2008/08/09

会話のレベル

レースを重ねながら、選手とのコミュニケーションは取れてきています(取れているはず…)
先日のレースでは、大門監督曰く「身体は小さいけど大人…」のガロッファロー選手が誕生日だった事を一生懸命に自分に話をしてくれました。
彼は日本の長期遠征で一緒だった為、コミュニケーションを積極的にとろうとしてくれます。
英語が全く話せない彼は、いろいろ変化の多いイタリア語をできるだけ単純変化させずに、知る単語数の少ない僕に分かるように話しかけてきます。
きっとイタリア語の分かる人が我々の会話を聞くとこいつら何言ってんだ?って感じになるでしょう。
(実際、日本に居たときも一緒に来日したミオリンに自分に使うようなイタリア語を話しかけてしまい、逆にミオリンが困ってた…事もありました)
ガロ「俺、つい最近誕生日だったんだ!」
マサ「へぇ~。何言ってんの?」
ガロ「だから、前まで25でその後26!」
マサ「ん?数字の事言ってるな」
マサ「あっ!誕生日か?」                                  
マサ「えーっと…26年前にビンツェンツォがオギャー!となったのね」
(といったところ、彼は最近生まれた彼のお子さんの事を自分が言ってるのと思い…)
ガロ「違う違う、俺が生まれた日っ!」
(今度は、彼の勘違いを訂正する為にいろいろ手を尽くし…)
マサ「えーっと、俺、10月で38歳…」
マサ「で、お前は26歳になったんでしょ?」
ガロ「・・・・・・・・・・」
(で、彼はようやくわかったようで)
ガロ「そうそう」

ってな感じで、とても時間はかかるのですが、コミュニケーションは取れております(と、思っています)。
マッサージ中は、会話の勉強になります。
会話の流れと雰囲気を察知して…
無責任な勘違いしてもいい会話ならね。
春先は、こんな風に打ち解けていませんでしたし、選手もまだ自分の事を探っているという状態でした。
それは、自分の方もですが…
この選手は、どんな人間なんだろ?とか…

何ていったら良いのでしょう。
例えば、高速道路で料金を払う時、渋滞しているところにETCカードを着けていないから並ぶようなもんで、時間がかかる。
ETCカードさえあれば、空いてるところをスーッと抜けられるのに!…ってな感じです。はい。
このETCカードが自分にとっては、イタリア語のテクニックと言うことでしょう。

この説明で、伝わるのかな?
別にETC推奨の人間ではありません。実際日本に居るとき着いてなかったし。
こっちにも、テレパスという同様のものがあります。
これをつけてないチームは、補給地点に先回りして向かう時、料金所で渋滞に巻き込まれてるんですよね。
車の中ではかなりイライラしてるんだろうなぁ。

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