レース後、緊急に運ばれた病室とは違い落ち着いた雰囲気の病室で、石井選手は順調に回復を見せています。
しかしながら驚いた事に、車椅子を使い自分でトイレに行く事や少しだけなら歩く事も可能になっていました。
骨折部が多いので、先週までベッドで横になっているだけの生活だったのと比べると・・・
まるで別人です。
彼自身、身体が強い為骨折部の治癒も早いようです。
「いい身体を両親にもらった…」と言っています。
手術をすることなく、保存療法で今後は経過を見るという事ですから、もうすでに治療は始まっているという事です。
しかし、骨折部、肺気胸の痛みが治まってから今度は右前腕部の痛みが酷いようで、アイシングをしていました。
人間の身体は、ほんとに良く出来ていて、酷い痛みが治まると次に傷めているいる部分が自ら痛みを訴えかけてくるのです。
彼の身体の感覚からすると、臀部、腰部も怪しい…と
すでに自分の身体との会話が始まっているようです。
病院の医師も回復のスピードに驚いているようで、帰国日程の調節も有り得ない治癒のスピードの為に確定が決められないようです。
保険会社の医師と担当医の相談で決まるそうです…
世界選手権を終えて、彼と1週間ぶりに会い、一番状態の酷かった時との差に笑うしかありません。
救急車で唸っていた事も覚えていないそうです。
世界選の後には、彼を知る岩楯会長、斑目監督他、自転車関係者の方々が病院に駆けつけて下さった様です。
彼自身よく言うことですが...
「皆さんが応援してくれているから、自分は元気になるんですよねぇ~」
と…
そんな彼に私自身も励まされ、私のチャレンジを応援してもらい…
何だか、いつもの事になってしまいますが、元気をもらって帰っています。
10月に入り、シーズンも終わりが近づきつつあります。
もうちょっと、粘って・・・
気持ちよく日本に帰りたいです。
まだ、やるべき事は残ってます。
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