2009/12/31

大晦日

年越し蕎麦食べてきました。

2009年は、仲間に助けてもらった1年…

2010年は、どんな年になるのだろう…




2009/12/21

お腹いっぱいです



電車に揺られて三時間…
湯河原にある大将がたったひとりでやってるお店に集合。
お世話になっている先生と昔からの仲間達と共に美味しい料理を胃の限界まで頂いてきました
味が優しいんです。
食事に集中しているので、話は少しだけでしたがが…(今日は食べる日!!)
皆さんそれぞれ自分のポジションでアクションを起こしているので懐かしくもあり刺激的でもありました
来年はもっと良い活動報告をしたいと思いました
異常なくらいの暑がりな私ですが、いやぁ〜今日は寒かった…

2009/12/20

今日も集まり・・・

私は、自転車レースに関わる前はテニスのトレーナー活動もしておりました。
鍼の学校に行き始めた25歳の頃・・・
当時の勤務先に所属していらジュニアの選手達は、私のトレーナー活動の原点となる相手でした・・・
まだ、中学生、高校生だった彼女達から学んだ事も多々ありました。
トレーニングから治療についてまで・・・
言い方悪いですけど、人体実験。(本人達了承済み・・・)
こうして考えてみると、トレーナーは選手に育てられていると言っても過言ではありません。
そんな仲間と久しぶりに昔の勤務先があった門前仲町で集まり、お好み焼き大会。
自分の中では、ジュニアの選手達のままではありますが・・・
「結婚しましたぁ~」
「子供が生まれました~」
って聞くと・・・
「あれっ?そんなに時間経ったっけ??」となってしまうのです。

時間の経つスピードって面白いなぁ~。
今は、職場も取り壊されえてしまい、思い出のテニスコートもなくなってしまってはいますが、皆で同じコートに立ったらホントにタイムスリップするだろうなぁ~・・・

皆に今年の活動報告していると、内容はネガティブトークとなります・・・
せっかくの集まりなのに、暗ぁ~い話は、もう沢山だなと話している途中で思いました・・・

2009/12/13

いろんな人と会う・・・

サイクルモードに行ってきました。
凄い数の来場者、自転車の試乗に並んでいる人達を見て規模の大きさに圧倒されました。
スポンサーにあいさつ回りをしているチーム関係者…
大変そうだけど、そりゃそうだ。
スポンサーはとても大切ですからね。
各ブースで働いている知り合いにちょっかいを出したり、中々普段お会いできない方とコンタクトを取りお話したりで、短い時間しか顔出しませんでしたが、疲れました。

フォンドリエスト氏が来日していました。
今年の春にメキシコの遠征で一緒に行動し、マッサージもした事がありますが、身体はシェイプされ相変わらず、カッコ良かった。
メキシコ遠征当時には、まさか今年がこんな状況になるとは思ってもいませんでしたが・・・
控え室に通してもらい、少しお話できて幸いでした。

一番驚いたのは・・・
小中高と同級生だった友達の弟!に声をかけられた事・・・
といっても話をするのは20年以上経ってるんじゃないか?と思いますが・・・
同級生本人でなく、弟って所がねぇ~。
今は趣味で自転車乗っているらしく。
いやいや身近なところに自転車愛好家がいたなんて・・・
大した事なさそうですが、かなりの衝撃でした。

まさか幕張で会うとはねぇ~。

サイクルモードを後にして、都内で昔の仲間と飯を食いながら近況報告。
お互いの立場は変わっても、刺激しあえる仲間がいる事は、素晴らしい・・・

2009/12/11

お勉強

今日は、オイルマッサージの講習会に中野マッサーと共に参加してきました。
ベルギーから理学療法士の方が来日されての講習。

各手技をゆっくりと丁寧にご指導いただき、とても勉強になりました。

日本人の手、考えが加わっていない本場のマッサージ・・・

見たことある手技もありましたが、一番感じたかった事は、力加減、マッサージのリズム、流れ・・・

当然、中野マッサーとお互いマッサージし合いながら・・・これまた贅沢な勉強となりました。

今度、日本のチームのマッサーが集まって勉強会でもしたいですね。


今回の講習会には、わが母校のスーパーOBの先生もいらっしゃっていました。

2009/12/10

歩道橋の上では立ち止まらないで下さぁ~い!

表参道のライトアップ・・・
思ったより、寂しげに見えてしまうのは何故なのか?

20代ではないから(もう若者でないから)なのか?
時代がエコだから?
集まった仲間が男だから?

まぁ、いいかぁ~。

歩道橋の上にも、警備員のお兄さんの声が響いておりました。

2009/12/08

一気に…


一気に銀杏も舞い散り、そらが広く感じる並木通り…
カサカサ落ち葉をかき分けながら歩くのもこれまた贅沢

2009/12/03

動きのある一日でした・・・


今日は、代官山にある白戸太郎さんのバイクショップにて、一般の方々を対象とした「海外チームでのスタッフの役割」についてお話をしてきました。

白戸さんのナビゲートの元、私の暴走しそうな話をコントロールしていただきながら無事終えましたが…
時間もあっという間に過ぎ、話をする事の難しさを痛感致しました。
チーム関係者のプロ意識、そしてシステム化されたレースに関わる運営、チーム倉庫での仕事・準備など・・・
実際のレースとは、離れた視点からのお話を意識してお話させていただきました。

代官山に行く前に、原宿でとんこつラーメン(当然、替え玉しました)食って渋谷まで歩き・・・
わが母校である花田学園に立ち寄り、当時お世話になった先生方とお話をしてきました。
不景気の中、やはりこの人に頼みたいという人物になり、しっかりとビジネスとして確立していかないといけない事も感じた次第です。

今日は、知り合いの知り合いという形でお会いした方が2人もいました。

いやぁ~世の中狭いですよ…

2009/12/01

車道に出ないでくださぁ〜い!


今日の神宮の空は綺麗
鮮やかな銀杏並木通りは多くの人々とワンコ達で賑わっております
平日なのに…
警備員のお兄さんが拡声器で必死に叫んでおります

2009/11/16

武蔵中原&牛肉

今日は、イタリア滞在中にお世話になったNマッサーとN店長とNくんと・・・
みんなNさんになっちゃった。
イタリアでの今シーズン反省会です。
目の前で焼けるハラミを食いまくり、いろいろ昔話やらスタッフから見たこの業界の話に盛り上がりました。
あちらに居た時から、肉食いに行きましょう!!と何度も約束してたのです。
基本、ハラミ、ハラミ、サラダ、ハラミ、ハラミ・・・・・・・・・
ハラミ最高!!
終電ギリギリでしたが、何とか最終電車に間に合い、帰宅・・・

「今年の暮れにでも、マッサー&メカニックの業界スタッフあつまりでもやりたいねぇ~・・・」って事になりました。
一応、やるつもり・・・
とかいって、来年になっちゃったりしてぇ~。

2009/11/09

ソウルフード


じゃ〜ん
これを知る人は常磐線、東武野田線沿線の地元民ですな

2009/11/07

新宿&豚肉

今年も恒例になったマッサー同士の集まり…
とはいえ、少人数…
中野マッサーと穴田マッサーと私の3人で… 
いろいろあった1年ではありますが、こうして皆で笑い話になるのは良いことかな?
(笑えない話もあるんだけど…)

穴田マッサーと会ったのは、TOJの時以来…
まさかシーズン後半にお互いの身に非常に厳しい現実が到来するとは思っていもいなかったんですよねぇ~。
彼はチームを離れ、現在は治療院で現在活動中…
(レース現場からのクールダウン中&マッサージ師としてのパワーアップ中…)


思ってたよりも元気な姿に安心…

2009/11/04

ご挨拶…



イタリアに渡る前に勤めていたマッサージルームに…久しぶりの銀杏並木…
う〜ん…良い所で働いていたなぁ〜と思います。
ギンナンが踏まれて発する強烈な臭いも懐かしい…
銀杏の色づきはもうちょい時間がかかりそうかな?…

2009/10/30

お見舞い

イタリアで行われたパラサイクル世界選手権でご一緒した石井選手の所に「チャオ!」を言いに中野マッサーと行って来ました。
彼は中野マッサーの登場に驚いていましたが、いろいろ3時間ほどおしゃべり・・・
イタリアでの入院生活の事、食べ物の事、レース活動の事、いろいろ・・・
ただ、ベッド脇においてあるスーツケースを見て・・・
まだまだ、イタリア遠征は終わって居ない事も痛感しました。
首のコルセットを昨日から外しているそうですが、まだまだ辛そうです。
時間がかかりそうですね。
たまにご自宅にお帰りになって、精神的なリフレッシュも図れるそうです・・・

彼と話をして、私自身の顔の表情も先の見えなかった9月初旬の頃とは違っているとの事。
一番、来季に向けての状況が激しく動いていた9月・・・(この時点で決まっていないのはかなり厳しい状況…)
彼の看病もありますが、チーム関係者の所に出向いての挨拶、コンタクトを待つなど、精神的にも不安の毎日だったのを覚えています。
大怪我でまだまだ絶対安静が必要だった彼が、「宮島さん、良い話が出来て、来年に繋がるといいですね!!」「自分の事を大切に僕の事よりどんどん仕事に行ってください。応援してますから・・・」と病院から送り出してもらった事も思い出します。
世界選手権ロードもそうでした・・・

ゴール前の落車から、救急車での搬送、イタリアの田舎町での入院生活、そしてミラノの綺麗な病院での入院、そして日本と・・・
ご一緒してきましたが、まだ2ヶ月も過ぎていないんです。
でも、かなり濃縮された時間を過ごしたなと感じます。

2009/10/27

終わってすぐに次の準備・・・

いつもドタバタするのを見越して行動しておかないと・・・
免許の書き換え、国際免許の再発行、銀行カードの再発行などなど・・・
免許センターで違反者講習も受けてきました。
イタリアに行く際に、車を手放してしまったので日本ではここ2年間違反無しですが・・・

今回のジャパンカップ…
昨年は中野マッサーのお手伝いでしたから、今考えると指示系統は日本語でした…(当たり前)
しかし、今年はイタリア人マッサーの手伝いですから、そうも言ってられません。
まぁ、自分的にも何とか指示を理解は出来るようになってきたので、小さな脳みそをカラカラ言わせながら何とか、連携を取り無事に仕事を終えることが出来ました。
イタリア語に関しては、仕事に必要なキーワードは、この2年間の活動で理解できるようになっていますが、普段の会話は、まだまだのレベルです。

今回苦労したのは、ウクライナ人メカニックの質問攻撃…
「宇都宮の人口は、何人なんだ?」
「日本の携帯電話は何でSIMカードを入れ替えて使えないんだ?」
「この車の値段はいくらだ?」
「宇都宮からお前の家まで何キロだ?」
「レースは何人見に来るんだ?」
「このおかずはどうやって作るんだ?」

まぁ、目に付くもの気になるもの何でも質問してきます。
「何でぇ~??どうしてぇ~??」と・・・
最初は、「えぇ~っと・・・」と一生懸命答えようとしていましたが・・・
最終的には、「こいつ質問、真剣に答えなくて良いよ別に・・・」とマッサーのステファノの一言ですっきりしました。
結局答えは「知らねぇ~よ」になりました。

あと、ヴィスコンティやブローニ達が気にしていたのが、「何で日本人の女の子は、内股が多くて、靴の踵の部分が余ってガバガバな状態で歩いているんだ?」という事・・・
コトコト鳴らしながら、歩いている姿を皆気にしていましたね。
(全くの余談です)

こうして、たった4日間ですが、活動を共にした事(私の個性、仕事振りを各スタッフ、選手達に知ってもらった事)は、とても今後の活動に繋がる重要な事であります。

いろいろあったこの2009年シーズン、最後のレースで強引ではありましたが、流れを引き戻せた事は、大きかったです。

諦める要素は、ホントにいろいろありました。
非常に厳しかった現状を知る中野マッサー、永井氏(Positivo代表)、沖さん(イタリアにて自転車界の研修中)皆さんに「いやぁ~繋がりましたね・・・」と言われました。
様々なアドバイスや慰めの言葉を頂いていたのであります。

さてさて、来シーズンまであと2ヶ月となります。
いろいろ準備をしていかないといけないっす。

ブログのネタも少なくなるでしょうから、何かありましたら私にご連絡下さい。
日本に居ますので・・・

ではでは

写真は、ジャパンカップを熱心に見来ているファンの方から頂いたもの・・・
とても、マナーを守って選手に接する方でした。
ありがとうございます。

2009/10/26

シーズン終了

2009年ラストレースであるジャパンカップを無事に終えました。
ISD Cycling Teamでの仕事は、今回派遣されたマッサー・ステファノのサポート、そしてチーム全体のサポートでありました。
ISDとの仕事は初めてでありましたが、イタリアの各チームでの仕事内容は基本的に同じですから何とかスムーズに連携も取れました。
今回派遣された監督がウクライナの人でしたので、大会本部とのコンタクトミスなど小さなトラブルは、毎日・・・
しかし、最低限のご迷惑で済んで良かったです…

チームが日本に入る1日前に私は日本に戻りましたが、時差ボケはレースが終わっても・・・未だ解消できていません。
彼らは、時差ボケをお土産に本日早朝ホテルを後にしました。
チームスタッフ、そして選手の皆ともいい関係が築けました。

2009/10/24

大会前日

チームISDのお手伝いしてます
チームスタッフとの連携が重要…
明日、雨降らないと良いんだけど…

2009/10/21

結局一日がかり…

到着!
いやぁ~長かった・・・
(飛行機に乗っている時と位空港で時間つぶしが必要だったから)
ま、今年は「待つ事」が多い年だから問題ないけど・・・
やっぱり直行便が良いよなぁ~。
無事に帰れたので問題なし!!

未だに…

ミラノの渋滞を避けるために早朝に家を出発したのは良いけれど…
まだフランクフルト…
もうすでに家を出て14時間経過中…
これから12時間飛行機です。
時間に余裕を持てば乗り継ぎのドタバタは起こりませんが…
ま、帰れりゃ良いッス

2009/10/20

暇つぶし中

マルペンサにも早く着きすぎちゃった・・・
ので、空港で暇つぶし中・・・
ネットサーフィンしていると・・・
Giuseppe Martinelli とGuido BontempiがAstanaと契約のニュース・・・ 
彼らのチームでの活躍を外から見たいと思います。


あぁ~あ・・・
長い一日になるなぁ~



掃除とピザ

最後の追い込みです。
部屋の掃除、後片付けはきっちりやっておかないと…
格安で貸してくれた大家さん、紹介してくれたエッディ夫妻に迷惑をかけない為にも…
引越しには、慣れてきてしまっているけど、隅々まで綺麗にすると「あっ!俺結構綺麗な部屋に住んでたのねぇ」と気づく…
ってことは、いつも汚くしているという事…
反省。

で、最後の夜食は…
やっぱりピザ。
外食は、いつもピザ…
いつも頼むのは、フンギポルチーニとプロシュットのピザ…
お腹いっぱい。 

まるで、大晦日の大掃除を終えて、年越し蕎麦を食べるように、掃除してピザ食ってきました…

最後にチーム仲間達に帰国の挨拶の電話。
みなそれぞれ納得できない形でのシーズン終了となり、非常に残念な気持ちです。
未だ、来期のチームが見つからない選手達、優秀なスタッフがいます。
(最悪、仕事を変えないといけないと聞きました)
傷は深いです。
私自身も酷い目に合いました。
しかし、ここで出会った仲間はこれからも続くものです。
彼等とは、「また会おう!!」と最後の別れをしました。
皆がいい形で来シーズンを迎えられるように…
日本から祈るしかありません。

2009/10/17

挨拶まわり

昨日は教会の皆さんに帰国前最後のご挨拶をしに行ってきました。
彼らのおかげで、レース関係者以外の人達とコミュニケートできたのは、とてもありがたい事でした。
ブラジル人の底抜けな明るさに助けられました。
優しく話しかけてくれ、楽しくすごせました。
毎年、住む所が変わるのは大変ですが、部屋の掃除に追われてます。

強烈に空気が乾燥してきました。
季節が変わって行きます。

2009/10/16

帰国を前にして、イタリアでの活動に思う事…

このシーズンは、細かい事は、ここで書けない事がありますが、チーム活動が6月で休止していしまうという、有り得ない事が起きてしまいました。
実際、起きたんだから有り得ないという事ではなく、有り得る話になっちゃいますけど…
「この夏は、忘れられない夏…」すんごいネガティブな意味です…
暑い日に考え事をするもんじゃ~ありません。
実際、頭が溶けそうになる位、いろいろ考えましたから…


何とか気持ちを切り替えて、来季に向けての活動を目指し、イタリアでの生活をリセットしました。
3人で住んでいた家から一人で住む家に引越し、チケットを自分で用意…
しかしながら、簡単にはチームなんて見つかるはずもありません。
イタリアの自転車界、私の事なんて知らない人の方が多いのですから…
実際、「2008年からマッサーとして活動していた…」と話しても、「お前レースの現場で見た事無い…」と言われもしましたから…
せめて、今年一年シーズン最後までレース活動が続いていれば、良かったのですが・・・
 しかし、数少ないマッサー仲間のご配慮でレースの現場に引き戻していただけた事により(ミラノ近郊で行われる3連戦のレースに日雇いマッサーとして呼んで頂き)少し希望が繋がりました。
そこから、アマチュアのレース、パラサイクル世界選手権、そしてスイスの世界選ロードと・・・
正直言って、いろいろ悩んでイタリアに戻らなかったら、この続きは無かったでしょう。
厳しい現実として… 実際、ヨーロッパから日本に居る自転車レースの経験の無いマッサーに日本人の紹介無く、直接スカウトがかかることは、まず有り得ませんでしょう。
有り得たら、よっぽど優秀な方でしょう…(スミマセン私は脱帽致します…)
つまり、自分からチャレンジしていかない限り、実現できない事であります。
特に異国人ですから…
しかもイタリアだけをとっても優秀なマッサーは存在しています。
彼らには、多くのチームからオファーが届くそうです。
その中から自分の働く環境を見極めて、チームを選ぶそうです。
あくまでも単純ですよね。
(中野マッサーもその一人…)流石です。
実際の社会でもそうだと思います。
私はまだまだ…
しかし、こんな私を使ってみようと思ってくれるチームには、貢献しないといけませんし、しっかり働いて、評価されるマッサーになりたいと強く思っています。
だって、「これで飯食ってる!」と胸張りたいですから…
まだまだ…チャレンジは続きます。
乞うご期待っつう事で・・・


先日、39歳になっちゃいました。
青春真っ盛りです。
一人勘違い野郎ですが、自分の人生、これでもいろいろ考えてます。
あと5日で日本に帰ります。 
某チームでジャパンカップに同行させていただきます。

2009/10/10

人の繋がり、人の輪・・・

今日は、久しぶりにブラジル人達の集まる教会に行ってきました。
ブラジル人の仲間達は、私を温かくそして明るく迎えてくれます。
「マサ、よく来たな!」「久しぶりだな!お前何してたんだ??」などなど・・・
9月は、色々とレースが入っていたので、彼らに会うのも1ヶ月ぶりでした。
神父さんのお話は(説教?)もとてもエモーショナルです。
バンドの生演奏でキリストの教えを皆で歌います。
私は、イタリア語の解釈がまだまだですが(ポルトガル語ではありません)、知っている単語から想像して、「あ、今は人生について語っているんだな…」など話を聞くだけです。

少しずつですが、こうして友達、や神父さん達の輪の中に入ってこれているのはとても有難い事です。

自転車界にも、横の繋がりがあります。
特にイタリアの各チームは、スタッフ間のコミュニケーションも活発で、先日のレッジョエミリアでのレースの時も他のチームのマッサーも交えて、皆で補給地点の目の前のレストランで食事を取りました。
こんな中で、様々な情報が飛び交っているのも事実です。
そうしていくうちに、皆に認知されていくのです。
今年の活動が今まで行われていれば、もっとこの様なコミュニケーションも取れたでしょうが、残念ながらレースから離れてしまった時期があり、貴重な時間を無駄にしました。
しかし、リクイガスの中野マッサーのご配慮でまたレースの現場に顔を出す事ができ、そこでまた新しいスタッフ、監督達との出会いがありました。
素晴らしい経験を持つスタッフ達に顔を覚えてもらい、「あいつ元気にしてんのか?あいつチームは見つかったのか?」と気にしてもらえるだけでも、有難い事です。
来期に向けての就職活動、チーム探しに関しても、中野マッサーをはじめ、チーム監督達も気にしてくれ、そして動いてくれました。

決して私一人の力では、出来ない事です。
仕事を与えられたときは、評価される仕事をするのみです。
やはり、プロとして認められる働きをしたいと思っておりますので・・・
まずは、職場探しですけど・・・ね。

帰国まで残された時間も少なくなってきました。

2009/10/09

焦らせてはいけない・・・

今日も電車に揺られ、ミラノの病院へ・・・
石井選手のお見舞いです。
症状は、落ち着いてきているものの、投薬のコントロールがなされている為(痛み止めの調整です)、かなり辛そうな状況でした。
先日、伺った時は薬も効いていて、もう治っちゃったのかも・・・何て考えたりもしましたが、そんな訳ありません。
未だに、首、胸郭の固定はキツクされていますし、少し歩いてはいるものの、すぐに疲労困憊となります。
数週間ベッドに横になっての絶対安静状態が続いていたのですから、重力に逆らっての運動、つまり立位を取るという事は、それだけでかなりの労力を必要とされるのです。
どうしても、お見舞いに来てもらった方とお話をしていると、「無理して元気に振舞ってしまう彼の気質」がありますから、夕方になると身体がだるくなるようです。
当然、私にも元気な姿を見せてくれますが、痛みを我慢している姿は、まだまだ彼は怪我人であるという事を再認識しさせられます。
帰国の際にも、ドクターの付き添いが必要です。
早く治したい彼の気持ちと、焦ってはいけない彼の気持ちが、痛いほど良く分かります。
実際、日本に帰国できたとしてもまだまだ完治には、かなりの時間と我慢が必要になるのでしょう・・・

もうちょっと、でままだまだ・・・


2009/10/07

各駅停車の旅

今日は、人に会うために3時間半かけて電車に揺られてきました。
帰りも3時間半…
いろいろ考えると、特急や急行だけでなく、各駅停車の時間の流れも大切なのかな??

最近、電車に揺られる時間が多く、ボケぇーっと窓から外を眺めております。
と言いながら、単に各駅の方が運賃安いからなんだけどねぇ~



2009/10/04

電車で

今日は、家から電車で1時間弱のレッジョエミリアでのレースに行って来ました。
リクイガスの中野マッサーがレースに帯同しているとの連絡を受け、顔を出してきました。
電車で行くなんて、初めての事…
チームカーの待機所で待ち合わせをして、補給地点もご一緒させていただきました。
(レースのお手伝いはしていません・・・)
仕事のお邪魔をしてしまいました。

私一人では、決して話が出来るような相手ではない監督やチーム関係者とも中野マッサーを通じて、お話をすることも出来ます。
周りの様々なチームスタッフ達までも気にしてくれています。
とても有難い事です。

今年は私の所属していたアミカチップス以外にも大きなチームが活動を止める事も決まっています。
という事は、多くの選手、スタッフが来期のチームとの契約をから溢れ出る可能性があるという事です。
実際、我々のメカニックの中心的なスタッフもまだチームは決まっていないと今日、聞きました。
「話はあるけど、まだ契約を結んでいない…」
良く耳にする言葉です。
最終的には、サインをするまでは確定ではないという事…

当たり前ですが、厳しい世界です。

しかしながら、レースの現場に行くと他のチームのマッサー達が私の事を覚えていてくれ、「チャオ!マサ!!調子はどうだい??」と声をかけてくれます。
やっぱり現場は良いなぁ~。

※厳しい現実ですが、決して落ち込んだり、暗ぁ~くなったりはしておりませんので、ご安心下さい。

2009/10/02

超人??

ミラノの病院に転院した石井選手の様子を見に昨日、今日と泊りがけで行ってまいりました。
レース後、緊急に運ばれた病室とは違い落ち着いた雰囲気の病室で、石井選手は順調に回復を見せています。
しかしながら驚いた事に、車椅子を使い自分でトイレに行く事や少しだけなら歩く事も可能になっていました。
骨折部が多いので、先週までベッドで横になっているだけの生活だったのと比べると・・・
まるで別人です。
彼自身、身体が強い為骨折部の治癒も早いようです。
「いい身体を両親にもらった…」と言っています。

手術をすることなく、保存療法で今後は経過を見るという事ですから、もうすでに治療は始まっているという事です。
しかし、骨折部、肺気胸の痛みが治まってから今度は右前腕部の痛みが酷いようで、アイシングをしていました。
人間の身体は、ほんとに良く出来ていて、酷い痛みが治まると次に傷めているいる部分が自ら痛みを訴えかけてくるのです。
彼の身体の感覚からすると、臀部、腰部も怪しい…と
すでに自分の身体との会話が始まっているようです。

病院の医師も回復のスピードに驚いているようで、帰国日程の調節も有り得ない治癒のスピードの為に確定が決められないようです。
保険会社の医師と担当医の相談で決まるそうです…

世界選手権を終えて、彼と1週間ぶりに会い、一番状態の酷かった時との差に笑うしかありません。
救急車で唸っていた事も覚えていないそうです。

世界選の後には、彼を知る岩楯会長、斑目監督他、自転車関係者の方々が病院に駆けつけて下さった様です。
彼自身よく言うことですが...
「皆さんが応援してくれているから、自分は元気になるんですよねぇ~」
と…

そんな彼に私自身も励まされ、私のチャレンジを応援してもらい…
何だか、いつもの事になってしまいますが、元気をもらって帰っています。

10月に入り、シーズンも終わりが近づきつつあります。
もうちょっと、粘って・・・
気持ちよく日本に帰りたいです。

まだ、やるべき事は残ってます。

2009/09/30

9月が終わる…

無事に大きなトラブルもなく、レースを終え一安心しております。
重要なレースに同行させていただき感謝しております。
イタリアでの活動が、突然停止してしまい、実質数週間は何にも進展がない状態の続いた8月でした。その頃に比べ、この一ヶ月は、中野マッサーのご配慮により、リクイガスに同行させていただいたり、イタリアでのジュニアの遠征、そしてボゴーニョで行われたパラサイクル世界選手権ロードの日本代表のサポート、そして今回のメンドリッシオで行われたロード世界選手権日本代表のサポートスタッフと連続で仕事を与えていただきました。
とても充実した1ヶ月です。

仕事がある有り難味を感じています。

いつの間にか、もう9月も終わりが近づき、「いつ日本に帰るんだ??」と聞かれるようになってきました。
何とかして、来期の活動に結び付けたい私は、もうちょっとイタリアに残ります。

少し進展がありそうな状況ではありますが、すべてにおいて確実な事はきまっておりませんので…

とにかく、元気で活動しております。
代表で泊まったホテルの食事が美味しくて美味しくて…

2009/09/28

疲れた分、栄養補給・・・

今日のレースは、10時30分スター・・・
ゴールは7時間後・・・

予想に反して、ボトルを冷やす氷が必要となる状況下でした。
私は、二つある補給ポイントの第1ポイントにて補給スタッフとして、良い天気の中、お仕事・・・
顔は真っ黒になりました。

今回のレース、周回の距離が短い分、回数が多く・・・
19周です。
新城選手の大きな逃げもあり、補給して、また補給して・・・
何だか、すんごい回数ボトルを持っていた気がします。

スタッフ間の連携もうまく行ったのではないかと思います。
深刻なトラブルも起きませんでした。

こうなったら、「最後の夜に絶対ピザ食いまくってやる!!」という事で・・・
美味しい、フンギポルチーニ&水牛のモッツアレッラ&生ハムのピザを頂きました。

次のレースは決まっておりませんが、こうして緊張感の高いレースをすると・・・
「あぁ~レースって良いなぁ~」と思います。
ま、疲れましたけど・・・

今回の遠征、最後の最後まで・・・
私の名前を皆が呼び間違える・・・
ま、最後に皆と良い笑顔で挨拶できたから、良いか・・・


2009/09/27

いよいよ

明日、エリートのレースが行われます。
U23のレースには行かずに、エリートの選手達と一緒に残り、明日の準備を行いました。
皆、初めて一緒になる選手・・・
日本のトップレベルで活躍する選手達です。
彼等とコミュニケーションも良好で、良い緊張感をもってレースを迎えられそうです。

レース中には、突然いろいろな事が起きるかもしれませんが、チームスタッフと連携を取りながら、良いレースにしたいと思っております。

普段から、一緒に行動しているスタッフではないので、何度も確認しながら作業となります。
今回は、あくまでも第2マッサーとしての後方支援ですから、皆さんの役に立てるようにするのみです。


260㌔・・・
長い一日になります。


2009/09/25

UCI ROAD WORLD CHAMPIONSHIPS 2009 Mendrisio

スイスで行われる世界選手権ロード日本代表のお手伝いとして、本日チームに合流しました。
久しぶりに一緒になるスタッフの方々にも、快く仲間に入れていただきました。

選手の皆さんは、全員初めてご一緒します。
試走の感想としては、かなり難易度の高いコースと・・・
キツイ上り、狭い道幅、平坦は少なく上りか下りを繰り返すコースのようです。

今回は、連盟から派遣されている石田マッサーのサポートが中心です。
皆さんの仕事の流れを崩す事の無いように働きたいと考えています。



2009/09/24

転院しました。

本日、石井選手は、ミラノ郊外の病院に転院しました。
実は、昨日の予定でしたがいろいろ病院間、保険会社との連携がうまくいかなかったようで、皆さん一安心・・・というより、凄く疲れている様子でした(1日中待たされて結局、翌日になりましたからね…)。

再チェックの結果、肺の機能は回復が素晴らしく、ドクターも彼の回復力に驚いているそうです。
しかし、多くの骨折部分に関しては、肺機能の回復を優先させていた為、まだ手をつけられていません。
レントゲン検査や、身体のチェック時にドクターに身体を動かされるとまだまだ痛みが強いと聞きました。
特に頚椎の骨折もあるとの事ですが、幸い神経系の損傷はないようです。
これも奇跡的だそうです。

移った先の病院は、落ち着いていて静か・・・
看護婦もしっかりしてそう・・・

少しだけ、日本に近づきました。
しかし、まだ首の固定は絶対的に必要で、自由に動かせるのは、両脚、左腕のみ・・・
ゆっくりベッドで休んで、これから始まる治療に期待をしたいと思います。

今回の怪我を彼は「リセットだ」と表現しています。
もう1回、ゼロからのスタートを切る覚悟をしている彼です。

2009/09/22

だんだん良くなってる気がする・・・

タイトルは、石井選手のコメントです。
選手達は、一般の方々よりも自分の身体に対する感覚は、研ぎ澄まされていると思われます。
肺に繋がっていたチューブも抜け、自分の動ける範囲での身体の感覚からこの言葉が出たのでしょう。
すでに、復帰後の事を考えているようです。
しかしながら、まだまだ治療は終わっていないので、あせってはいけませんね。
皆で、まずは治療が終わってからね・・・と落ち着いてもらうように促しております。
いろいろと驚かされています。

奥様がイタリアに来て、病室で付き添ってくれている事は彼にとって、とても精神的な安心感が与えられたようです。
(そこのところは、誰にも代わりは務まらないところ・・・)

ミラノの病院への転院も決まりつつありますので、状況は良くなりつつあります。
保険会社の方や、イタリア在住の方も駆けつてくださり、今日は病室に日本人が5人も居る状態・・・
隣のベッドのおじいちゃんも日本人集団に圧倒されていました。

治療、リハとスムーズに行くのが一番ですが、彼自身全てが簡単に行く事は無いと覚悟もしているようです。

もうちょっと時間はかかりそうですが、彼自身の持つ「明るさと積極性」を見ていると・・・
看病する自分の方が、元気をもらってしまう。

そんな彼です。


2009/09/21

強さ

パラサイクル世界戦ロードレース。
残念ながらゴール前のスプリント時の落車で石井選手は入院する事になってしまいました。

慣れない外国での入院、治療はとても辛いものです。
言葉が通じない・・・
ちょっとした事の行き違い・・・
不安感・・・

現在は、状況も落ち着きつつあり、傷ついた肺の状態を見てイタリアの田舎町からミラノ病院へ転院する調整を行っているところです。

付き添いをして、つくづく感じる事。
石井選手の人間としての強さ・・・
奥様との絆・・・

人生もそうですが、レースやっていてもいろいろな事が起こりえます。
自分にとってつらい状況になった時に、どう対処していくか?
どうやって克服していくか?
どう自分自身で解釈していくのか?

彼と話をしていていろいろ考えさせられます。

早い回復を期待して、もうちょっとお手伝い続けたいと思います。

2009/09/11

UCI PARA-CYCLING ROAD WORLD CHAMPIONSHIPS 2009 BOGOGNO

トスカーナのジュニアのレースを終え、今週はパラサイクル世界選手権ロード日本代表のお手伝いをさせて頂いています。
私自身、ハンディキャップの選手の競技会への帯同は初めての経験です。
今回のイタリア遠征は、石井選手のみの参戦となっております。
石井選手は、世界選手権、パラリンピックの両大会で金メダルを取得してる日本を代表する選手。
激しい練習中の事故の後の意識障害から今のパフォーマンスを獲得するまでには、様々な苦労、努力があったのでしょう。
(こんな数行で表現できるものではありません)
しかしながら、人間的な明るさ、そして闘争心によって困難に向かって競技をしていらっしゃいます。

柔らかい話し方でいろいろなお話を聞かせて頂いています。


メカニックには、日本代表での海外遠征経験豊富な森メカニックが同行されています。
森さんとは、チンハイレイクという中国奥地でのレースでご一緒した事もあり、ヒドイ環境下での苦労話に盛り上がりました。(現在はかなり大会運営も素晴らしくなったと耳にしていますが…)

石井選手は、明日のタイムトライアル、そして日曜に行われる個人ロードレースに参戦致します。 

日本障害者自転車協会の栗原さんの情熱によって(ご自身、他業種の仕事がありながらも、最も大変である事務処理やコーディネートをしていらっしゃいます)この遠征は成り立っています。
間近でご一緒して…
私には出来ない位の激務だな…と思います。

選手は一人でも、JAPANチームとしてレースを迎えます。
皆それぞれの仕事をこなし、良い遠征にしたいと強く思います。

2009/09/06

新鮮だなぁ

4ステージのレースではありましたが、連日スタートが午後2時と距離が100㌔なので、時間に追われる事無く仕事が出来ました。
最終日の今日は、9時スタート…
日曜ですから、レース後の帰宅を考えると海から帰る車の渋滞に巻き込まれないので幸いです…
久しぶりに5時起きでの仕事も新鮮さを感じました。
早朝は、風が吹くと冷え込みを感じましたがレースが終わる頃には、軽く30℃超え…
気持ち良い疲労感で帰宅しました。

若い選手とのレース。
レース形態は、距離が短いのと無線をつけていない以外は、同じ…
さすがにサケットを使った補給は無かったけど、暑い日が続いていたのでボトルの消費は激しかった…
補給地点では、目の前に居たドイツのマッサーが思いっきりこっちに向かって選手と並行して走り始めやがって・・・
怒鳴りまくってやめさせました。
誰も居ないところでの補給は、走っても邪魔にならないかもしれませんが、他のチームも居る所(いわゆる補給地点)で思いっきり選手と並行して走ってはいけません。
補給地点での人為的な落車、事故はあってはいけません!
ジュニアのレースは、補給のスタッフが親がやっていたりする事もあるそうです。
自分のボトルを渡す相手しか見ていないのでしょうが・・・
他の選手、他のスタッフの事が目に入っていないのでしょう。

(独走してる訳ではないのですから・・・)

最後にお別れのとき、一人涙を流して挨拶している選手
が居た・・・初めてのステージレースで緊張していたのか??思った走りが出来なかったのか?
その彼を見て、新鮮な気持ちになりました。

実は、自分も初めてレースを手伝ったとき、選手との挨拶のときに涙が出てきたことがあります。
96年だったかな??
外人相手で緊張の連続、初めての仕事で何をしていいのか分からない状況下…

彼らは来年は、ジュニアでなくイタリアのアマチュアチームに所属し、将来はプロを目指して走り続けるようです。
こうして、選手はプロを目指していくのを目の前で見れたのは、とても良い経験となりました。

最終日の今日、去年からお世話になっているファブリ監督とも会えたし・・・
それにしても大会運営やら、ジュニアのレースにはおじいちゃん達がたくさん居る・・・
でもこうして、自転車レースは成り立っているんだなと、関心しました。

2009/09/04

トスカーナ

Lunigianaというジュニアのレースに来ています。
このレースにはヨーロッパの強豪国、そしてイタリアは各地方の選抜チームで構成されています。
私はエミリィア・ロマーニャ州のチームです。
今回は元アミカチップスのマッサーと一緒なのでシーズン前半を思い出しながら働いています。
今日のゴールは、去年の拠点地だったポントレーモリ…
補給地点は選手の住んでいた町、ビィラフランカ…
ファブリ、アントニオ両監督とも連絡を取り合い、今週はトスカーナに染まっています。
こっちは山が近いから天気が変わりやすいんだよなぁ〜
明日のスタートは午後2時…
ゆっくり準備します

2009/08/30

時間が経つのは早いもので・・・

こちらにきてすでに3週間が過ぎましたが、新しい生活にも慣れ元気に活動しております。
来シーズンに向けての活動は、まだまだ確定しておりません・・・
これは当たり前のことで…
各チーム7月、8月は今シーズンのレース活動に加え、来シーズンに向けてのスポンサー獲得の活動、そして主要選手の獲得、主要スタッフの確保が行われています。
私の立場は、状況が落ち着いてからでないと・・・
厳しい状況は当たり前です。

しかし、イタリアにもう一度戻る覚悟を決めて良かったです。
こちらに来ないと始まらない事もありますし、聞けない話もありました。
こちらに居ることに意味がありました。

9月に入ると当たり前の様に毎年、参戦していた「ツールド北海道」が行われます。
もうこんな時期なんだな…
去年は、レース後に「すみれ」の本店行ってラーメン食ったなぁ~。
そう考えると1年なんてあっという間です。

この8、9、10月の3ヶ月なんて後になって考えれば大した事無い時間のはず・・・

仕事に追われる事ない、数ヶ月を過ごす事なんて今後無いだろう・・・(無いはず・・・)

来月は、トスカーナ地方で行われるジュニアのレースに仕事で行ってきます。
イタリアの若者達相手にしてきます。
その後、またイタリアで行われるパラサイクル世界選手権の日本代表のサポートもさせていただく事になりました。
通訳レベルの仕事は、無理ですが、レースに関わる事なら少しは役に立たないといけません。
働くぞ!!
アルバイテン

2009/08/20

今日もレースに行ってきました。
9時にはすでに30℃を超え、ボトルの消費も激しいレースとなりました。
昨日に続き、元同僚にあったのですが‥
今日はマッサーは四人もいました‥
他のチームカーに、うちのヘッドメカニックを見つけ‥
補給地点では、お互い見つけて挨拶できました。

私がイタリアに戻ったのを知らせていなかったのもあり、びっくりしてましたけどね。

なんだかんだいって、いろいろ悩みましたが、とにかく戻ってきて良かった‥
明日もレースです。
チームに迷惑をかけないように働くぞ!

アルバイテン‼

2009/08/19

刺激的

レースの現場に出た途端、不思議と監督やマッサーからおいっ!元気にしてるか?とメールやら電話がかかってくる‥
このレースには元同僚が私と同じように他のチームのマッサーとして来ていました。
今年の前半を一緒に過ごした仲間が、他のチームのウエアを着て補給地点に立っているのが、変な感じ‥

移籍した選手とも会いましたが、不思議というか‥ちょっと哀しくも感じますね。
ま、お互いプロだから起こり得る事ですがね。

この機会に感謝しながら働きます。

2009/08/17

貴重な時間

こちら元気にやっております。
中野マッサーのご配慮により、去年もお世話になった3連戦に参加させていただくことになります。
この時期にレースの現場でしか話せない事も多々あります。
この3連戦はとても貴重な時間となります。
あれから1年と考えると、いろいろあったけどあっという間なのだと痛感します。
どの様にチームにフィットして、迷惑をかけない働きが出来るか?
頑張りたいと思います。

来月イタリアで開催されるパラサイクルロード世界選手権ナショナルチームのお手伝いもさせて頂きます。

もう8月も後半…
時間はあるようで、そんなにないんですよね。

2009/08/08

ジェーソン・ボーン…

イタリアにて無事、新たな拠点への引っ越しも済ませ独り暮らしがスタートしています
何をするのか?
何故ここにいるのか?

時間があるので考える事も多いです

うまく表現できませんが、これからの生活に向けて様々な経験、体験を積むことにより人間力を高めたいと思います
日本人である事、マッサージ師である事…


なんだかんだで日本に戻るまであっという間に時間は過ぎていくでしょう

元気です!!

生ハム喰ったし…
モッツァレラも喰ってますから…

2009/08/03

時間は過ぎていく…

実は日本に帰国していましたが、明日戻ります。
自分の決心、覚悟を胸にイタリアにいる事に意味があると思います。

自分自身のチャレンジをどの様に納得するのか?終わらせるのか?
まだ答えが私には分かりません。
って事は、まだ終わりではないのです。



2009/07/11

スパイス

いやいやこのシーズンは、状況が変わりすぎて目が回ります。
今やれる事は何かを探る毎日です。

近いうちにご報告致します。

明るい話題の無い中、相変わらず私は……
宮島しています。
お知り合いの皆さん、ご安心下さい。
要は、元気に生ハムとチーズ食べすぎて、太ったなぁーと悩む様な宮島って事です。
とにかく元気な身体に助けられてます。
両親に感謝です。

いろいろあるけど、絶対笑い話にしたいと思います。

なははははぁ

2009/07/04

朝から驚いた

日本にいるマッサー仲間が大きな決断をした。
チームを去るって…
驚いた…
いろいろな状況、考えがあっての決断なのだろう。
同じ職場の仲間として、事情が分からないけど、話せは同感できるのではないかと…



マッサーの仕事について、いろいろ考えてみると…
特にプロチームの場合、大きな仕事の流れは同じに感じました。(イタリアでの場合)
各スタッフ様々なチームでの仕事を経験してきているので(スタッフの移籍も行われていますし)、「こうした方がやり易いんじゃないの?」「この方が効率的!」という意見を皆それぞれ持っています。(そんな彼ら同士でも意見はぶつかります)
春先のキャンプ時、レース時に大体このチームではこうして行こう!と流れも決まります。
(パニーニはどれ位の数で?、中身は?ジャム?ヌテラ?蜂蜜?ハム?、サケットの中身はどれ位?、マッサージの配分は?、ボトルの準備はどうする?、レースの朝は何をする?いろいろです)
実際新しいチームであった、我々もそうして、マッサーの仕事内容は決まっていきました。
去年は、コンチネンタルチームでの活動でしたが、マッサーも2人のみであったり、専門でチームマッサーとして活動していない人物であったりと、大変な部分もありました。
しかも、私は1年目…イタリアでの常識がまだ分からない、知らない者でしたから…
仕事が余計複雑になるのは、目に見えてますね。でもこの経験があって今、有難い事がわかります。
夏に中野マッサーにご配慮いただいて、プロチームでの働きを実際の現場で体験しました。
3レースだけですが、素晴らしい経験でした。
今年になって、マッサーとして活動し…うーん…大体仕事内容は同じだなと思っていたら…
うちのマッサーの代表格であるステファノは、中野マッサーとファッサで数年一緒に働いていた元同僚だったのです。
なるほど…いい仕事ってこうして、伝えられていくのね。
春先に…「マサ!そうじゃなくて、こうしよう!!」と何度も言われたんですよね。
いやぁマッサーの先輩がいるって、凄い事だし、「俺ってこんなマッサーになりたいな…」
と、理想のイメージが描けるって素晴らしい事。

って、こうして書いていると、やっぱり早くレースの現場で働きたくなってくるな。

私も、最終的な決断を迫られる事になってしまっています。
日本人として海外で活動する上で、難しい問題は多々あります。
頑張るのみです。

こんな状況になりましたが、悲観的に成らず、根本的に元気なので…
自分も驚いています。
いい天気のイタリアに助けられてるのかな??

2009/07/02

もう7月

知り合いの方から、「冷静に考えてこの状況はどの世界にでもあり得る事だ」「頑張れ」とお言葉頂戴して…

自分もその通りだと…

自分自身で選んだ道ですから…

頑張りますよ。





とはいえ、チーム業務が何も動きがないので…
今週中にバカンスかまします。

2009/06/30

複雑な状況… 答えはシンプル…

中野マッサーがPiacenzaに寄ってくれました。
いろいろ話す事、相談したい事が沢山あり…
状況を理解してくれる仲間として、様々なアドバイスを貰えました。
(ただ…いつも着地点のない話が続きます…)
イタリアでの活動は2シーズン目を迎えますが、まだまだ全てのことを私一人で解決できるほど甘くはありません。
とても有難く思います。
忙しい時期に…すみません。

現在、チームのマッサーとしての今後の活動が非常に厳しい状況にあります。
しかしながら自分の取るべき行動は、自分の信念・覚悟との相談…
結局、答えはシンプルな所にあります。

夢は見させてもらいました。
素晴らしい環境、素晴らしい同僚・仲間…
あとは現実的な事が重要かな??
まだ、自分の目で確かめたい事は…


ある

2009/06/29

嬉しい疲労

補給地点は、imolaサーキット内…
今日は、晴天に恵まれましたがボトルの消費も凄かったです。
しかしながら、ハイレベルのレースでした。
レース後半の集団から伝わる本気度は怖いくらいです。
補給していて、感じました。
我々のチームは、EddyとVincenzoの2人のみの完走。
厳しいです…
レース後は、ゆっくりする事もなくすぐに片付けが始まり…
選手を途中まで送って帰宅しました。
帰りの道が込んでる予想があったのですが、比較的空いていて思ったよりも早く帰宅できました。
暑い中での仕事は大変でしたが、久しぶりのレース。
やっぱりいいな…

2009/06/28

さてさて

明日のイタリア選手権の為にホテルに入ってます
明日は257キロのレース…
イモラサーキットもコースの一部らしい…
皆、久しぶりのレースになてしまいました
今は夜の12時ちょい前ですが、外で突然、大爆音が鳴り響きました…
爆発?
いやいや花火…
この時間に…
選手は寝れないか?起きちゃうんじゃないかな?
まぁ日本の花火程ではありません…

こんな時間になったのは、チーム全体の今後の活動についてのミーティングをやっていた為
状況が日々変わるので、なかなか様々な事を決断しにくい状況に陥っております。
ミーティングの話は複雑過ぎ、理解度は高くありませんが、仲間に聞き直して何とか食らいついてます。
素晴らしい仲間と今後も一緒に活動したい!!
純粋にそう思います

そういえば、中野マッサージに先程お会いしました。明日の補給地点でまたお会いできるでしょう

2009/06/27

イタリア選手権の準備

本日、チーム倉庫にてイタリア選手権の準備…
久しぶりに会う、チームスタッフとの仕事…
現在の状況からして、心情は複雑であります…

明日、レースの行われるimolaに入ります。

働くぞ!!
arbeiten!!

2009/06/21

リズムに合わせて…

うちの選手であるEddy Rattiの奥さんGeovanaはブラジル人…
ラテンの乗りでいつも明るい…
今日も夕食をご馳走になってきた。
今年は、何度お邪魔したことだろう??
彼女の作る料理は、ブラジル料理と日本食…
二人とも日本食が大好きで、宮澤選手から日本食のアドバイスなんかも受けていたようですし…

それに対して私は、食い専門ですから…
こっちで、作る料理は…
男の超単純料理一本でございます。

家族みんなが箸を使えるし…
去年までイタリアで活動していた某メカニックの物まね大会がいつも始まります。
顔まねから、口癖…手のマネまでねぇ~。みんなお上手…


お嬢ちゃんのAliciaには、器を持って、スープを飲み干し最後に「プハァ~」の一連の流れを教えてきました。

マッサージ中には、彼女の母国ブラジルミュージックをかけながら…
ボサノヴァの優しい曲調に乗りながら、Rattiのマッサージしていると…とても緩やかな時間が流れます。
いつの間にか、Geovanaが歌いだす…
ポルトガル語って聞いてると、なんだか柔らかいイメージで聞こえてきますね。

マッサージ中に流す音楽っていろいろ難しい…
何も流さず…静かな状態を好む選手も居るし…
いわゆる流行の音楽を流したい(テレビをつけてMTVにチャンネルを合わせて)…
日本の曲に興味がある…(ドリカムは声が良いと評判が良かった…さすが)…
クラッシクなどを好む選手も居る…
ボサノヴァは…優しく…マッサージの邪魔にならない…
歌詞も分からないから、曲はすべて音として感じるだけだし…
彼女にボサノヴァの曲も貰いました。


で、彼女が勝手に曲を換え…
サンバのリズムが始まるとベッドの回りを歌いながら、腰振りながら回ってく…
音にあわせて身体が動く…ホント自然に…そして楽しそう…
こりゃノリが違うわ…
マッサージの邪魔になるほどになったら、注意しますよ

しかしながら、彼らにはホントにホントよくしてもらっています。
お互い同じ立場で厳しい状況下ですが、来週のイタリア選手権に向けて最後の調整に入っています。

2009/06/17

簡単にはいかないもんです


いろいろな問題を抱えた状態でございます。
早くレースの現場に戻って、良い汗かきたいです。

写真は、4月のフランスでのレースにて…
ちょうど、ドーピングコントロール対象選手が、4位6位8位と書かれたレース…
他のマッサーと苦笑してた時のもの…
岩佐千穂さんより写真頂きました。(ありがとうございます)

2009/06/10

食生活

何だか急に唐揚げが食べたくなって…
日本から持参した唐揚げ粉を早速投入しました。

出来栄えは…
普通…
まぁ、失敗しなかっただけでいいかぁ


先日チーム全員が集まってミーティングが行われました。
現在、イタリアにいる選手全員(現在母国に帰っている選手が多いです)、当然チームスタッフも全員…
久しぶりに全員集まると…
ローマ近郊で行われたトレーニングキャンプが懐かしくも感じます。
あの頃は、「誰?この日本人??」といった視線を感じたことも事実でありました。

今では、何とかチームの仲間にも親しくしてもらえ、「おーマサ!日本はどうだった?」「寿司食ったか?」等と会話を交わせるまでにはなりました。

話題もTOJの話になります。
スタッフが3人部屋だったこと…
監督のグイドはいつも一人部屋だったからストレスも大きかったでしょう。
メカニックのアンドレオーラが毎日、すごいオナラを撒き散らしていたこと…
彼曰く…
「今までの人生でこんなに毎日ライスを食べた事なんてなかったし、食事にいつもヨーグルトがなかったからお腹がパンパンだったんだ!」と・・・
実は、レースを終えてイタリアに帰る為の成田行きのバスの中でもぶっ放してました。
空港について、第1ターミナルで下りる他のチーム(我々は第2)の忘れ物がバスに残っていないか?チェックの為にバスに入ってきたJTBのスタッフの方の顔が一瞬歪んだのを選手達は見逃していませんでした。
「彼女がかわいそうだ!」と皆言ってました。
自分も、レース後のホテルへの移動中、何発もぶっ放されました…
当然、窓全開にしましたよ。

くだらない話で失礼しました。

2009/06/09

TOJの思い出…

最終日の東京ステージにLIQUIGASの中野マッサーが顔を出してくれました。
今シーズン一回も会えず、レース会場では初顔合わせ…
この3人…
自称「全日本自転車マッサージ師協会」の仲間です。
写真を大前さんに撮って頂きました。
ありがとうございます。
貴重な写真となりました。
それにしても、俺顔真っ黒だなぁ~。
汚ねぇなぁ~。
写真を転送してくれた穴田マッサーありがとうございます。

今日はチーム全体でのミーティングが行われました。
チームの今後の活動についてのミーティング…
レース活動あっての、チームですが、今は待ちの状態…

今の私の心境は…
待ちます…

2009/06/08

再スタート

無事にイタリアしております。
現在、時差ぼけの調整中…
日本よりも湿気が少なく、快適ですが睡魔に襲われております…


この写真…日本滞在中に会った昔の職場仲間のお嬢ちゃまです。
はなちゃん。
いい笑顔で一緒に写ってくれてありがとう。
赤ちゃんのときから知ってるけど…
もう2年生になってたのは驚きです。
お兄ちゃんのそうたは…
DSに夢中でした…


みやじもがんばるから、学校でたのしくすごしてください。
またかえったら、おはなししようねぇ~。
今はとおいところにいるけど、またかえるからねぇ~。
げんきでねぇ~。

写真を添付してくれたお父ちゃんありがとう。

2009/06/06

そろそろ…

行ってきます!

頑張ります!!

2009/06/05

日本滞在中にしたかった事

日本滞在中にしたかった事…

1)日本食を食いまくる
これは、TOJ中にホテルのバイキングで十分に満たされました…
炊き立てご飯やっぱり最高!
柏に帰ってからは、ラーメン、チャーハンと柏での懐かしの味を満喫…

2)いろんな方へのご挨拶
トレーナーを志した当時からお世話になっている先生へのご挨拶…
昔の職場の仲間への挨拶…
なかなか会えなかった人との食事…

話をして、今自分の置かれる立場、人生観、価値観などなど…
今この歳になってできる事。
今の自分にできる事。
今の自分のベースとなっている事。
再確認できました。

シーズン後半は…
厳しい状況下での活動となります。
自分の力ではどうする事も出来ない事がいろいろあります。
しかしながら、自分の出来る事をやるのみです。


大変お世話になっている関本登志昭先生のご活動されている学校へお伺いしてきました

先生は、以前ドイツにて柔道の講師としてご活躍された方で今現在は専門学校、そしてトレーナーの為の勉強会を開催されています。

そして、ボディビルの全日本チャンピオン(6回しかも只今5連覇中で98年アジアチャンピオン)の西本朱希さんと…
しかし、やはりチャンピオンになる方の身体は凄いです。
ボディビルは、選手の自己管理に関しては一番厳しいスポーツではないでしょうか?
アスリートとしての身体に対する考え方のお話、怪我との戦い…
とても参考になりました。
しかも20年もお世話になっている先生の前での西本選手へのマッサージ…
緊張しました。

トレーナーとしての心構え…
様々な事をご指導していただいた先生です。

ご挨拶が出来て良かったです。
自分の原点を再確認できました。


2009/05/27

TOJが終わって…


時差ボケならぬ、レースボケから普通の生活に戻ってしまった私は、日本でゆっくりさせていただいてます。
右の写真は、選手たちが成田で買ったポストカード…
イタリア、クロアチアに送るため私が預かりました。
外人が選ぶポストカードは、やっぱり富士山、金閣寺、芸者さんですねぇ~。
「マサ!芸者は何処にいるんだ?」
「え~!俺だって見たことない…」
ってな会話は当然ありました。

今回のツアーオブジャパンでは、写真撮る機会が少なかった…
でも、奈良ステージのスタート地点奈良の大仏を拝めたのは、幸いです。
私は、TOJを8回ほど経験させていただいていますが、初めてスタート前に見ることが出来ました。
奈良ステージは、スタート前の慌しさが一番大変なので…
奈良ステージの印象は、ダムの補給地点のイメージしかなかったのです…
少し良い思い出になった…



2009/05/26

日本の印象

今回の遠征…
外国人選手、スタッフにとっては母国とのギャップを語っていました。
まず、日本に上陸した際、空港からホテルまでバスと電車で彼らを引き連れて移動したのですが…
電車、バスの中で寝ている人を見つけて…
「おい!見ろあの人寝てるぞ!」「あっ!こっちも!」と…
交通機関でゆっくり寝れる日本は幸せなのか??(いやいや皆さん仕事で疲れてんのよ…)
私はイタリアの電車をたまに利用しますが、車内アナウンスはありませんし、電光表示板やらいろいろな情報が車内にありません…
つまり、しっかりしてないと乗り過ごしが有り得るのですねぇ。

あと、日本代表でアジアを回っている時、よくレースの現場で一緒だったマレーシアのメカニックは、トイレの温水シャワーがお気に入りのようでした。
さすがに、温水&便器の保温&シャワーのマッサージ機能には脱帽の様ですよ。

ついでに、電車を待っている時に…並んでるほとんどの人が携帯片手にジーっとしている姿も異様に見えたようです。
やっぱりあっちは、まだまだ携帯は話すための道具ですからね…

2009/05/25

地元に戻る

不思議な感じ…
レースを終えて、明日から朝起きるまで寝れる…

TOJは、スタート時間が早いため、スタッフは5時、6時起きが普通です。
朝起きて一発目に「チクショウ!5時だ!」と…
ホントはもっと汚い言葉ですが…
あちらでは、メカとマッサーは同部屋になりますが、監督は基本的に一人部屋です。
でも、今回は3人で一緒…
ま、うるさかったけど、面白かったなぁ~。

先ほど、ちょうどイタリア行きのフライトが一緒のリクイガス中野マッサーと成田空港でコーヒーを飲みながらお話をしました。
イタリアで活動しながらも、あちらでは1回もお会いできずに…
少しお話できて幸いでした。
彼自身、いろいろな監督の下でレースを重ね、今はあちらでも十分に認められている優秀なマッサーですし、今回の遠征でもいろいろと他のチームだったらどうするか?など相談に乗ってもらっていました。

海外チームとしての参戦でしたので、チームの機材、行動に制限がかなりありましたし、実際イタリアでのレース活動とはかなりの面で違いはありました。
ただ、何度も書きますがTOJは我々にとっては海外遠征です…
これで、どうにかやるしかない…

イタリアでは、洗濯に関してはチームトラック、チームバスに設置されているからコインランドリーを探し回ることは有り得ませんし、冷蔵庫、キッチンも装備されているから、冷えた飲み物、レース後のパンなどの準備など、レース活動以外の充実ぶりは大きく違いがあります。
今回は、選手自身に手洗いをしてもらいました。
選手がチームカーを運転して、外に出かけることも監督は許しません。
なぜなら、大会側に運転手として登録していないから…
何かあったときには、帯同している監督の責任になるのですから…
レース後ホテルに戻っても、選手が勝手に外に出歩くことも制限がありました。
「日本は、安全だよ…」
これは、私の勝手な考えで、チームにとっては、日本だろうが、海外なのです。
実際、この事で監督から雷が落ちました。
プロフェッショナルコンチネンタルチームである事の自覚が私に足りていませんでした。
深く反省した次第です。

あちらでは、確かに選手が勝手にホテルの外をぶらつく事はありません。
何か外に出ることがあるのなら、常に団体で行動します。
レース後は、シャワーを浴び、マッサージをして、皆で夕食を取る。
で、明日のレースのために寝る…
これだけです。
シンプルです。

大会運営スタッフの皆さんにもいろいろとご迷惑をおかけしてしまいました。
無茶な質問や、とんちんかんな相談、忙しいときにも関わらず質問攻撃などなど…
こうして、海外チームのスタッフとしてレースに参戦すると運営スタッフの方々の苦労がよく見えます。
ご苦労様でした。
引率する身になって、つくづく苦労がわかりましたよ…ホント…

少し、レースが空きますが、イタリアに戻ってからチームの一員として認められるスタッフになるように過ごすのみです。
私自身、まだ半人前のスタッフであることは承知しております。
マッサーとして必要とされる様に活動します。

柏について、とりあえずラーメン食いました…

2009/05/24

終わり…

表彰とアンチドーピングコントロールが残っている…彼は表彰でもちょこっと手をあげるだけ
まだ時間がかかりそう…
今日はチームのイタリア帰りの準備に突入します

2009/05/23

東京…

大都会東京に到着しました何とかたどり着けた感じ…純粋な海外チームとしての参戦は初めての経験でした
日本のチームとは違った所での大変さはありますが、そんなの当たり前…
我々にとっては海外のレースなんですから…

他のチームといろいろな話をしましたがチームそれぞれですね
今回のレース、我々のチームはマッサージは3人ずつです
つまり2日に1度選手はマッサージをうけます
えーっ!!
と思われるかもしれませんが…
これはチームの方針です
距離が短いから楽というわけでは決してありませんが、レースプログラムから計算しそう決まったのです
カザフスタンはマッサージャー来てません

選手にとって今回の遠征は至れり尽くせりではないものでしょう
しかしこうしてレースは続いていきます

日本のレースに久しぶりに来てやはりレース自体の運営は大変だなと感じます
大会関係者の皆さんにもくだらない要求や質問などしてしまい迷惑なスタッフだったと思います

大会って選手、チームだけでなく運営側も一緒に作り上げるんだなと感じます
遅くまでミーティングしてるのを見て感じました
今まで気づいてなかったなぁ〜

まだ実家に帰ってないし、部屋にはイタリア人監督、メカニックがいますからまだまだ遠征気分です

それにしても皆、日本の食事は美味いと言います
レース後はサンドイッチではなくおにぎり食べてますよ
シャケとご飯のコンビネーションは世界に通用します…

明日は最終ステージ…
でもすでに帰国の準備も始まってます
レース後はいかに早く後片付けをするかの戦いが残ってます

2009/05/21

コーヒー効果

今日は移動日…
ホテルはバンガロータイプです
ここにはキッチンがあって…
私がイタリアから持ち帰ったコーヒーをグイドが見つけ
皆で飲み…
う〜ん…
やっぱりあっちのコーヒーは美味しいっす
少し皆のご機嫌よろしくなりました

2009/05/20

監督からの指示…

いつの間にか明日の飯田ステージで前半戦が終わります。
明日のレース準備もすべて終え、あとは明日寝坊しないようにするだけですが…

今回の遠征の監督を務めるBONTEMPI Guidoは、私の些細なミスも大きなミスも笑い飛ばしながら、スタッフに対してしっかりと対応、指示してくれています。
今回のレースでも、すでにいろいろやらかしている自分です。
まだイタリアでの活動2年目の私に対して…
「イタリアではこれが当たり前!」
「マサ、なんでこんなことしてんだ!」
「これでいいんだ!」と…

今回のTOJ、例年より距離も短いですが…
補給食に関してや、マッサージの時間、選手への配分に対しても指示があります。
選手にとっては、厳しい監督かもしれませんが…
私自身、選手からの要望に対し勝手に判断したケースで起こられた事もあります。

まだまだ、イタリアのチーム内での仕事を全て経験し、十分判断材料になるような体験・知識も足りませんから、いろいろ吸収する意味も含め、勉強させてもらっています。

一日一日を無駄にしないように、チームから少しは評価されるように後半戦に向かいます。
あっという間に3ステージが終わってしまった気がする。

昨日まで、監督、メカと三人部屋が続いていました…
部屋にいるときは、日本を感じません。
今日は、一人部屋…
部屋のデジタルハイビジョンテレビの画像の綺麗さに、何だかカルチャーショックを感じる私です。
一人になるとまぁ、仕事に関していつもの妄想が始まります。
成功例、失敗例…
んで、頭の中を整理しているとすっきりせずに寝れなくなり…
明日の寝坊が気になり始めるのです…

2009/05/19

サポートって…

マッサーの仕事柄、補給地点では他チームのマッサ-達と交流を図れます。
チームそれぞれの働きが違うのが、面白いですが、こうやって外のチームに行ってみると色んな事が見えてきます。
サポートするって言葉よく聞くけど…
どこまでの事を指すんだろ??
何でもやってもらえる環境が素晴らしいのか??
何でもレースに集中するために何でもやってもらえるって、それがサポートなのかな??
いろんなことを感じます。

で、今回のうちのチームのサポート具合ですが…
日本のチームが聞いたら驚くかもしれません。
でも、選手たちが自分でできる事はやってもらっています。
選手たちは、自分で洗濯もしますし、チームの用意する補給食以外のものは、自分たちで朝食時に用意しています。
イタリアでの環境では、有り得ませんが…
ここは彼ら、チームにとっては海外ですから…
いろんな事を話していて
感じるんですよね。

そんでもって…
今回の遠征でもイタリアに帰ったら、いろいろ話のネタになるような事がいろいろ起こっています。
マサは、日本人だけど日本語わからない…
ホテル間違えた…
道を間違えた…
いろいろ言われる…


今日は久しぶりに部屋でネットが使えます…



2009/05/18

現実は…

シンプルにスマートに心がけてはいますが…
現実は甘くはない…
チームトラックもない環境ですから、荷物管理で参ってます
「あっ!あれ忘れた!!」と車にとりに行っても…
何を取りに来たのか?忘れるし…
下手すりゃ何でエレベーターに乗ったのか?も忘れる場合があります…
実際はね…
甘くはないです
今回、海外チームとして参加してますが日本人の私はまぁいろいろやるべき事が多いです…
監督のグイド・ボンテンピ、メカのマウロに余計なストレスを与える事の無いように…
我々スタッフの連携はチームにとってとても重要ですから…
イタリアでかなり迷惑をかけてきた分、私の日本のレースでの働きは重要…
「マサ!!お前バカンスついでに日本のレース行ったんだろ!!」と言われないように…

アルバイテン!!

2009/05/15

何だか不思議な感覚

今日あたりからいろいろなチームがホテルに入ってきてます
去年まで一緒だった選手たちとも再会し…
アジアのレースで良く話をしたインドネシアのメカニックとも挨拶を交わしました
こう考えると…
いろんな国でレースしたなぁ〜と…
時差ボケ調整は今日までですね
明日から一気にシフトチェンジしないと…

働くぞ!!
シンプルに…
写真はジロが気になる仲間達…

いやいや長い1日でした

成田に着いたので、国内線に乗り換え、リムジンバスでなんばに行って、そこから電車…
大変だったけど無駄に待つこともなくスムーズに移動できたのは幸いでした
いつもの大阪のホテルの廊下の匂いで、あ〜ぁツアーオブジャパンだな…と感じました
変な感性…
まだ実家に帰ったわけでもないしいつものスタッフと一緒だと…
いつもの遠征と変わりないのも感じます
良い遠征にしたいので頑張るのみ…
アルバイテン!!

2009/05/14

旅はまだまだ続く…

出発します

只今、マルペンサ…
日本へ向けて出発です
こりゃ移動に1日かかる…

2009/05/13

いつものパターン…と違うパターン…

今日は…
いやいや今日もと言った方が正しいかな?
外で食事。
いつもと違うものをメニューから選択しましたが…
見事にチャレンジ失敗…
想像してたのとは、違う物が出来ていた…
美味しい事は、美味しいのだけど…ねぇ~


食後は、懲りずにジェラート…
今日は、ヌッテラとバナナの組み合わせ…
メロンシャーベットはなかった…
残念…
それにしても、夜の9時でもお店は、お年寄りから赤ちゃんまでお客さんでいっぱいです。
最近、夜の冷え込みもなく過ごしやすい季節になりましたから、食後にジェラートは定番なんでしょう…きっと…



次のレースの準備は、終わっております。
いやいやしかし、重量制限との戦いです。
油断はなりません。
持って行くべき物、重たいから持っていかない物…
監督のグイドの強力なコントロールによって、荷物は決められていきます。
できるだけ、無駄の無い様に…最小限の物で…
余計な物は、スーツケースに入れない事!!
何度も言われました。
バイクを入れるダンボールの管理は、メカニックが中心になって行いますが、どの箱に誰の何を入れたか?とか分かるように、番号書いたり、いろいろ工夫されています
明日、午後出発します。

2009/05/11

スポーツ観戦の日

今日は、一日家におりました。
テレビをつけると、スーパーバイクの放送中…
そして、日本人ライダーの芳賀選手が(惜しくも)2位に入賞…
その後には、F1が放送され…
チャンネルを帰るとジロデイタリア…
Petacchi勝ちましたね。
最近のイタリアは、晴天に恵まれ、ヘリコプターからの映像は素晴らしい景色を映し出していました。
ヘリコプターの免許持ってたら、絶対イタリアの上空を飛び回りたいなぁ~(無理だろうけど…)
街中はゴミや落書きが多いけど…

結局、一日中テレビ観戦でした…

夜には、MILANvsJUVENTUSが行われています。
しかし…実況席で吼えまくるアナウンサーの様子ばかり…
それにしても興奮度合いがすんごいです。
唾飛びまくって、机叩きまくってます!
これって何なんだろ?
放送権の問題で、試合を流せないのかな?
自分は知りませんが、他のチャンネルでも同様に実況席だけの放送してる…
要は、ラジオのテレビ版…
日本じゃ考えられないねぇ~。

追伸…
このブログ更新して一息ついたら、何とメジャーリーグやってます。
しかも、ヤンキース対レッドソックス…
今日は、どうしたんでしょ??
しかも斉藤対松井…
ESPNなんだけど、実況はイタリア語です。
しかし、サッカーと違って、実況はとても穏やか…
斉藤投手がきっちりゲームを終わらせてました。





明日は、チーム倉庫での作業です。
働くぞ!!

2009/05/08

食の満足感

ピザを今日は、食らいました。
和郎選手に教えてもらって…

モッツアレッラは水牛の物に変更してもらい…
いやぁ美味かったぁ~
最近胃が小さくなったのか?
これで、お腹一杯でございます。
食後はちょいと苦しかった…
和郎は「あと2枚はいけますね!」だって…
選手の胃袋恐ろしい…


時間がたってから…
ジェラート…
メロンと苺…
アラフォー世代の私は昭和の人間…
昔、メロンの形の容器に入ったシャーベットが大好きだったなぁ~。
私は、バニラよりもシャーベット派
クリームは、生クリームよりもカスタードクリーム派
あんこは、粒あんよりもこしあん派
でございます。
だからなんだ!って話。
失礼しました。

で、帰り道…
どこかで見たことあるようなジャージ…
ピンクのジャージ…
「おい!あれって…」
某チームのジャージに似ていたのでびっくりしました。
イタリアで極秘練習してんのかと…
なんちって…
写真じゃ分かりにくいかもしれませんが、本気で一瞬驚いたのです。

2009/05/07

コーヒーブレイク

コーヒーを飲む事…
去年は、カンペル(キャンピングカー)にエスプレッソのマシンを備えていなかったので、スタート地点に着くと、選手達はスタートサインの前にコーヒーを飲みにバーに行く事が結構ありました。
当然、自分も一緒に…
って事は一度も無かったなぁ…

今年は…
チームバスにコーヒーマシンは装備されております…
バーに行くこともなく、コーヒーを堪能できる…
選手はバスの中で…
スタート前のバスの中はコーヒーの香り漂う空間…
とはいっても、自分はバスの外で待機が多いですけど…
スタッフも、ちょっと時間ができたら1杯…
優雅なひと時…
でも、「あっ!マサッ!コーヒーなんか飲んでやがって!!」
と言われる事もあります。
怒られるのかと思いきや…
「俺も飲もっと!!」となります。
とはいえ、やるべき事をやってなければこんな事許されませんからね。
仕事に関して、いちいち口出しはもうされません。
そのかわり、仕事ぶりはお互いの肌で感じられるので、緊張感はありますね。

さてさて、レースが空いてしまってますが明後日に次のレースの準備をしにチーム倉庫に出動命令がGuidoからありました。

2009/05/05

もう5月って感じです…

レースから帰り、一息ついています。
暇になると…
暇…
いつの間にやら5月に入り…
この数ヶ月を振り返ると、あっという間に感じます。

今日は、洗濯日和ですので…
4回洗濯機回しました…
そんなにすんごい量ではないけど色移りしないように…いろいろ分けてね。



2009/05/02

Larciano

このレースは去年Rattiが勝ったレース…
あれから一年だったのか…もう5月…
早いなぁ〜

2009/05/01

橋が…

橋が崩れました…
数日続いた雨の影響でしょうか?それとも手抜き工事でなのでしょうか?
とにかく、橋が崩れ道が交通問題が起きています。
橋の向こうに住む、EDDYの家に行く道です。

この橋、昨日和郎と一緒に渡って…
「なんだこの水量!!やばいね!!」と話していたのです。
数時間遅れて渡っていたらと思うと…
河の向こうに行くには、高速道路を使う事になります(高速の橋は大丈夫なようです)…

2009/04/29

久しぶりに

ピザ屋で食べる出来立ては美味いっすね一皿でお腹いっぱいになります

外食も気分転換に良いですね


2009/04/28

雨と傘といえば・・・

朝からずーっと雨が降っております…
変な天気です。
が、思ったよりも鼻水の症状は治まっている…
雨のおかげか…
今日は、時間があるのでミラノにでも行ってみようと思い(電車の時刻表などをチェックし…)、家を出ましたが…
電車の時刻表は確認してあったのに、駅までのバスの時刻表チェック忘れてた…
バスの時刻表は、部屋にも貼ってあるのだけど、これは
「チーム倉庫行きのバス」のものだったのです。
しかも、正反対…
結構駅まで遠回りするので時間がかかるのと、1時間に数本しかないので…
調べた電車にも間に合うわけもなく…
ミラノ行きは、断念…


しかしながら、雨のPiacenzaを満喫してきました。
ま、いい気晴らしになったかな?

少し強くなった雨に傘を差しながら、松崎しげるの「ワンダフルモーメント」を口笛で吹きながら帰ってまいりました。
「噂の刑事トミーとマツのエンディングが懐かしい…」
自分の好きなドラマのひとつだなぁ…
でも、池中玄太80㌔がベストかなぁ~?