日本に居た時が、ひどかった訳ではありませんが、こちらにきて人間として元気になった気がします。
変な表現ですね。
マッサーとしてチームに関わり、選手に直接触れ、スタッフと連携し、成績に一喜一憂し、こちらイタリアでのマッサーの活動が終ろうとしています。
(まだ日本でも重要なレースが控えていますので、シーズン終了ではありません!)
今シーズン当初は、全くのゼロからのスタートだったわけで、ただ着いていくだけ…
中島メカにもいろいろ手伝ってもらってしまいました。
TOJが終わり、シーズン後半になってからのチーム内での活動は春先よりもスムーズに運べるようになりました。
非常にタフな遠征だったスロベニア・セルビア・ボスニアのレースなどは「もうこりゃダメだ」と思った瞬間も実はありましたがね…
特にスムーズになってきて余計感じたのは、やはり「言葉の問題」です。
こちらに来る前に考えていたイタリア語に対する考えが甘かった。いや甘すぎた。
使いながら、覚えてきてはいますが、まだまだヒドイもんです。
ホント、責任の無い会話ならいいのですが…(まぁ、世界共通のくだらない会話です)
もしも、海外で活動したいというマッサーやトレーナーの方がいましたら、やはり現地の言葉を覚えるのはとても重要とお伝えいたします。
ただ、ここも重要ですが、「喋れれば良いってもんじゃない」のも事実…
自分の武器をいろいろ磨いて挑戦しましょう。
日本人として、海外で活動するのであれば、現地の人と同様に話せても、その彼ら以上の何かを持っていなければ単なる現地の言葉が使える日本人で終わりです。
それ以上の働きでなければ認めてもらえないですね。
自分なんかまだ、そこにたどり着いていません。
悔しいですが、当然の事。
この事は、何度も大門監督からも言われている事です。
日本人スタッフとして、現地で必要とされる仕事をしなければ、需要は無いという事になるのですから。
LIQUIGASの中野マッサーも今現在でもハイレベルな同僚、優秀なマッサーと切磋琢磨しています。(補給地点で治療に関することで討論してました…)
彼の仕事に対するモティベーションに触れたのは自分にとって、マッサーの本質を再確認させてもらえました。
単純に「大きなチームで大勢のスタッフが居るから良いなぁ~」って問題ではありません。
いい仕事をする為に行き詰るのは当たり前かな?
そんな簡単にクリアできるほど人生甘くはないですね。
関係ありませんが、自分の仕事「Massaggiatore」通称「マッサー」…
俺の名前「正典」通称「マサ」…
「マッサーのマサ…」
皆に簡単に覚えてもらえます。
挨拶も名前で呼んでもらえます。ただ、その続きができませんが…
親に感謝です。
こうなるって決まってたのかな?
今日もダラダラ訳の分からない事を書いてしまった。
知った様な事を生意気に書いてすみません。
未だに28歳くらいと思って青春してます。
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