選手とは圧倒的に違いますけど…

今日は、昨日楽させてもらっちゃった分大変でした…
昨日の倍は、トレーナーブースで活動してました…

去年までお世話になっていた、神宮外苑のテニスクラブ内にある「マサスポーツシステムマッサージルーム」で来週もしくは、来月から少しの間ですが治療院の現場に復帰させていただく事になりました。
(今週末のジャパンカップが終りましたら、また11月後半のインドネシアのレースまで時間も空きますので…)
また、正式な勤務日程が決まりましたら、ご報告します。
復帰を命令していただいた、社長に感謝しなくてはなりません。

2008/10/21

技術屋さん

今日は、有明テニスの森に…
車を売っぱらった私は、電車に揺られながらトレーナーバッグを抱えて向かっておりました。
乗り換え3回も…
面倒くせぇ~なぁ~。
仕方が無い、車じゃないんだから…
しかし、豊洲からのゆりかもめ線?は、素晴らしい景色の中を走る…
初めて乗った…
いつも車で行ってたからなぁ~
東京の中心街から少し外れた所をスイィーっと走るモノレールに感動してしまった。
大きなビルがいくつも並ぶ東京はやっぱり大都会…
イタリアの拠点の街?いや村には、10階立ての建物なんて無かったなぁ~。

で、テニスのトレーナーのお仕事…
オフィシャルトレーナーですので、基本的には試合中のトラブルに対応する為に本部に陣取っております…
今日は、トレーナーを呼ぶコールが一つもなかったので、比較的落ち着いた一日…
そういえば、テニスの選手は、鍼治療を好むケースが多く見られます。
これは、テニスのトレーナーをやっていた方々に鍼灸師が多かったからなのかなぁ??
腰、首、肩、肘、大腿部、などなどいろいろなリクエストがありテニスのトレーナー時代を嫌でも思い出させてくれました。

テニスには、あまり知られていないかもしれませんが、ストリンガー(で良いのか?)というスタッフが存在します。いわゆるラケットの調整のスペシャリスト!
自転車でたとえるならメカニコ…
この大会に来ていらっしゃるストリンガーの方は、経歴45年の方…
今まで多くの有名選手いや超有名選手のラケットも調整してきた方…
お話させていただきました。
技術職としてのこだわりは、さすがの一言です。

伝えるのが難しい話ではありますが、その方と同じように真似して他のストリンガーがラケットにガットを張っても…
同じように仕上がらない…
その差は何なんでしょ?
そこが違いなのでしょう…

自転車のメカニコもやはり選手との信頼関係から成り立っているようで、これはレースにいると良く感じます。
マッサーとは、また違った働きですが、チームの一員として良く仕事が見えます。
私の場合、贅沢にも優秀なメカニコの方々とレースをご一緒する機会が多く、プロ意識を感じるときが多々あります。
同じチームのスタッフとして働ける事の喜び(楽しみ)ってあるんです。
で、自分に置き換えて…
俺ってきちんと出来てんのかぁ?と…
また考え込む…

先はまだ遠い…

2008/10/19

そろそろ動きます

やっとの事で動き始めます。
テニスの国際大会にトレーナーとして短い期間ですが活動します。
こうしてお声をかけていただける事に感謝です。
この大会には、過去4年間、お世話になってます。
自転車レースとテニスでは、トレーナーとしての役割も違いますので、少々ビビッております。
しかし、染み付いているであろう仕事をもう一度振り返りながら準備したいと思います。
自分の働いていた当時のスタッフもいますし、楽しみでもあります。

雨が降らないといいなぁ~。
テニスの場合、雨が降ると一旦競技が止まります…
このせいで、時間や日程がずれ込むことが良くあるのです。


11月の下旬から12月初旬までインドネシアで行われるレース。
ジャパンナショナルチームのマッサーとして帯同してきます。
ご一緒するスタッフは、三浦監督、ラバネロの健吾メカニック!
健吾君とは、何度もナショナルチームでアジア遠征をご一緒しています。
彼と働くのも楽しみ。
選手構成は、今後の育成を兼ねて若い選手を中心のチームになるようです。

今年始めのレースがマレーシア…そして、最後のレースがインドネシア…
アジアだなぁ~。

暑いかなぁ~
嫌だなぁ~
蒸し暑いの…

2008/10/16

満喫!日本の食事

今日は、イタリア生活の先輩お二人と会合…
焼肉に行ってきました…
う~ん!やっぱ焼肉最高!
ハラミが大好きな自分含め3人の肉食怪獣でたくさん食いまくりました。

先輩とは…
LIQUIGASの中野マッサーと世田谷区等々力の「Bicycle Shop POSITIVO」代表の永井メカ…
彼ら二人のイタリアでの苦労話から自転車業界の事までいろいろ話しちゃった…
ちょうど同じ世代のご活躍する仲間です。
彼らは、最終的には素晴らしい活躍をしてきていますが、行った当初はそりゃ大変だったらしいし…
そんな話は、自分にとってとても大きな教材となり、これからの活動に大きく関わってきます。
例えば、インターネットなんか今は、無線LANでイタリアも繋げるけど、昔はそりゃ大変だったらしい…
チーム所有のカンペル(キャンピングカー)なんかの運転での苦労やぶっ壊れた話やら…
時代が違うかもしれないけど、今の自分に共通する大変さもいろいろね

で、その後はお二人の友人が経営する自由が丘のトラットリア「Trattoria La Galleria Bianchi」にて、またうだうだと…
お店でイベントをやるらしくその打ち合わせにお邪魔して…
終電ギリギリになったのでお先に失礼をしました。

次は、マッサー同志で行きたいものです…

2008/10/07

そろそろ動かないと…

もうすでに日本に帰り1ヶ月が経ってしまいました。
レースやチーム内での活動も沈静化?し…
マッサーとしてブログに書くような事もなく…

しかし、今後に向けての活動をそろそろ始めないといけません。

私にとっての今年のイタリアでの活動は…
あえて、厳しい事言うと…かなり周りに助けられた!(まだまだ独りじゃ出来ねぇーじゃん)
自分に甘く言うと…まぁ、1年目にしては何とかやれた!
というところでしょうか?

はっきり言って、選手ではありませんので、活動に対する評価というのは…
成績でもなく、実際の働いた現場での存在価値となるのでしょうか??

また、「今後も一緒にやろう、お前が必要だ!」と声をかけてくれる仲間が居る事は自分にとってとても嬉しい事です。
あちらの監督からも、「マサ!イタリア語勉強してるか?」のメールをもらったり…

まだ、正式な来年の活動についての事は書けませんが…

そろそろのんびりしてる場合じゃないですな…

2008/09/27

驚いた事に…

今日メールチェックをしたら、見知らぬアドレスから写真が添付されて届いていた。
怪しい…
どうせ、変なメールだろう…
でも、どうやらイタリア語のメール…
ん?4分の1くらいしか解読できないけど、どうやらイタリアのプロコンチネンタル「LPRブレーキ」のスタッフからのメールだった。
イタリアのレースでよく会い、挨拶を軽く交わした程度だったけど、自分の事を写真に撮っていて…
メールアドレスを確か、帰国前に渡したのは覚えている…
でも、律儀にちゃんと送ってきてくれるとは思ってもいなかったです。

嬉しいです。

少しは、自転車業界に居れたのかな?
今度会えたら、「グラッツエ」言わないとね。
下の写真は、中島メカと…
良く体型が似てきたと言われますが…
全然、やつのほうがゴツイ…
これは、帰国直前のメリンダでのレース。
8月なのに急に雨が降ってきて、温かい紅茶を用意したレースでした…
もうすでにレースから離れた日々が続いています。
実業団のレースにも私は同行しません。
次のレースは、きっとですがジャパンカップかな??
あと1ヶ月もあんじゃん!

2008/09/22

非日常から日常へ…

レースが日常の生活からレースのない落ち着いた生活にチェンジし、最近はだらけておりますがなかなか顔を合わせることの出来なかった、先生やもと職場の方々とご挨拶する事によって、やっと日本に居ることが日常となってきました。
逆にレースの日々がもう懐かしくも思うような感じにも…
変な感じです。

 先日、トレーナーになる前からお世話になっている先生(この仕事に就くにあたり、トレーナーの基本となる部分をお教え頂いた方です)とお食事をさせていただき、また基本に戻り…
 昔働いていた、フィットネスクラブに顔を出し、自分が10年前に作ったトレーナーの資料を見せてもらい、俺も結構頑張ってたなぁ~。と懐かしみ…

シーズンはまだ終ってもいないのに、オフの様な毎日となりました。

まだ、会っていない仲間や友達に会うのが楽しみであります。
言っておきますけど、まったく変わってませんので、あしからず…

2008/09/18

お別れ

大門監督が急遽イタリアに旅立ったので、まだ残っているガロッファロー&ミオリンコンビのお世話をしに成田のホテルに出向きました。
彼らと寿司をいただきましたが、さすがに今年2回目ということもあり箸の使い方もうまくなったし、生魚ということで神経質になることもなくパクパク食べてました。
思ったのですが、日本遠征の間…彼らは、「自転車選手たるものパスタを食べる!」にこだわらず、ご飯(白米)を食べてました。
レース前はパスタじゃなければダメ!って事はないのですね。
彼らに聞いても、イタリアはパスタ最高!でも、日本のお米も最高!だから日本に居るときはお米で十分!との事です。(まぁ、自分のイタリア語のレベルですから本当かどうかは分かりません…)

で、最後に彼らとのお別れの挨拶。
また彼らと会えるのか?

きっと会える気がする。

その時まで、俺自身も頑張ろう。

自転車チームのマッサーとしての活動は、少し時間が空きますが、まだまだ勉強しなくてはならない事が山済み…

まぁ、でもそれもまた嬉しい事ですね

2008/09/16

ツールド北海道全日程終了しました…

無事に帰宅しました。
北海道からの長旅のドライブは、ほとんど成田メカと大門監督…
自分はちょっとだけ…

味噌ラーメンうまかったなぁ~。
でも、フェリー乗り場で買う予定のお土産は15分遅れで間に合わなかった…
俺が、3杯目を食わなければ…

ツールド北海道は、NIPPOで7回目かな?
他のチームで3回程帯同しているから10回目…
特にこの数年は、レースの勝負に直接関わり、嬉しい成績や悔しい成績も選手と共に味わってきました。
我々NIPPO-ENDEKAにとって、この「ツールド北海道」は年間スケジュールの中でも重要なレースの一つでした。
選手始め、スタッフも緊張感を持って臨んだレースです。
結果は、残念ながら優勝を逃しましたが、最後までチャレンジしたレースが出来たのではないかとスタッフ側からですが感じました。

このレース、NIPPOコーポレーションの沢山の方々が全レース応援に来てくださりました。
皆さんからの激励は、「応援されているんだ!」という事をホントに実感します。
自分は、走って成績に貢献する事はできませんが、サポート側からという意味では、応援してくださる方々と同じ気持ちで仕事をしました。

今回もいろんなチームのマッサーと話をする機会をもてました。
自分にとっても刺激になりました。
シーズンオフにでもチームの垣根を取っ払って会える機会が出来ればいいなと思いますね。


2008/09/15

北海道を出る前に!!

今回のツールド北海道は終了しましたが、我々スタッフは車を拠点に戻さなくてはなりません!
って事ですから、フェリーにて北海道を脱出です
でも…
その前に…
味噌ラーメンを…

大門さん(チーム監督)を口説いて…

有名な「すみれ」に立ち寄り小ラーメンを3杯ほど…う〜ん美味しい

で、今はフェリーの上です
今回は北海道のNIPPOの方々とも二年ぶりにお会いでき、顔も覚えて頂いていました
嬉しいですね

さて、今後の予定は…
未定…
ちょいとゆっくりします

2008/09/11

激震のスタート

ツールド北海道始まっております…
今日のスタート直前になんと十勝地方を震源とするかなり大きな地震がありました(震度5位なのかな)
車でもスンゴイ揺れを感じました
幸いレースには影響がありませんでした
二年ぶりの北海道…
始まれば、いつもと同じ事!
でも第1ステージ終わるまでは少し緊張したなぁ〜

イタリアで補給に使っていたパンとこちらのパンは固さや大きさが違うので、結構大変…
まだ補給のパン作ってますが今はちょいと休憩中…

2008/09/08

北海道上陸

日本に帰り、関東地方の蒸し暑さにグロッキーでありましたが…
ツールド北海道の為に千歳に上陸しました。
いやぁ~。快適…
夜は少々冷え込む位…
TOJ以来、各チームのマッサーと会うのも楽しみの一つです。
よろしくお願いします。

2008/09/05

時差ぼけなんでしょか?

帰りの飛行機では、運よく搭乗客が少なかったのもあり席に余裕がありました。
エコノミークラスですが、席が3つも空いていればフルフラット並みの贅沢さ…
かなり寝まくって帰ってきたのですが…
この2日間はちょいとダルイ…
今までこんなにつらい時差ボケは経験した事ありません。

昔は朝まで遊んでも平気だったけど…

おっさんになると睡眠時間の確保と良い睡眠はとても重要…
結構、体調悪くても自分は寝れば治る!タイプです。
その寝る事の調子が悪いとちょいとツライ。

ま、どうにかなるでしょう。

2008/09/03

オーバーチャージ恐怖症…

今回の帰国に関しては、かなりの量の荷物であった為、正直オーバーチャージをしなくてはいけない状況も覚悟してのチェックインでありました…
が、なんと無事に通過…
こういうところはいい加減にしていただいても結構(重量に関してのみね)であります。

日本に着いた途端…ムウワァ~ンとした空気…
機内アナウンスで「本日の東京成田エアポートの気温は、31度…」
「やばい…」
想像通りの蒸し暑さですね。

北海道は、寒いような話も聞きますが…自分にとっては丁度いい位でしょうか?
体調を崩さないように気をつけて、次のレースを迎えます。

2008/09/02

心境は…日本遠征

1月の下旬からイタリアに入り、こちらの活動はドタバタ劇そのもの…
シーズン後半になって少しは落ち着いてきたのですが、もうすでに9月に突入…
毎年、行われる「ツールド・北海道」の為に帰国します。
去年はチームの構成上、参加できなかったので2年ぶりです。
マッサーにとっても、各ステージフィニッシュ後のホテルまでの移動やらレース中の補給地点への移動など大変ではありますが、これこそステージレースの醍醐味かな?

選手、チームにとってとても重要なレースなので、ミスを減らし、シンプルに活動できるように心がけたいと思います。
自分の性格上ちょっと、自分で勝手に複雑化する傾向が多々あります…

今日は、チームのオフィスでの最終的な帰国の準備と部屋&荷物の片付けに追われて終ります。
帰りには、選手の拠点へ…
マリウスにちゃんと挨拶して帰りたかったから…
彼には、ホント助けられた。
10歳くらい年は低いけど…そんな事でなく、一人の人間として接してきて尊敬できる選手、人間です。
彼と話していて、「マサは最初は笑顔がなかったね」「大変そうだったし…」「でも、それを良い経験としたから、最近は笑顔だったね」と…

そうやって見ていてくれた仲間がいた事に感謝ですね。
ちゃんと話が出来て良かった。
来年は、お互いどうなっているか?まだ不明…
でもまた会えると良いね。
とお別れ…

で、帰ろうとしたら…ちっちゃい選手が…「宮島さん、お気をつけて…」と声をかけてくれた。
「忘れてたわけじゃないけど、お前とはまた日本で会えるチャンスあるからなぁ~」と山下選手とお別れの挨拶…

先日までカズオが使っていた部屋がガラ~ンとしていたのを見て…

何か複雑…
帰った?
いや、戦いに行った…って感じでしょうか?

自分も日本に行く実感が湧きません…日本に帰るというよりもレースに行く、遠征に行くって感じです。
当然ですね、帰国後はレースに行くのですから…

レース後の自分は???
何処に向かうのやら…

2008/09/01

GP Ruebliland 2008

ヨーロッパ最後のレースは、ジュニア日本代表のスイス遠征。
GP Ruebliland 2008への参加でした。
ジュニアを相手にするのは、久しぶり…
普段から厳しく指導され、とても礼儀正しい選手もいて、とても新鮮でした。
彼らも彼らの中で頑張っている…
刺激を受けたレースでした。

また、成長した彼らに会える日が来るといいなと思いました。

これでレース活動は、終了。
今度は、後片付けが始まります。
あと、帰国の準備…
荷物の選別に頭が痛くなる…
知り合いの皆様…
お土産はホントに期待しないで下さい…(失笑…)


そして、我々NIPPOにとってツールド北海道はとても重要なレースであります。
また、私個人にもこのレースには深い思い入れがあります。
現地でも多くの方々に応援していただいていたのを思い出します。
チームの仲間と共に良いレースにしたいです。

2008/08/27

クックルクゥー!

うちの大家さんを昨日はマッサージ。
前からマッサージしてくれと頼まれていたのですが、なかなかタイミングが合わず実現しませんでした…
彼も自転車乗りで、元選手の様です。
短いマッサージでしたが、帰国前のギリギリのタイミングでした。
一般の人をやると選手との身体の違いが良く分かります。
うちの監督ファブリは鍼治療を気に入ってくれたようで、月に一度は遠征先のホテルで鍼治療をしています。
普段ツライようですが、治療のあとはスッキリしてくれるようで、治療後に着替えてる途中…
窓を全開にして…
「クックルクゥー!」と外に向かって大きな声で吠えます…(いわゆるコケコッコォーかな)
俺は、目覚めた!という事でしょうか?

昨日は、選手のところにもちょっと顔を出しました。
彼らも帰国が迫り、次に会うのは日本…
体調を崩さないように…
皆、春先とは顔つきが違うのを感じます。

2008/08/26

マッサーとして…

このシーズンは、チームと年間契約をさせていただき様々なレースに帯同し、イタリアの素晴らしい景色、季節を味わう事ができました。
日本に居た時が、ひどかった訳ではありませんが、こちらにきて人間として元気になった気がします。
変な表現ですね。

マッサーとしてチームに関わり、選手に直接触れ、スタッフと連携し、成績に一喜一憂し、こちらイタリアでのマッサーの活動が終ろうとしています。
(まだ日本でも重要なレースが控えていますので、シーズン終了ではありません!)

今シーズン当初は、全くのゼロからのスタートだったわけで、ただ着いていくだけ…
中島メカにもいろいろ手伝ってもらってしまいました。
TOJが終わり、シーズン後半になってからのチーム内での活動は春先よりもスムーズに運べるようになりました。
非常にタフな遠征だったスロベニア・セルビア・ボスニアのレースなどは「もうこりゃダメだ」と思った瞬間も実はありましたがね…

特にスムーズになってきて余計感じたのは、やはり「言葉の問題」です。
こちらに来る前に考えていたイタリア語に対する考えが甘かった。いや甘すぎた。
使いながら、覚えてきてはいますが、まだまだヒドイもんです。
ホント、責任の無い会話ならいいのですが…(まぁ、世界共通のくだらない会話です)

もしも、海外で活動したいというマッサーやトレーナーの方がいましたら、やはり現地の言葉を覚えるのはとても重要とお伝えいたします。
ただ、ここも重要ですが、「喋れれば良いってもんじゃない」のも事実…
自分の武器をいろいろ磨いて挑戦しましょう。
日本人として、海外で活動するのであれば、現地の人と同様に話せても、その彼ら以上の何かを持っていなければ単なる現地の言葉が使える日本人で終わりです。
それ以上の働きでなければ認めてもらえないですね。
自分なんかまだ、そこにたどり着いていません。
悔しいですが、当然の事。
 
この事は、何度も大門監督からも言われている事です。
日本人スタッフとして、現地で必要とされる仕事をしなければ、需要は無いという事になるのですから。

LIQUIGASの中野マッサーも今現在でもハイレベルな同僚、優秀なマッサーと切磋琢磨しています。(補給地点で治療に関することで討論してました…)
彼の仕事に対するモティベーションに触れたのは自分にとって、マッサーの本質を再確認させてもらえました。
単純に「大きなチームで大勢のスタッフが居るから良いなぁ~」って問題ではありません。

いい仕事をする為に行き詰るのは当たり前かな?
そんな簡単にクリアできるほど人生甘くはないですね。

関係ありませんが、自分の仕事「Massaggiatore」通称「マッサー」…
俺の名前「正典」通称「マサ」…
「マッサーのマサ…」
皆に簡単に覚えてもらえます。
挨拶も名前で呼んでもらえます。ただ、その続きができませんが…
親に感謝です。
こうなるって決まってたのかな?

今日もダラダラ訳の分からない事を書いてしまった。
知った様な事を生意気に書いてすみません。
未だに28歳くらいと思って青春してます。

2008/08/24

お別れ


NIPPO-ENDEKAのレーススケジュールの都合上、実は今回のレースがイタリアでの最後のレースとなっていました。
1Day レースをまず3日間…これは、先日お伝えしたとおり「チームリクイガス」でお世話になり、マッサージャーのビッグチームでの役割やチーム内の業務などの勉強をさせていただきました。
そして、今日のレースは所属するNIPPOーENDEKAでのレース…
トレンティーノというところは、綺麗な山々に囲まれた素晴らしい場所…一般人にはね。
選手にとっては、ほとんど平坦の無いような厳しいコース設定です。
しかも、今日は雨が降ってきました。
8月のレースというのに、温かい紅茶を用意するなんて…

実は、レース前までボトルを冷やす為の氷が足りるか?心配していたのです。
カミオンの冷凍庫の調子がいまいちでしたから…
最後のレースで、一番大変な、雨と寒さのレースでした。

レースは、常に流動的ですから様々な状況に対応、適応できるようにしておく必要があるんですね。
気を抜いてちゃいけませんね。

レース後はドタバタしていますが、監督のファブリ、メカのマウロとお別れの写真撮影…
彼らには、ホント迷惑をかけたなと思います。
正直、助けてもらった事ばかりでした。
もしもまた彼らに会えるときがあるのならば、少しは成長した姿を見せたいです。
何かあっさり、お別れの挨拶をみんなとした…
まったく、実感が湧かなかった…
きっと、また会えると何か感じるからかなぁ。
最後のレースで、最後のカンペルの運転…
駐車場の切り返しで、後ろをぶつけた…
シモーネにまた誤りに行かないと…
これだから、気を抜いちゃいけなんですよねぇ~。

2008/08/22

本物のプロって…

今回の中野マッサーにお世話になった3レース…
非常に密度の濃い時間をすごす事ができました。
とても規模の大きいチームですから、当然スタッフの数も多いです…
ただ、人が多ければ仕事が楽か?違いますよね。
その分、連携ができてコミュニケーションがしっかりとしていなければ、逆にメチャクチャになる…

まず、驚いたのが、各スタッフの仕事の把握度合い…
それぞれのマッサーが、お互いの仕事を理解、把握しているから、仕事がスムーズに回るのです。
これは、決して頭数の多さでなっているわけではありません。
そして、しごとの内容は、いたってシンプルになっています。
しかし、その仕事をシンプルにする為には、小さな事がいろいろ事前に行われているのです。
これは、うまく伝えられないなぁ~。

チームの規模が違いますから、単純な仕事の内容の違いはあります。
ただし、自分イメージ以上に当たり前かもしれませんが、「マッサージ」の時間を大切にしていますね。
何故か?
答えは単純…
マッサーだから。
自分の武器、長所を活かし、評価してもらい、チームに貢献する!
簡単なようで、かなりレベルの高いというか、求められる結果が高いところでの仕事ですから大変です。
彼とは、マッサージについて毎日遅くなるまで、いろいろ情報交換しました。
どうしたらもっと、いいものが提供できるか?常に考えているそうです。
話せばすぐに分かります。
部屋の電気を消して、寝ようとしてもまだまだ語り合ってしまった…
実は、ヨーロッパのマッサーには、他の仕事が多いのを理由(車の運転やボトル、補食の作成など)にマッサージは二の次と考え、マッサージのレベルが低い人も居るのが事実…実際、マッサージをしないマッサー(こいつをマッサーと呼べるのか?)もいるんですよ。
チームの方針、チーム内での常識、いろいろあるでしょうからこの話は実は非常に難しいのですがねぇ。でもね。それはまずいですよね。

ただ、やはりプロに対して仕事をするのであれば、こちらもプロとして接していかなければならないのでしょうか?

それは、普段接している選手達、そして同僚、関係者が判断するのでしょう。
厳しいですが、当たり前ですよね。
どの社会もそのはず。

彼と一緒に働いて一番感じたこと… 「プロ意識」(仕事の内容についても、評価についても)

自分の首を絞める覚悟で言いますが、アマチュアレベルでやってちゃやっぱダメだな。

今回の3日間は、非常に稀なケースです。
まず、同じレースにNIPPO が出ているのにも関わらず、リクイガスにお世話になる事。
そして、偶然にも中野マッサーがイタリアでのレースがスケジュールにあった事。
チーム雰囲気が、少し受け入れても大丈夫な状態だった事など…いろいろ。
ホントに最初で最後のチャンスでした。


今回の3レースではいろいろな方にお世話になりました。
しっかりとした仕事で、お世話になった方々にお返しできればと思いました。

さて、今日はすでにNIPPOに合流しています。
が、リクイガスと偶然にも同じホテル…
また、うちのチームのスタッフから「お前どっちのチームなんだ」と当然おちょくられました。

このレースの後は、ジュニアの日本代表のスイス遠征にサポートスタッフとして同行します。
忙しくなっていきました。
がんばんべぇ~。

う~ん!健康的な疲労は気持ち良いいなぁ~。

2008/08/20

ジョルナータ

今回のレースはリクイガスにお世話になってます
中野マッサーとの仕事は刺激的です
しっかりと働きます
仕事はいたってシンプル!ただしやるべき事の要求はレベルが高いです
う〜ん 刺激的

2008/08/17

故障はねぇ~…

昨日は選手の拠点に行き、マッサージをしてきました。その後の食事は、久しぶりにピザを食べに…
レースが空いても練習は欠かす事は出来ません。
久しぶりだったから、結構皆疲れてたかな?でも走り込んでるから当たり前ですね…
シーズン後半とはいえ、まだまだ重要なレースはありますので、しっかりと体を作らないといけませんね。

オリンピックでの各選手の活躍と共に、逆にコンディションが悪く全く良いパフォーマンスが発揮できなかった選手のニュースも聞こえます。
今回のオリンピックでは、女子マラソンの両エースが怪我…
お二人とも世界でもトップレベルの選手であったからこそ、ギリギリまで仕上げての結果だったのでしょうか?
身体の最終仕上げは、難しいですねぇ。
最高のパフォーマンスを発揮する為にきつい練習をこなし、休養をとってレースに臨んでもうまくいかないときもある…
ほとんどの選手は、怪我との戦いの毎日でしょう。
もし、大きな怪我がなく選手生命を終れるのあればそれは素晴らしい事…
そんな選手いるのかな?
水泳や陸上競技のように非接触の競技はまだしも(繰り返しの運動でこれも故障は多いですけど)、柔道やレスリング、ラグビー、アメフト、サッカーなどなどは相手とぶつかり合い、削り合い、壊し合いでしょうからね。

怪我した選手には、当然コーチやトレーナーもいるでしょう。
大変だろうと思います。

明日から遠征です。
部屋の大掃除してます。
イタリアにこんなに荷物持ち込んだのかと少々驚いております。
潔く処分しなくては…

で、外は雷がまた鳴り響いている…
涼しい…
普通の人は、寒いかも…

2008/08/16

雷ゴロゴロ…

ここポントレーモリは、7,8月と夏本番を迎えていましたが…この数日は、どうやら本来のポントレーモリ(ここは雨が降りやすい地形の様です)を取り戻しつつあるようです。
空には雲が一面にモクモク…
雷がうなりまくりです。
風も強く、窓がガタガタ鳴り響きます。

オリンピック終了と共に夏も終わりそうな気がしてなりません…
陸上競技も始まったようです。
丁度、中距離の福士選手が走っているのをテレビで見ました。
彼女のキャラクターはとても面白く魅力的。インタビューが面白い!
彼女はふざけているんで無く、ユーモアがあると自分は認識してます。
頑張って欲しいけど、一種目のみの出場かな?

もう8月も折り返しを向かえ、あと2週間で9月に突入します。
残りのスケジュールからすると、本気で部屋の掃除やら荷物の整理しないと…

2008/08/15

我が街でも…

ポントレーモリがゴールとなる自転車レースが行われました…
午前と午後(夕方)でオフィスに用があったのですが、午前には何やらレースのゴールを設置中で、ゴール前の鉄柵やバルーンを準備してました…
ん?今日レースあんのかな?位にしか気にせず…スルー。
で、夕方にまたオフィスに行こうとしたら、街は大渋滞…
これ、滅多にありません。
いつものんびりしている道が…
それは、丁度ここの主要道路を封鎖して、選手達がゴールする時間帯だったから…
Uターンしようにも、もうすでに車はびっしり…
アマチュアのレースですが、こうやっていろんな所でレースは行われているんですね。
文句も言わず、ただ待っておりました。
サザンオールスターズを聴きながらね…

2008/08/13

オリンピックの放送は…

オリンピックでのニュースもネットで調べられるため、日本人選手の活躍も知る事ができます。
ただ、こちらでは当然ですが、イタリアの選手の活躍をテレビで流しますので日本人選手の戦いを見る事は出来ません…
見れるとしたら、対戦に相手に日本がなるか、水泳などの一斉スタートの競技のみですね。
自転車は、さすが盛んな国ですから放送されました。
銀メダルになったレベッリン選手は37歳だそうで…
まだこの選手は世界のトップレベルで活躍してるんです。
ほんとにスゲぇ~。
彼を憧れの選手として尊敬してる選手もうちにはいます。

まぁ、選手は引退があるけどスタッフは引退はないし、スタッフとして考えたら自分なんかまだまだ若い部類に入りますね。
補給所では、暑いので上半身真っ裸のぷっくりお腹の出ているマッサーがウヨウヨいます。
お腹だけは、貫禄出てきた…ヤバイです。

次のレースまでまたスケジュールの変更があり少々空いております。
で、レースがないとまたいろいろ考えるわけです。
これからの事とかね。
どうなるのか?不安もあり、でも楽しみでもあります。

2008/08/09

会話のレベル

レースを重ねながら、選手とのコミュニケーションは取れてきています(取れているはず…)
先日のレースでは、大門監督曰く「身体は小さいけど大人…」のガロッファロー選手が誕生日だった事を一生懸命に自分に話をしてくれました。
彼は日本の長期遠征で一緒だった為、コミュニケーションを積極的にとろうとしてくれます。
英語が全く話せない彼は、いろいろ変化の多いイタリア語をできるだけ単純変化させずに、知る単語数の少ない僕に分かるように話しかけてきます。
きっとイタリア語の分かる人が我々の会話を聞くとこいつら何言ってんだ?って感じになるでしょう。
(実際、日本に居たときも一緒に来日したミオリンに自分に使うようなイタリア語を話しかけてしまい、逆にミオリンが困ってた…事もありました)
ガロ「俺、つい最近誕生日だったんだ!」
マサ「へぇ~。何言ってんの?」
ガロ「だから、前まで25でその後26!」
マサ「ん?数字の事言ってるな」
マサ「あっ!誕生日か?」                                  
マサ「えーっと…26年前にビンツェンツォがオギャー!となったのね」
(といったところ、彼は最近生まれた彼のお子さんの事を自分が言ってるのと思い…)
ガロ「違う違う、俺が生まれた日っ!」
(今度は、彼の勘違いを訂正する為にいろいろ手を尽くし…)
マサ「えーっと、俺、10月で38歳…」
マサ「で、お前は26歳になったんでしょ?」
ガロ「・・・・・・・・・・」
(で、彼はようやくわかったようで)
ガロ「そうそう」

ってな感じで、とても時間はかかるのですが、コミュニケーションは取れております(と、思っています)。
マッサージ中は、会話の勉強になります。
会話の流れと雰囲気を察知して…
無責任な勘違いしてもいい会話ならね。
春先は、こんな風に打ち解けていませんでしたし、選手もまだ自分の事を探っているという状態でした。
それは、自分の方もですが…
この選手は、どんな人間なんだろ?とか…

何ていったら良いのでしょう。
例えば、高速道路で料金を払う時、渋滞しているところにETCカードを着けていないから並ぶようなもんで、時間がかかる。
ETCカードさえあれば、空いてるところをスーッと抜けられるのに!…ってな感じです。はい。
このETCカードが自分にとっては、イタリア語のテクニックと言うことでしょう。

この説明で、伝わるのかな?
別にETC推奨の人間ではありません。実際日本に居るとき着いてなかったし。
こっちにも、テレパスという同様のものがあります。
これをつけてないチームは、補給地点に先回りして向かう時、料金所で渋滞に巻き込まれてるんですよね。
車の中ではかなりイライラしてるんだろうなぁ。

2008/08/08

こんな所に…

今日の補給地点は、ちょうど小さなピザ屋さんの前に陣取りました。
レースでの補給は、数回ここで行います。
最近のBlogのネタが暑い…ボトルの消費量が多い…などですが、今日もその通りです。
途中で水がなくなりかけ、そのピザ屋さんで水を購入したのですが…
1リットル1.5€もするとの事…
(スーパーで買えば、6本パックがその値段で買える)
でも、そんなところ行ってる時間の余裕はない…
と言う事で、3本購入決定。
で、「1.5×3だから4.5€」と思いきや…
「3本で3€ね」との事…
あれ?安くしてくれんの??
「お前、日本人だろ?」
「だからさ…」
「えー!っ」てな感じです。
感謝感激こんな所に偶然に日本びいきのイタリア人が居たなんて…
この国面白いなぁ~。
ついでに、台所を借りて、選手から回収したボトルを再利用する為に洗わせてもらったら、今度は、「ビールでも何でも好きなの持ってっていいぞ!」との事…
でも、帰るときには最後の挨拶してからにしてくれよ!との事です。
なんだか、僕自身は彼に何にもしていないのに…


人の繋がりってこんな所にあるのかな?
きちんと挨拶し、補給を終えてゴールに向かいました。
補給地点でボトルが少ない!とか、水が足りなくなってきた!とか小さなトラブルはあるのですが、何とか乗り切れました。
ま、大きなトラブルにしなければいいかな…
いつもこんな感じ…
落ち着かなぇなぁ~。



最近のレースは、大きいレースが連続するので、リクイガスも来てました。
中野マッサーと挨拶もでき、安心。
また、レースでお会いできるのが楽しみです。

2008/08/06

朝晩は…

今日もこれからレースに向かいます。
比較的近いところでレースとの事で、いつもよりもゆっくりホテルに向かいます。
今日は、かなり早く目が覚めてしまいましたが、朝の冷え込みを感じます。
日中はまだまだ暑いですが、夜も涼しく、熱帯夜はありません。
最近、9時半には少し暗くなってくる気がするのですが…前は10時くらいまで明るかったような?
サマータイムになれたせいか?気にもしていませんでしたがね。
北京オリンピックが近づいていますが、こちらテレビもさほど見ませんので、全然ワクワクしません。
日本はオリンピック大好きですから盛り上がっているのでしょう。
ネットでチェックするだけですねぇ~。
残念。
今月も1週間があっという間に過ぎ、もう数週間で9月…
早いものです。
シーズン始めから、いろんな失敗やトラブルをしてしまいました。
失敗してきた事を次に活かしてこそ経験となり、信頼を勝ち取るのではないかと思います。
どんな仕事も甘くは無い…
簡単なわけねぇ。
自分で選んだ道ですからね。

2008/08/05

エネルギー

今日は、昨日帰ったレースの後片付けと次のレースの準備…
うちのチームの事務所と倉庫は、微妙な距離があります。60mくらいかな?でも、これが実は坂でして…
レースに使う補給のゼリー等が倉庫に届いてあり、それを事務所の保管庫に運ぶのですが、結構重いのです…汗かきの自分としては、数往復するだけで汗びしょびしょ。
自転車レースは、他のスポーツとちょいと違い、非常にいろいろな物の消費が多く感じます。
ボトルの件もそうですが、補給のパン等もそうです。
毎レース、深夜までかかって作るのですが、リタイヤ続出のレースなどでは、渡されなかったサコッシュには、たくさんのパンがあったり、帰ってきたチームカーから残った補給のパンがゴソゴソ出てきたりして…処分する事に…
あ~ぁ…勿体ねぇ~なぁ~。
捨てずに次の日も…
というわけにも行きません。
暑い日が続いていますからね。
涼しくても処分しますね。
で、自分が食っちゃえ!
といっても、自転車レースするだけのエネルギー消費してませんから、ウルトラハイエネルギーの食べ物になってしまいます。たくさん余り物をマッサーが処分すると…
ふ・と・る

今日は、保管庫に補給のゼリーやらエナジーバー、スポーツドリンクの粉末がびっしりと並んだのを見て少しだけ、「あぁ当分〇〇が足りない!もう事務所には在庫が無い!」って事で悩まなくて良いんだと思ってしまった。

でも、そういった倉庫や保管の管理もマッサーの仕事なんですよね。そろそろ在庫が足りなくなりそうだなと思ったら、注文してもらえば良い…それだけなんですけどねぇ~。
うまくいかないのです。

まだまだだな。

2008/08/04

暑かった3レース

今回の連戦は、日本の様な蒸し暑さの中でのレースでした。
レース中のボトルの補給は非常に頻繁で、ボトルが残り少なくなり「ポイポイ捨て禁止令」を発令しました。
それくらい消費量が凄かったのです
日本の様な蒸し暑さに関係あるのか分かりませんが、蚊が多く、久しぶりに刺されまくりました。
これまた参った。

レースでは、ステージレースでないのもあり、先頭集団に残れない選手は潔くというか、どんどんリタイアします。
走りきりたければ、先頭集団に残らなければいけない…
厳しい現実ですね、
初日はラッティのみ、2日目はミオリンのみ、そして今日の3日目は、ラッティ、ガロッファロー、ヒストフの3人のみの完走でした。

で、今日もラッティが表彰台にあがりました。
2位です。
2人のスプリントでしたが、惜しくも…
今日はシャンパンも綺麗に爆発!
(実は、イタリアでの今季初勝利のG.P. Industria e Artigianato Larciano では、シャンパンファイトが不発に終わり、自分がボトルを渡されたのですが、自分が持った瞬間に発泡し、表彰台の下で自分がシャンパンファイトやってしまった事があったのです)
その時は、恥ずかしいけど気持ちよかった…
良く考えたらとんでもねぇ事してしまった
今日も汗だく、また日焼け。

次のレースは…G.P. Città di Camaiore
それしてもこっちでの活動でキッタネェ~顔になってますね。
でも、日本にいても綺麗な顔してたわけでもない!
なははは

2008/08/02

1日目終了…

やっぱり暑いです。
日本の暑さに似て、ジメジメベトベトです。
180人出走ですが、ゴールしたのは先頭集団のみ…
うちのチームは、ラッティ選手のみの完走…
ここの所毎回奥さんがレースを見に来ているので、今回も補給所とゴール地点で一緒…
ラテン系のパワーにいつも圧倒されてます。

ラスト1週になって、また聞いた事のある「エディ!ラッティ ニッポエンデカ!」のアナウンスが連発され…
おいおいまた来るのか?と期待と優勝した時のゴール後の対応がきちんとできるかのビビリが入り始めました。

結局は、そんなに甘いものではなく、集団でゴール…
レース中盤から一気にペースが上がり、ヒョイヒョイ選手が止めていきます。
ほとんどのチームは、この3日間連続の1Dayレースに出るのでしょう。諦めも早い…
今回もまたマッサーは一人…補給は中島メカに助けてもらいながら行いました。
マッサー一人体制の時は、どうしても全員マッサージをする事は出来ません。
時間的に無理です。
日本のレースでは、食後もやることがありますが…
こちらでは、基本的に食後はマッサージしませんし、マッサーは食後もいろいろ補食作りやボトル作成の時間となります。
特にスタッフ人員の数に限りがありますから、仕事が終わらなくなるのですね。
自分もそう思いますし、それでないと仕事のポテンシャルがどんどん下がっていく一方になってしまします。
今日は4人マッサージ…って事は、4人には我慢してもらうと言う事。
いやぁ選手も大変です。
でもこれはこちらでは当たり前…
今日マッサージした選手の一人は、マッサージしてもらえたのが1ヶ月ぶりとか…
(しかもそれは、6月のスロベニア遠征の時…っておい、それホントにかなり前だなぁ。)
強くなって中心選手になれば、毎回受けられる。
いやいや実力社会です。
特にコンチネンタルチームだとそうなるのですね。

2008/08/01

蒸し暑い…

明日からの3連戦の為にバレーゼ(2008年世界選手権開催地)のちょい奥に来ています。
湖の畔のホテルですが…くそ蒸し暑い…

まるで日本に居たときを思い出すくらいです。

昼にホテルに到着し、明日からのレースの準備や選手のマッサージ、補給食の準備などなどやっている間に大量の水分補給をしました。

マッサージ中の部屋の温度調節は、我々マッサーではなく選手の要望により、暑いから窓開けて…扇風機を強にして…カーテン閉めてちょっと暗くして…いろいろ要望はあります。

自分は、非常に暑がりでして…
日本に居たときは、電車には、弱冷房車があるなら強冷房車とか、窓全開車両も用意して欲しいと同じ暑がりの方と話してました。
エコの事考えるなら窓全開車かな?
自分の体感温度に室温を合わせてしまうととんでもない事になるでしょう。
選手は体脂肪率が極めて低いですから、簡単に身体が冷え切ってしまいます。

神宮の治療院でお世話になっていた頃も同じく、女性の方々が多くいらしていただいていたので、治療院の室温調節には気をつけていました。たった1年前の事ですが、時間がたつのは早いようでもあり、もう何年も前の事のようにも感じます。

さぁ、8月に突入です。
レースが中心で忙しくなりますが、充実させたいと思います。

2008/07/30

言葉の事

8月は1日から連続3日間1Dayレースがあります。
ステージレースではありませんが、スタッフとしてはやることは同じ…
ただ、総合成績の争いが無いだけ…

シーズン後半に入り、ホントにいろいろ考える。
今の自分に何ができるようになったのか…
シーズン始めと何が変わったのか…
いい経験を積んでいるのは確か!ですが、本当の意味でのスタッフとして機能できているのか??
イタリア語の上達は、自分の仕事にとって必要でして…

少しだけ仕事が出来るようになってくると当然、求められる事のレベルも上がるわけで…
それには、まだ言葉の壁があり…説明を受けても分からない…で、英語の出来るスタッフに説明してもらう。で、自分の英語は完璧ではないので、これまた苦労して解釈する…
う~ん…

まだまだ、先は長く、壁は高い。

(おはよう、元気?調子はどうだい?位の会話は責任もかかりませんが、やはりレース内でのスタッフの動きについては、責任がかかりますから一言で「あいよ!了解」ってなわけには行きません)

レースの帰りには、マリウス、井上選手と一緒になりました。
マリウス(ポーランド)とは、英語で何とかコミュニケーションをとれますし、彼の優しいキャラクターと優しい声は自分の言葉に対するストレスをなくしてくれます。
前に英語で話しているのに、自分は日本語で答えてしまった事があります。
それだけ、自然な会話になるんですね。
井上選手も今時の若い?選手にしては、言葉使いもしっかりとして気持ちいのいい選手です。
何故か、話していると自分がカウンセリングを受けているかのようになってしまう。
恐ろしい…話し聞くのがうますぎる。

先日若い選手に、ちょっと言葉の使い方で説教じみた発言をしてしまった。
自分自身、言葉に悩んでいるからか?一つ一つの発言に敏感になってしまう。
自分も気をつけないといけません。

もうちょっと、いろんな事に余裕を持ちてぇなぁ~。
でも、俺が余裕なんか持ってると余計なミスするんだろうな。
やっぱり、ギリギリだなぁ~。

自分の場合、完璧なポジティブシンキングタイプのブログとはいきません…自己反省を含めておりますので、ネガティブな発言になる事もありますが、結局のところ元気です!はい。

2008/07/28

Brixia Tour 2008

Brixia Tour というレースに参戦してきました。
丁度、ツールドフランスと重なりますが、ツールに出ていないイタリア人選手達はこちらに来ております…顔ぶれからして、とっても豪華…
レースのレベルは非常に高いレースです。
そんな中、オランダを拠点に活動するスキルシマノの土井選手、畑中選手とも挨拶が出来ました。
彼らも頑張ってます。
初日は、通常のレースを行い、21:00からチームタイムトライアルが行われました。
確かにサマータイムですから明るいですけど、最後のチームは暗闇から飛び込んで来るようにゴールしました。
はっきり言って、走る選手も大変ですが、スタッフも遅くまで対応するので初日からなが~い一日でした。(スキルシマノが勝ちました)

うちのチームとしては、完全なエースであるエディ・ラッティ選手がビッグレースでしっかりとまた存在をアピールしました。
彼の奥様はブラジル人…家にご招待もしてもらった事があります。
彼女は、日本大好き、お寿司大好き、エディ大好き…です。
第2ステージを勝利し、第3ステージも得意の登りゴールと言う事で、フィニッシュ地点で待ち構えておりました。その時、バールで新聞でのラッティの記事をしっかりと読みまくる彼女です。


今日の最終ステージは、カダムーロが3位に入り、NIPPO-ENDEKAとしては、プロツアーやプロコンチネンタルのチーム相手にしっかりと戦えたのではないかと思います。
レースが空いた、この数週間、きっと選手はバカンスして一息ついているんだろと思いましたが、山に篭って走りこんで真っ黒&絞りまくりの選手もいましたし、来年の契約に向けてまだまだ結果が欲しいからと気を抜いてない選手もいたのです。
8月は1Dayレースが多いですが、これまた準備~レース~後片付けのルーティーンが組まれます。
今回は、山岳のレースでしたが、何の花粉かは分かりませんが、急に花粉症の症状であるクシャミが連発しまくりました。
イタリアのホテルに響き渡る爆音…選手、スタッフも呆れ返ってました。

2008/07/22

今日は片付けと準備…

昨日レースから帰ってきましたが、また明日から遠征に行ってきます。
昨日は帰りも遅かったので、今日になって朝から選手の使うバスタオルなどを洗濯し、ベランダに干してから事務所でいろいろ準備…
16時頃急にゴロゴロと空が鳴り出す…
夕立ちです…
NO!!せっかく洗った洗濯物が!!
急いで雨の中運転し帰った所…奇跡的にうちの周りだけ降ってねぇ~でやんの。
まぁ、良かったです。
レースで使う大量の水をカミオンに積み込む作業やら棚の整理でもう夕方になってしまい、一日は終わります。汗かきまくりです。
でも、いやな汗じゃないなぁ。
健康的だなぁ。
チームスケジュールを見ると8月もほとんどレース三昧…
自分の場合は、少ないスタッフですから選手と違いレースに呼ばれるのか?の心配は無く、基本的によっぽどの事がない限り全レース参加です。
毎レース毎レース、仕事を重ねていく事で、貴重な経験を積んでいけます。
仕事が少しずつできるようになってくると、余計にイタリア語がもっ喋れれば…もっとスムーズになるなと思いますね。
選手の間では、もうすでに来年はどうするんだ?とかの話をしてますね。
もうそんな時期なんです…
いろいろな話が飛び交い、ホントの話か?単なるうわさレベルなのか?自分には判断できません。

こうやって、レース…そして片付け…そして準備…  このローテーションできっと、9月に突入してしまいます。
残された時間には、限りがあるので貴重な経験、体験をしたいと思っています。

2008/07/21

いやぁ~暑かった

アドリア海の近くのペスカーラという街でのレースでした。
いやいや暑かった…
今日の8人出走のレース…
ボトルは一応80本用意…
一人10本くらいは消費するかもしれないということで…
実際、13周中の10周が補給ですが、毎周ほとんど渡します。
暑いので、飲む以外に頭からかけるためにも使うのです。
またあさってからステージレースがありますので、毎日ボトルの準備と氷の準備に頭を抱える事になるでしょう。
あた、顔が焼けた…焦げた…

先日フランスに行って感じたのですが、高速道路の道幅が広く運転しやすかったです。
今回、カンペルで550キロのブッ飛ばし移動でしたが、イタリアの道はちょいと狭く感じる…

2008/07/18

空の景色と空からの景色…


パリの外れの空港からピサ行きの飛行機は、
変に低空飛行…
ホントに大丈夫かぁ~?地面が近く感じる…
と思って、下を覗いていたら…
低い雲が一面に絨毯のように広がっている。
その隙間から…何か見た事あるような、路面図らしき風景…
この放射状に広がる中心の場所は!!…
ガイセンモーン !(エッフェル塔は、何とか現地でもタワーで通じますが、凱旋門は何ていうのか?知りませんでした。)
低い雲がうまくどいてくれてこんな景色に遭遇…ラッキーだなぁ~。


その後、この飛行機今度はどんどん高度を上げていきます。
で、また窓から見える景色が今度は、大気圏と宇宙空間を感じるかのような?空が…
地球の丸さを感じましたよ。
 
まるで、子供が電車にのってズーッと外を眺めているのと同じように滅多に見られない景色を頂きました。

ご馳走様。


この飛行機、ピサに到着したら乗客の皆さんがパチパチと拍手…

無事に着いたからか?これがこちらの習慣なのか?
機内食は出ません。水も無し…
その代わりメニューが配られる。
つまり、出てこないけど注文は出来るという事。
確かに機内食は好みも分かれるし、短いフライトなら機内食はいらない人もいるだろうと思う。
別に悪いシステムじゃないと思う。
でも結構いい値段です。しかもユーロ高い…

2008/07/17

お仕事ですよ

日曜のレースが終り、そのまま大至急で後片付けを終え、早朝にフランスに向けて出発しました
次のレースまで一週間空くため、フランス遠征のお手伝いが可能となったのです
自分はレースに同行でなく、車を持って行くこととおパリからレンヌまでの移動のお手伝い…のみ
今日またレンヌからおパリに戻りシャルルドゴールにて中島メカに車を渡し……
格安チケットでとった飛行機にてイタリアに帰りました
こう書いても大変さがまったく伝わらないのは、やはりおパリが絡むからでしょうか?
実はおパリは10年ぶり
ベルギーに滞在していた当時、思いきってTGVに乗り日帰りで行ったのです
まだエッフェル塔にはミレニアムまであと何日の電光表示がありました…
まだユーロが発行される前…
自分もまだ30前…まさか10年後に来るとは思ってもいなかったなぁ〜
また10年後に…
なんちゃって
自分の今後はどうなる事やら
でも楽しみです
いい写真がいろいろ撮れたので、また更新します

決して遊び回ってるわけではあ・り・ま・せ・ん

2008/07/12

こちらも始まります

日曜のレースに向けての準備をしました。
イタリア選手権からかなり時間が空きました。
またレースの現場に戻って、シャキッとしなくてはならないですね。
日曜のレース後の来週は、他のチームのフランス遠征のお手伝いがあり、急に忙しくなります。
こちら相変わらず、暑いですが夜になると気持ちいいくらいに冷え込んできます。
自分は暑がりなので、丁度いいです。
一応、こちらでも売っている蚊取り線香炊いております。
香りもさほど変わらず…
良い感じですよ。
では、明日は移動日です。
朝から行って来ます。

2008/07/10

伸びてきたので…

家の周りの雑草がかなり伸びまくっていました。
昨日、一昨日と隣に住む大家さんがチェーンソーで豪快にウィーンウィーンと芝刈りをしております。
で、イタリアに出発する朝に散髪した私の丸坊主も少々うざい位に伸びてきましたので…
(自分としては、頭に寝ぐせができるともう切りたくなるのです)
中島メカのバリカンをお借りしてスッキリさせました。後頭部は彼に手伝ってもらいましたが…
日が暮れ始める時間帯に涼しい風を頭で感じれる…
う~ん、気持ち良い!

夏の坊主…
夏の甲子園予選…
野球部時代を思い出します。
根性あったあの頃…
おっさんになっても頑張らなくてはいけません。
別にこんな事書き込まなくてもいいんでしょうが…レースに行ってないからネタが…

2008/07/09

テレビ中継…

丁度今は、ツールドフランスの時期です。
テレビをつけるとちょうど夕方にかけて2時間くらいかな?生放送しております。
で、ツールの放送の前後には女子のジロデイタリアが放送されてます。
日本チャンピオンの沖選手もしっかり映ってますし、男子同様アルカンシェルから各国のナショナルチャンピオンジャージが見れます。
頑張って欲しいですね。
夕方にレースが見れるってすごいと思うけど、仕事してる人はみれないなぁ~。
日本にいたときは、深夜…の生放送…で寝不足との戦い… 
どっちがいいのか?
結局は録画して、好きな時間にでも見るのが良いのでしょうか?

2008/07/06

強くなる為に…

昨日は、イタリアに短期滞在中の監督と少しお話しする時間を頂いた。
いつもお忙しい方で、我々スタッフの拠点で寝泊りしていますが、朝から出かけ帰って来るのは深夜…
基本的にいつも移動中の超多忙の監督…
部屋にいたとしても、パソコン作業中で話しかけるタイミングも難しい…
そういう意味からも少し時間が取れてよかった。
日本人がこちらの本場で活動でなく活躍する為に…強くなる為に…
いつも考えている方です。
日本人が活躍するには、それに関わる我々スタッフもレベルアップを図らなくてはいけませんね。

2008/07/04

文章力のなさ…

先日、実家の方から日本体育協会の公認アスレチックトレーナーの合格通知が届いたと連絡がありました。
この資格は、各競技団体、協会から推薦をもらうか認定校に行き、認定試験に合格しないと取得できない資格…
自分は昨年12月末までテニス関連の会社に所属し、テニスクラブ内の治療院で働きながら、テニスのトレーナーもやらせていただいておりました。
(ちょうど今は、ウィンブルドン真っ最中ですね…またフェデラー勝つのかな?)
偶然にもテニス協会からご推薦を頂き、この資格認定講習会に行っていたわけですが、なかなか難しいもので、実技試験は何とかクリアしましたが認定試験は論述形式…
このブログの書き込みの様に自分の文章は、支離滅裂…
結局何が言いたいんだか良く分からない…
始めの書き出しから、どんどん内容が外れていく…
その通りで、自分では自信満々にびっしりと書き込んだ答案用紙を提出したのですが…数回も保留…
要は追試…
繰り返しました。
何とか、イタリアに渡る前に試験を終えておりましたが…
今回の通知で一応、一件落着。

今所属している自転車ロードチームでの働きは、いわゆるトレーナーの働きとは少し違う面での苦労が多いですが…
各スポーツそれぞれで求められるトレーナーの仕事の一つとして対応できるキャパを広げないといけませんね。

今日は、ニッポン人2人にスタッフ拠点に来てもらい(来させて)マッサージをしました。
レースが空いてますが、この時期が大切と大門監督も選手には伝えている様子。
しっかり乗り込んで、後半戦戦って欲しいものです。
自分も少しは、前よりも良いサポートが出来るようにしたい…

2008/07/01

前半戦を振り返ってみて…

チームに合流したのは、トレーニングキャンプから…
チーム全員が唯一集まる(イタリアに入っていない日本人選手もいましたが…)機会はこれが最初で最後…見慣れない選手に囲まれながら、毎日マッサージの順番やら練習に使う補給食の準備などいろいろ頭いっぱいだった事を思い出します。
今のチーム内での仕事から考えると大した事なかったんじゃねぇーの?とも思いますが…
各選手のキャラクターが分からないままでしたからやっぱり大変だったかな?
そのキャンプから数レースこなし、少しずつレースでの仕事、レース外でのチームスタッフとしての仕事を覚えていきました。
当初は、中島メカに頼りっきり…
イタリアでの仕事のシステムもまだ中途半端な状態で数レースこなしてしまった。
今考えると、経験豊富なマッサーの元で一緒に活動していればもっとスムーズだったのかな?とも思いますが、これはチームの都合上の事ですから今更言っても仕方が無い。
今でも、教えてもらえる本物のマッサーがいない状態で試行錯誤…失敗の繰り返しです。
数ヶ月前からは、マッサーとしてのチーム内での仕事は何とか任してもらってますが、きっとマネージャーのモーリ、監督のファブリからはまだまだ完全に頼られているというまでのレベルでは無いでしょう。
なぜなら、いつも気を使ってもらっているから…
大きなチームの監督だったファブリ(優秀なスタッフに囲まれた現場だったのでしょう)…
気を使ってもらえるだけ有難く、相手にされないとか仕事を与えられないって事はありません。
ホントによく我慢して頂いちゃってます。
有難いです。

言葉の壁には、痛いほどぶつかってます。
イタリア人スタッフであれば、一言で済む連絡も自分に対しては、二言どころか、それ以上…
今言った事を何度も繰り返して聞く自分にストレスも感じているのでは…
自分としては、もう一度聞いて確認しておくべきだった…というミスを犯したくないので、何度も同じ事を聞いてしまう。
たった一言の連絡で済むはずなのに…
悔しい…

ただ、言葉がしゃべれるからこっちの世界で通用するか?っていうとこれがまた難しい…
チーム内の空気を読みながらも、結局は人間相手の仕事ですからね。
あと、専門職ですから自分の武器を持たなくてはならないし…
自分の武器って?なんだろ?
世界に通用するマッサージテクニック持ってんのか?
おい!宮島

イタリアのレース、そしてクロアチア、セルビア、スロベニアそして日本と遠征に同行させていただいて、チームのスタッフである実感と責任は持って働いている事の自覚は間違いなく、イタリアに来た頃よりも高まっています。

これからのシーズン後半…
大きな失敗をしないように…
少しでも選手、スタッフ、チームにとって欠かせない人材になれるように毎レース集中したいと思っています。


ちょいと、レースが空くので一休み…


2008/06/30

やっぱり凄かった選手権

イタリア選手権行ってまいりました。
今回は、うちのエースが欠場するという先日の驚きもありましたが…
8人出走中2人完走…
完走率は低く思われます。
当然、選手権ですからチーム内の役割もあるでしょうからね。

ちょうど、今回お会いしたかったリクイガスの中野マッサーとは、偶然にもホテルが一緒でした。
同じマッサーとはいえ、チームの規模、レベルからして彼は、大変な役割を担っていると思います。
補給地点でも、少し時間があり仕事の内容やら、いろいろイタリアに来てすぐの大変だった頃の話など聞けて…
うーん。
やっぱりしっかり働けるスタッフと一緒に仕事がしたいなぁ~。
と思ってしまった。

日本でのレースの場合、マッサー1人体制は当たり前でありますが、こちらの大きなレースですと2人3人体制が当たり前…
規模が違います。
いろいろ書いていますが、チーム内のスタッフ間の連携は非常に重要です!
特に同僚。

これで、チームも前半戦終了…
とはいえ、1月の合宿からプレゼンテーション、遠征などで結構選手も疲労が溜まっている様子。
少し、自転車の事忘れてバカンスするといっている選手もいました。
少し間が空いて秋までのシーズン…
自分も仕事内容もうちょっと磨きをかけて…
あと、マッサージのレベルも上げていかないといけないですね。
まだまだやるべき事は沢山ありますな。

今日は、長い一日でしたが、いろんなお話が出来てよかった…
暑い一日だったなぁ~。
湿気もあって、汗出まくりでした。
また、焼けた気がする…

2008/06/28

選手権前…

日曜に行われるイタリア選手権に向けて明日出発です。
今年は、ベルガモで行われるそうで、ここにはレースで何度か訪れています。
コース設定は、非常にタイトとか…
いつもよりもスタッフも多いみたい…ちゃんと連携して働かないといけませんね。
日本の選手権では、なかなか会えない他チームのマッサーと話ができたのは嬉しかったです。

今回も、会うのが楽しみなマッサーが…
補給地点でお会いしましょう!と、連絡は取り合っているけど自分のチームと彼のチームの補給地点が違ってたりしてぇ~…
そんな事の無いようにきっちりマークして、必死に追っかける事でしょう。
補給地点では、邪魔にならないようにしますのでお話したいと思ってます。


TOJの東京ステージ補給地点にて…
(ヘルメット着用は、危険防止の為に特例として)
チームは敵同士でも、こんな写真も撮ります。
結構珍しい写真よこれ。




2008/06/26

カンペルにやっとの事でカーステがつけられた。
やっぱり、運転中の眠気予防や気分転換に必要ですよね。
こっちは、暑かった。
19時30分で37℃…
そりゃおっちゃん達も上半身裸で仕事するわなぁ~。
結局、10時近くまで明るいから気分的には、いいのですが、午後の時間の経ち方は以上に早く感じますね。
だって日本の夕方の雰囲気無いんですから…
あれ、もう18時!とかね。


2008/06/24

お世話係り

今回の遠征は、大量のパスタも必要となるレースでした。
セルビアの食事事情も影響してますが…
やはり、イタリア人にとってパスタは重要です。
グツグツお湯が沸いてから、必ずパスタをぶち込むように!!と何度も皆に言われましたが、ホテルによってはキッチンに立ち入る事も許されない…
よく考えれば、当たり前ですよね。
衛生的にも(綺麗じゃなくても入れてくれないホテルも多かった…)

で、セルビア語は当然分からんし、英語を話せるスタッフを探しても、OK!OK!のみ…
イタリア人マッサーもイタリア語が通じずに、右往左往…
みんなドタバタ。

この写真のホテルは、キッチンも綺麗…
で、スタッフに協力的なコックさん達でしたから、こんな写真撮ってる余裕もありました。
他のホテルでは、直に火が出るものでなく、熱い鉄板のようなものに鍋を置くため、これまたお湯が沸くのがおっせー。
しかも、あるホテルでは、お湯を切って大皿に移してもらおうと思ったら、そばを作るように一旦水でしめようと蛇口を捻ったコックさんもいたのです。NO!NO!NO!と止めましたが…

パスタは、国によって作り方も考え方も違いますね。
こちらでは、冷たいしかもフニャフニャのパスタを出してるんです。
実際、お米もこちらでは炊くというより煮る様なものですしね…

で、選手がパスタを食べる予定の時間になってもまだお湯すら沸いていない様な状況があったりで、朝っぱらからイライラストレスが溜まりまっくったりしたわけです。
他のチームのマッサーとも、補給地点でなく、このキッチンでよく顔を合わせるようになりました。
明日、お前のチームは何時にパスタ?とか…
違うチームとはいえ、仕事柄は仲間ですから、いろいろ顔も名前も覚えてもらいました。

今回は食事のお話…
こんな感じです。

お世話係りですね。
ベルギーでのマッサー時代、確か「マッサージャー」とか言わずに、ソワニュール(発音は良く分かりませんが…)と呼ばれていました。
これって、「お世話をする」「世話人」とか言う意味らしいです。
確か…10年前の事ですからねぇ。
また、勘違いでしたら失礼。
まぁ、呼び名はどうでも良い話ですが…

で、肝心のマッサージは??
今回のレースは非常にきつかったようで、強めの刺激を求める選手が多く、普段のオイルやクリームを使ったマッサージよりも指圧やあん摩のテクニックを多用しました。
もうちょっと、時間に余裕を持ってマッサージもしたいのですが、これまた時間に追われる毎日でしたからね。

今日は、レースの後片付け…
大量のタオルの洗濯、ボトル洗い…
天気も良かったので、気持ちよく乾いてくれました。
良い天気ですよ。
日陰に行けば、ひんやり涼しいし、太陽光線は刺激的ですよ。

ツールドセルビア第6ステージのアリーボにて…ダンス

2008/06/23

天国と地獄と雨と晴れ

久しぶりの更新です。
携帯からもチャレンジしましたが、パケット通信は行われていません…との事でしたからね。

日本からイタリアに戻り、すぐの遠征でしたが…
今回のスロベニア遠征とセルビア遠征ではいろんな事がありました。
マッサーとしての仕事に対しての考え方やチーム内での自分の立場、位置、役割などかなりのところで思い知らされました。
ホントに大変だったなぁ~。
まぁ、でも終わればそれも経験として納得のいくものです。

スロベニアでのレースは、初日以外ほとんど雨… レース後に選手が身体を拭くタオルなどの洗濯、乾燥も仕事に入るので、いつも以上に仕事が多く、選手も8人出走だし…
スタッフ間の仕事の分担がメチャクチャで…
んで、もって自分のイタリア語のレベルの低さに悔しさがこみ上げてきて…

細かい事は、もう終わったので…

で、セルビアは7日間のレース…
こんどは、マッサーもメカも1人体制…
これまた、大変だった。
しかし、スロベニアでの反省も含め、各スタッフが助け合い(ほとんど自分が助けてもらいました)スタッフ間の結束力も増したのを感じます。
レースのほとんどが快晴…(また焦げた…マックロクロスケですな)
セルビアからボスニアヘルツェゴビナに入るステージもあり…
そして、レースが終わって帰ってくる際には、セルビアからクロアチアに入り、スロベニアに入ってやっとイタリア!
母国でもないのに、帰ってきたぜぇ~っと少し思ってしまいました。

レースの方は、カダムーロ選手がやっとの事で第6ステージにて勝つことが出来ました。
このレース彼は、ことごとくスプリントに絡みますが優勝できませんでした…
でも、勝ったら次の最終ステージも勝っちゃった…
こんなものなんでしょうか?(2連勝!)
勝って、選手スタッフお互いにおめでとう、ありがとうの会話が飛び交いました。
良い形で苦しいレースを終える事ができました。


いやいや自分は、ほんと良い経験してると思います。
頑張ります。

ホテルは、スロベニアはヨーロッパレベル。
セルビアは、アジアのレースで見た事のあるようなホテル…(トイレ、シャワー、タオル、食事などからしてね)

2008/06/12

スロベニアより

偶然にもネットが繋がりました。
スロベニアは、思っていたよりもとても綺麗な国ですね。
レースのカテゴリーが高いせいか?ホテルもいい所に泊まっています。
ネットが繋がるとは思っていませんでした。
で、早速のレースですが、無事?にスタートしています。
自分もこちらに戻っての初レースですが、チームの皆に合流して何とかやってます。
でも、表面化しない自分に分かるミスなどがあります。
悔しいですが、まだまだ完璧にこなしていない自分に腹立たしくも思い、簡単な事ではないのを再度痛感しています。
立派に一人前に働くって、難しいですね。
頑張らなくてはいけませんね。

手を抜くって事でなく、余裕を持って物事に望みたい…
難しいなぁー。
ホント

まだ、遠征は続きます。
選手によるとセルビアは食事もホテルも気をつけろ…と言っています。
おやおやぁ~?

次の更新がいつになるかは?分かりませんが、生き延びます。
さぁ、明日もがんばんべぇ~

2008/06/10

準備の一日

今日は、早速明日からスロベニア、セルビア遠征に向けての準備の一日でした。
昨日、チームスタッフと午後からオフィスに行って準備しようという事で午前はのんびり構えていたら、9時に迎えに来た…。
確かに午後と言ってたはずなんだけど…
まぁ、これも時差のせいで早く起きていたから何の問題もありませんでした。

今回は、ステージレースを2連戦の為(4日間と6日間のステージレース…計10ステージ)とイタリアではなく外国という事もあって、いつも以上にボトル類やらスポーツドリンク類、補食で使うパンやゼリー、バーなどの数はかなり多く準備します。
それでも足りなくならないか?の不安があります。
こんな事は、何回もこなさないと、これだけ必要という自分の中の基準は見つからないでしょうね。


準備をしていて、こちらに戻ってきたなという実感が出てきました。
あちらで更新できるか?わかりませんが、またご報告致します。

2008/06/09

イタリア上陸してます

何とか無事にイタリアでの拠点に到着しました。
まぁ、いろいろありましたが…
想定の範囲内の事でしたから…

飛行機の機内持ち込みの重量チェックが急に行われました。

今回はシーズン前半の反省も込めて、イタリア語の参考書や世界の歴史の本など結構持ち込んでイタリアで読み込もうと思っていたので結構重かったりしまして…

あと、こちらで急に食べたくなるカレーライスのルゥとか日本の食材を少々…

今回のフライトは、中国系の航空会社を利用したため、上海空港でのトランジットでした。

チェックインカウンターで一度済ませた預ける荷物にもう一つバッグを追加したい事を伝えたり、空港で購入した安物バッグがチャックがぶっ壊れてるやつで交換してくれ!との交渉したり…

まぁ、こんな事は有り得る話ですからねぇ。
いつもはロシア系の航空会社…結局同じで、トランジットの時は日本語通じません…
英語で乗り切りました。

で、イタリアに着いて、自分をピックアップしてくれる予定の監督に電話すると…
「あれ?お前今何処だ?」
「マルペンサだけど…8時半で良いんだよね?」
「明日じゃなかったっけ??」
「ノォー!今日だよぉー」
「うーん……パルマまで自分で来れるか?そしたら何とかする」
「分かった!パルマにつく時間が分かったら連絡入れるよ」

ってな感じで、空港からのリムジンバスを見つけて、ミラノセントラル駅に行き、そこからパルマ行きの電車を探し、パルマにチームのスタッフに迎えに来てもらう事となりましたのです。

まぁ、これも頭の片隅に「もしかして、来てなかったりしてぇ~」ってな感じで想定してましたから、これも想定の範囲内…っつう事にしておきます。

先日、ピサに一人でぶらり行ってよかった。
電車の乗り方分からなかったら、もっと今日の出来事は大変な事になってたと思う。

まぁ、日本を出発する前に日本の監督とは連絡取り合ったのですが、こちらのピックアップする本人と連絡とって、勘違いをしないようにしておく事をしていなかった自分にも責任はありますから…


おかげで、綺麗な屋根のミラノ駅を満喫しました。

空港とは違った国際色豊かな雰囲気でした。

ヨーロッパ系の人たち、アフリカ系、アジア系…入り乱れてました。
写真は、1枚目は殆ど人影のない深夜の上海空港
2枚目は、ミラノ駅
イタリアについて、感じる事は明らかに春先に来た時と気持ちが違う事。
こちらでの生活の心配は、周りの人々に助けてもらいながらやっていけているし、自分の部屋もあるし…
シーズン後半もあっという間にすぎて、秋にはまた日本に帰りましたの書き込みをしていると思います。
秋は、また食べ物が美味しいんでしょうね。
イタリアも山々の緑がしっかり強くなって、景色も一段と色味が増してきた気がします。
スロベニア、セルビア遠征と出っ放しですので、更新できるかはまだ分かりません…
では、働いてきます。

2008/06/06

1ヶ月の日本滞在…

5月の始めに帰国してからレースを転戦し、実家での充電も終えました。
日本に帰ってからの会いたかった方々とは、ことごとく一人時間差攻撃をかましてしまい全滅でした。
こりゃ参った…

日本での食生活は、いろんなもの頂きました。
イタリアでの食生活にも全く持って不満はありません。
なんせ、美味しいですから。
でも、日本の食文化はもっと素晴らしい!
世界各国の料理も食べれるし、日本料理も美味しい…
帰国してから、日に日に自分のボリュームがアップしていくのを感じてました。
炊きたてご飯(絶対白米)最高です。
パスタのアルデンテの様にご飯も少し硬めが好きな私です。

イタリアについてすぐにスロベニア、セルビアの遠征に連続で同行しその後イタリア選手権です。
先日の全日本選手権同様に、今シーズンのイタリアチャンピオンを決定するレース。
イタリア人が皆欲しがるタイトルでしょう。
すごいレースになるんでしょうね。

シーズン後半の3ヶ月…
しっかりと働いてきます。
イタリア語の本も買い足しました。
後は、自分次第だなこりゃ。

2008/06/02

広島より帰りました

広島に上陸するのは、高校の修学旅行以来…
その時は、確か宮島にも行ったような気がします。
しゃもじ買ったような気がします。
もう、20年前の事ですから…

全日本選手権…
選手間には、いつもと違う雰囲気が漂っていた様です。
自分自身としては、いつものレースと同じようにただ自分の仕事をこなす事が重要でした。
いつもと違う事しても、自分の場合は、おかしくなるだけですから。
レース中スタッフの私が出来る事といえば、補給を失敗しない事…
あとは、応援です。
スタート前の集中していた本気モードの真鍋選手が、レース後にはお二人の息子さんと仲良くしているお父さんモードになっていました…これまた同じ人か?と思うくらいに和やかモードだったのが印象的でした。

ゴールスプリントを見て感じた事…
ほんのちょっとの差…
悔しさと選手の頑張りに少し涙が出てしまった。
(おっさんになると感動しやすいのです)

さぁシーズン後半戦がもうすぐ始まります。
自分は選手よりも先にイタリアに出発し、あちらでのレースに同行します。
今回の遠征では、監督と同部屋でしたので、自分のプロのマッサーとして足りないところをご指摘頂きました。
シーズン後半に向けての課題が明確になりました。
いいスタッフは〇〇が〇〇…
自分も気がついていたことだけに恥ずかしい思いもありました。
せっかく本場で活動しているんですから…

次の日本でのレース活動は、未定…

2008/05/29

日本

まだシーズン中であるため、完全に気を抜く事ができない自分であります。

実家にパラサイトさせてもらいながら、生活させてもらっています。
今週末の全日本選手権は、オリンピック選考も兼ねている日本チャンピオン決定戦!
どのようなレースになるのか?我々のチームの選手達にも自分自身納得のいく走りをして欲しいと思っています。

日本での遠征中は、イタリアの2人も一緒でしたが、彼らにとって日本はどう感じたのか?イタリアに行ってからでも聞いてみたいと思います。(自分のイタリア語が上達してれば…)

あちらで勉強する為の本も購入しました。
単語のボキャブラリーを増やす以外にも、簡単な文法表現も覚えないと会話になりませんからね。
一言二言レベルでしたら、なんとかしますが…

レースが終わるとホテルへの大移動があり、そして到着後は、マッサージの時間となります。
丁度、その時間帯(夕方)は相撲中継の時間帯。
偶然にもヨーロッパ出身の琴欧州関が優勝するというタイミングの場所を毎日マッサージしながら解説してました。
横綱ってのが一番位の高い力士で、位はピラミッドみたいになっていて、東と西に分かれてて…とか
これは、ロシア人、これはモンゴル人、これはブルガリア人、これは…
いろいろ説明してると上位陣は、外国籍の力士の多い事に気がつきます。
日本の伝統文化である相撲も世界的になったんだなぁーと思いますね。
ヨーロッパでの自転車レースって、日本での相撲に立場が似てる気がします。
地元の選手を応援するファンがいて、地元に錦を飾るために頑張るところとか、観客の多くは、おじちゃんたちとか…若者はサッカーとかが好きみたい。国民全体が関心はあるけど…
本場のヨーロッパのレースで外国人である我々日本人が成績を残すという事は、ほんとに大変な事で、しかも地元の人に認識され、応援してもらえるまでになるには、ほんと時間も労力もかかるわけで…

我々スタッフは、成績ではなく、毎日の働きで評価されます。
毎日レースの時には、表に出ない小さなミスがあります。
そんな事がないようなスタッフになるように気を引き締めないといけませんね。

また書き込みしていて、文の内容がそれていきました。

暑かったのがうそのように、急に冷え込んできています。
体調を崩さないようにしないといけませんね。

※写真は、富士のステージの試走に行った時に、漢字の書いてある看板を見つけ(やっぱり漢字がクールに感じるのでしょう)、これと一緒に撮ってくれ!と頼まれたもの… でもこれ、第2駐車場ってかいてあんだけどねぇ~。彼らにはこの後教えてあげました。失笑してた…

2008/05/26

日本遠征…

5月の6日に日本に帰国し、昨日のTOJ(ツアーオブジャパン)の終了までやく3週間ずーっと遠征。 今日実家に帰りました。
独り暮らしも、車も処分してイタリアに渡ったので、帰るところは実家です。
しかも、電車… 変な感じ… 独り暮らしをしていた川崎方面の電車に乗らないように注意しながら、電車へ…
変な感じです。

レースでは、大門監督曰く「ちっちゃいけど大人」のガロッファロー選手が見事にTOJ富士山ステージで優勝し、このTOJとツールド熊野の両方とも山岳ジャージを手に入れる事が出来ました。

彼にとって、富士山ステージはプロ初勝利との事。泣いていたそうですね。

きっと忘れることのないレースになったのではないかと思います。
レース後には、ゲットした山岳賞である赤いジャージにサインしてくれとの事。


選手じゃないんで、自分サインなんてありません・・・
日本に帰ってから、いろんな選手やスタッフとお話しする機会が作れ、新しいマッサーの仲間も出来密度の濃い3週間となりました。
ありがとうございました。
日本で頑張っている他のチームのマッサーにはいろいろ刺激を受ける事もありました。
イタリア人の二人にとってのこの3週間は、どうだったのか?
うまく、コーディネートできていたのか?違和感なく、レースに集中させられたのか?
あっちに帰ってからゆっくり彼らに聞いてみます。(自分のイタリア語が上達してれば…)
また、今回の遠征については後日にでも更新したいと思います。
顔洗って、鏡に映る自分の顔見て驚きますが、真っ黒に日焼けしてます。
去年まで、治療院にいたのでインドア派でした。日に焼けず、顔色が悪く…
今の自分は、高校時代のきったねぇー顔した坊主頭の自分と同じです。
体重は10数キロ増えてますが…
次のレースは、広島の全日本選手権。

2008/05/16

はいポーズ!


レース期間中はこんな写真撮りません。
ガロッファロープロデュースのポーズで御座います。
元気にやってます。

日曜から始まるツアーオブジャパンの富士ステージ試走に同行しましたが、荷物満載のうちのチームカーのエンジンは激坂に対してうなりまくっていました…
やっぱり選手は大変です。
下からここまで、競争するんですから…

熊野からずーっと一緒にいる選手と毎日すごしていると、食事の席で…「お前の顔は見飽きた…」とお互い話してます。
レースが始まれば、会場でしか会えない仲間とも顔を合わせられるでしょうから…
楽しみです。

レースが始まると、こんな事言ってる間に東京に着いちゃって…
あれっ?もう全日本(選手権)じゃん…
あれっ?もう(ツール・ド)北海道じゃん…
となるんでしょうね。
毎日、大切に過ごします。

2008/05/11

日本でのレースです


まだまだイタリアでのレースで補給地点やゴール地点で他のチームのマッサーと問題なくベラベラ話せるわけではありません…
が、ここは日本。
いろいろ話が出来ました。ありがとう

今日は最後にみんなのいい顔が見れました。
良かった良かった。

まだ日本遠征は続きます…

2008/05/06

次のレースは…

4日のレース後は、フィレンツェの脇を抜けていくのと日曜などいろいろな状況が重なり、大渋滞…
その中何とか帰宅し、次のレースに向けての準備に入りました。次のレースは和歌山県熊野で行われるレース… 
つまり、日本でのレースに向けての準備…
つまり、一時帰国の準備っていう事…
時差ボケ対策と準備の手間で寝ずに朝の出発を迎えました。
日本に帰るといっても、のんびりとしたものではなく、チームのレース機材などを一緒に持って帰らなくてはいけない都合上私物は極力控えないといけません。
重量オーバーは避けないといけないので…

で、今はもうすでに日本に到着し綺麗な空の下大きく存在感のある富士山の方に荷物満載のチームカーを走らせ、和歌山の手間で一泊しております。
海外に行く人はほとんどそう思うでしょうが、富士山を見ると日本だなぁ~と実感しますね。

では、また更新できるチャンスがあれば…

2008/05/05

いい天気、いい気分の遠征でした。

G.P. Industria e Artigianato Larciano(ITA 1-1)
この日は、太陽がまぶしく日差しもこちらに来てから一番?と感じる位でした。
実際、用意したボトルの数も多かったですし、消費量も…氷を使って冷たいボトルに仕上げたりと2,3月のレースとは違う、補給の忙しさがあります。
で、ラッティ選手が見事、ラストで逃げ切り優勝!!イタリア語まだわかりませんが、数名で逃げているとの事…ん?途中から、ラッティの名前を連呼している「エディ・ラッティ!ニッポエンデカ!」とだけは分かります。
前回の勝利は、クロアチアでしたが、今回は彼の母国、我々の活動しているイタリアでの勝利です。
また、目の前で見れた… 当然、アリーボ(ゴール地点)待機も仕事ですから、特等席です。
表彰後には、嬉しそうに歩いてくる監督ファブッリツォが見れました。
5月に入り、顔と腕だけ真っ黒に…
でも乾燥しているので、ジメジメベトベトの日本の夏が苦手な自分には気持ちいいぃ~です。

2008/05/02

レースに出発してきます。

G.P. Industria e Artigianato Larciano
Giro di Toscana
の2連戦に行ってまいります。
今回は、比較的拠点から近いレース。

ここのところは、一日中雨という事は、なくなってきています。
良かった。

2008/05/01

肉体労働後の健全な食欲

いつの間にやら、5月に…
早いものです。
昨日、イタリアに来た選手がいるかと思えば、あと2レースのみで日本人2人は、日本に一時帰国となる…
身辺が急にあわただしくなりました。

今日は、チーム所有のフルゴーネ(大きいワンボックス)をポーランド遠征に間に合わせる為の最終仕上げということで、またもや内部のペンキ塗り…

この仕事、どうやら俺の担当…
前から言ってますとおりプロチームの専属マッサーとなると、マッサージの仕事以外の雑用が沢山あります。その一つです。
(他のチームは、どうか?分かりません)
マッサーがやるというより、チームスタッフだからやるという感じですね。
まぁ、ペンキ塗ってるのもそれはそれで楽しいです。
仕上がりは、素人レベルですが…

中島メカもチームスポンサーであるヘルメットのLASやコルナゴにパーツやら新しいアイテムなどを取りにいろいろ回りまくっているようです…まだ、帰って来ません。
専属メカニックも自転車を整備するだけではないんですねぇ~。

明日は、選手をマッサージしようと思い、選手と「何時くらいに練習から帰るのか」とかコンタクトを取っておりましたが、他の雑務が待っているらしく(監督命令)キャンセルとなりました…
タイミングが悪かった…
選手の皆期待させてすまない…

ついに、新しいオフィスがもう一つ作られる事が現実になりました。
ここでは、メカやマッサーが働きやすいように部屋を作ってくれる…ら・し・い…
前から、作る作るとは言っていました(ホントに今シーズン中に出来んの?)が、今日材料である加工済みの木材が持ち込まれました。
それらの仕分けの為にペンキ塗りの後に強制参加… 要は木材運び…
肉体労働です。
いい感じで腹減ります。
う~ん。健康的。

2008/04/30

空港まで

今日はローマの空港まで選手をピックアップしに…
いつもは、ミラノ近くの空港でしたが、今日は往復約1,000㌔…
中島メカと交代しながら…

そういえば、昨日あれだけ晴れ渡ったお空の様子…
今日は朝から雨でした…
で、結構寒かった… 
選手は体調崩さないようにして欲しい…

ローマ方面に車を走らせていると、2月のシーズン始めにトレーニングキャンプを行った場所を通過した…
つい数ヶ月前の事なんだろうけど、遥か前の出来事の様な感覚…
いろいろ経験したから、「あの当時(たった数ヶ月前)は何も分かっていなかったなぁ~」と今は思える…

今日、日本からイタリアについた選手も相当の覚悟の様子…
ホントに厳しい世界ですから、甘くはありません。
彼の成長に期待しながら、チームスタッフとして応援したいと思います。

2008/04/29

ついに決行!

先日、事務所の方に車で移動中、「真鍋さんが走ってたりしてぇー」「とか、帰りに佐野がまだ(ここ重要!)走ってたりしてぇー」とか思ってしまう。
特にこの二人とは、車(事務所に行く途中)と自転車(練習中)ですれ違ったので…
二人とも、もう日本…
元気にやってますか?

選手の家には、今はマリウスが到着してますから、日本人3人と外人2人、イタリアとして考えると日本人は外人だから、5人外人がいます。
もう一人増えます。で、また日本にレースしに5月から2人減ります…。

で、今日は急に用事がキャンセルになったので、前から時間が出来たら絶対に行ってやると決めていた逃避行に出発。
、第一関門は電車のチケットを買う際に、おばさんに発音が通じず…
でもそんなのもう慣れてますから、何回か伝えて、「あぁそれそれ」とチケットゲットして突破。
で、電車に揺られました。
こちらに来て初の電車です。
出発時間がちょっとずれていたから、「もしかして乗るべき電車じゃねぇーんじゃねぇーのぉ~?」と思い、隣の座席にいた、お年の方に確認…
「大丈夫よ。私もそこに行くのよ。」
一応、強引な自分の解釈で納得。(半分)また突破。


日ごろの行いが良いのか?
(いやいや、それならポントレモリはいつも晴れるはず…)
ほんとに綺麗な空のところに白い建物…ちょいと傾いてはいますが…
観光客だらけ、フランス語、ドイツ語、英語、ロシアっぽい語、中国語いろいろ言葉が飛び交っていた。
日本人観光客の後をつけて、解説聞こうと企んでおりましたが、今日は見当たらずでした。
帰りの電車の乗り継ぎで一苦労ありましたが、無事に拠点に到着しました。

今度は、いや今度も、また密かに(選手のみんなには、絶対行くと伝えてありますが…)次のチャンスを狙ってます。

この行動は、選手公認です…。(だ・よ・ね?ヨッスィィィ選手!)

2008/04/28

今日は単なる付き添い・・・


いつも仕事で行っているレースとは違う「グランドフォンド」に付き添い行ってきました。
いやぁー。急に天気が良くなっちゃって… 暑いです。
海の近くにスタート、ゴール地点が設定されています。 今回、補給もありませんので、いってらっしゃいをしたら、時間をどう潰すか? しかし、ここは海がすぐそこの観光地!
のんびりぶらぶらしてしまった。海辺には、早くも日光浴をする人々がいました。夏になったらもっとすごいだろなぁ。
写真は、レース先導車

2008/04/27

写真撮りすぎかな?

レースに同行していると、イタリアの様々な風景を見る事が出来ます。
補給地点や滞在するホテルからの景色も自分にはまだまだ新鮮です・・・
何故なら何処に行くにもほとんど初めて訪れる場所なんですから・・・
いい天気の時は、最高です。
で、こちらは急に暑くなり、20度軽く超えております。
もう夏?
いやいや、油断禁物・・・
まだ、これから冷える事もあるでしょう。


ブログのタイトルと下の写真は、今回の遠征Giro d'OroとGiro del Trentinoで撮ったものです。
ガルダ湖周辺は、なかなか綺麗でしたよ。

自分達の行く直前にここで映画007の撮影中に事故があったらしい・・・
(目の前でパソコンしてる中島メカに今教えてもらいました・・・)
んで、撮った写真を見てみると自分は空を撮る機会が多い様です。
やっぱり外で働いているからかな?





2008/04/26

レースより帰宅

今回の2連戦は、北イタリアにあるガルダ湖周辺の山を中心としたレースでした。
2レースとも、ハイレベルなレースのようでした。
今日のゴール地点は、スキー場・・・
って事は、かなり上るという事。
少しパラパラと雪が降ったり、雲の間から降り注ぐ日光はとても鋭く、山の天気がコロコロ変わるのを実感しました。
今回のレースでも、レースでよく会う他のチームのマッサーと挨拶をさせてもらいましたが、やっぱり話が出来ないと、もったいない。
イタリア語の勉強のスピードアップを図らないといけません。
耳は、慣れてきました。
でも、頭の回転がついていきません・・・

2008/04/19

レースが近づき・・・


Giro d'OroとGiro del Trentinoというレースに連続で帯同して参ります。
選手にとっては、残り少ないヨーロッパでのレースとなります。珍しく、Giro d'Oroは日本人4人の全員出走です。

選手によっては、今期イタリアでの最後のレースにもなりますし、他の選手も日本に帰国する前の重要なレースとなりますね。

頑張って、自分の納得いくレースが出来ればいいですね。

では、今日はなんだか疲れたので早めに寝ます。

また、遠征から帰りましたら更新します。