2009/07/04

朝から驚いた

日本にいるマッサー仲間が大きな決断をした。
チームを去るって…
驚いた…
いろいろな状況、考えがあっての決断なのだろう。
同じ職場の仲間として、事情が分からないけど、話せは同感できるのではないかと…



マッサーの仕事について、いろいろ考えてみると…
特にプロチームの場合、大きな仕事の流れは同じに感じました。(イタリアでの場合)
各スタッフ様々なチームでの仕事を経験してきているので(スタッフの移籍も行われていますし)、「こうした方がやり易いんじゃないの?」「この方が効率的!」という意見を皆それぞれ持っています。(そんな彼ら同士でも意見はぶつかります)
春先のキャンプ時、レース時に大体このチームではこうして行こう!と流れも決まります。
(パニーニはどれ位の数で?、中身は?ジャム?ヌテラ?蜂蜜?ハム?、サケットの中身はどれ位?、マッサージの配分は?、ボトルの準備はどうする?、レースの朝は何をする?いろいろです)
実際新しいチームであった、我々もそうして、マッサーの仕事内容は決まっていきました。
去年は、コンチネンタルチームでの活動でしたが、マッサーも2人のみであったり、専門でチームマッサーとして活動していない人物であったりと、大変な部分もありました。
しかも、私は1年目…イタリアでの常識がまだ分からない、知らない者でしたから…
仕事が余計複雑になるのは、目に見えてますね。でもこの経験があって今、有難い事がわかります。
夏に中野マッサーにご配慮いただいて、プロチームでの働きを実際の現場で体験しました。
3レースだけですが、素晴らしい経験でした。
今年になって、マッサーとして活動し…うーん…大体仕事内容は同じだなと思っていたら…
うちのマッサーの代表格であるステファノは、中野マッサーとファッサで数年一緒に働いていた元同僚だったのです。
なるほど…いい仕事ってこうして、伝えられていくのね。
春先に…「マサ!そうじゃなくて、こうしよう!!」と何度も言われたんですよね。
いやぁマッサーの先輩がいるって、凄い事だし、「俺ってこんなマッサーになりたいな…」
と、理想のイメージが描けるって素晴らしい事。

って、こうして書いていると、やっぱり早くレースの現場で働きたくなってくるな。

私も、最終的な決断を迫られる事になってしまっています。
日本人として海外で活動する上で、難しい問題は多々あります。
頑張るのみです。

こんな状況になりましたが、悲観的に成らず、根本的に元気なので…
自分も驚いています。
いい天気のイタリアに助けられてるのかな??

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