私自身、ハンディキャップの選手の競技会への帯同は初めての経験です。
今回のイタリア遠征は、石井選手のみの参戦となっております。
石井選手は、世界選手権、パラリンピックの両大会で金メダルを取得してる日本を代表する選手。
激しい練習中の事故の後の意識障害から今のパフォーマンスを獲得するまでには、様々な苦労、努力があったのでしょう。
(こんな数行で表現できるものではありません)
しかしながら、人間的な明るさ、そして闘争心によって困難に向かって競技をしていらっしゃいます。
柔らかい話し方でいろいろなお話を聞かせて頂いています。
メカニックには、日本代表での海外遠征経験豊富な森メカニックが同行されています。
森さんとは、チンハイレイクという中国奥地でのレースでご一緒した事もあり、ヒドイ環境下での苦労話に盛り上がりました。(現在はかなり大会運営も素晴らしくなったと耳にしていますが…)
石井選手は、明日のタイムトライアル、そして日曜に行われる個人ロードレースに参戦致します。
日本障害者自転車協会の栗原さんの情熱によって(ご自身、他業種の仕事がありながらも、最も大変である事務処理やコーディネートをしていらっしゃいます)この遠征は成り立っています。
間近でご一緒して…
私には出来ない位の激務だな…と思います。
選手は一人でも、JAPANチームとしてレースを迎えます。
皆それぞれの仕事をこなし、良い遠征にしたいと強く思います。
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