2010/12/19

先を走る仲間

中野マッサーの活動報告会に昨日、お邪魔してきました。
イタリアでの13年に及ぶ活動についてのお話。
彼からは、普段から直接いろいろな事を聞いていますが、こうして活動報告をまた聞いていると…
何度も頷ける話がありました。

今でこそ、言葉の問題もなく活動されていますが、渡欧したばかりは、「言葉がわかならい、土地勘がない、命令がわからない・・・事」でまるで小学生以下の状態だったと…
私自身も同じ経験をしているからこそ、重みを感じます。本当に…
彼とよく話に出てくる事として「マッサージ師として、どう活動するか?どこで勝負するのか?」本当に見失ってはいけない事であります。
私の場合は、先を突っ走てきてくれた中野マッサーの存在のお陰で、道を外す事なく活動が出来ています。
やはり、一人で全てを切り開いてきた彼の実績は素晴らしいと思います。
こうして、短い時間ではありましたがあちらでの活動が垣間見えたのは勉強になりました。
きっと、来場した方々の中で一番身に染みたのは、私だと思います…
ナハハ


そして…
帰国してから、いろんな仲間、知人に会っています。(自転車界を全く知らない人の方が多いのです)。
「何で自転車のチームで活動してんの??」
「何で外国行ってんの??」
「飯うまい??」
まぁ、私の苦労話やらレースの話などしてもチンプンカンプン、結局「ピザは美味い!!、チーズも美味い!!だから太ってる!!」って話で終わるのですが・・・

私はバリバリの野球バカでしたから、自転車に話が繋がらないのです。
トレーナーを志した時にも、明確に自転車の世界で活動するなんて思ってもいませんでした。
(スポーツの世界には関わりたいと、勉強はしていましたが…)
鍼の学校に通い始めて、人の身体を触りたい時に思い出したのが、高校の同級生である橋川健選手(奴は先日話しをしたら、「まだ引退してねぇ~からな!!」と言っていましたので…)の存在でした。

高校時代から、「ヨーロッパの本場で走るんだ!!」と強い意思を持って、無駄なお金も使わず、確か奴は髪も自分で切っていました。(床屋さんに行くのが勿体無いから…)
自分の夢を明確に持って、そしてそれに向かって実行している姿を見て、少し羨ましかった…
まだ10代の時…
私には、明確な夢も見えませんでしたから…
(例えるなら、コックさんになりたいけど、イタリアンなのか?フレンチなのか?中華なのか?和食なのか?わかんない…状態)
そして、ヨーロッパのチームと契約をしてベルギーで走っていた彼(いや…奴)が、オフで日本に帰国した際には、マッサージの練習台になってもらっていました。
鍼の学生時代も懐かしいです…
お礼として、コーヒーをご馳走になり、そういえば本場のマッサージャーの話を耳にしていました。

時間がたって、最終的には1998年に橋川選手のパーソナルトレーナーとして一緒にベルギーに渡り、いつの間にか自転車に深く関わることになるのです。
まぁ、彼も(いや奴)もまだ20代…
そりゃギラギラしてました。
とっても、とっても大変でした(笑)

ま、その後帰国してからもいろいろあるのですが、話がまとまりそうにないのでここらへんでストップします。

話が逸れる・・・
最近、人と話をしていても、「あれ?何でこの話題になったんだっけ??最初は、何についての話だっけ??」という事が多い。
頭の機能不良です。
頭の中は、グングン回ってるんだけど…
ブログを更新しようと思うけど、いつも話がまとまらない。

2 件のコメント:

かり さんのコメント...

橋川選手が同級生ということは、思い返すと「縁」なのでしょうね・
私もロードレースを観戦し始めてから、色々な方と知り合うことができました。
これも「縁」なのかなぁと思います。
今の目標は、非常にミーハーなのですが・・・
英語を少しでも話せるようになることです。
RR選手は、イタリア語、フランス語、スペイン語が多い印象があるのですが、英語です(笑)
以前、JCでLIQUIGASの選手に話しかけたとき、中野マッサーが通訳をして下さいました。
お手を煩わせてしまったなと感じたこともありますが、
選手と片言でも話ができた時の喜びが大きかったからです。

もう来季に向かってトレーニングが始まっています。
宮島マッサーの来季もステキなものになりますように。

宮島 正典 さんのコメント...

コメントありがとうございます。
みんなそれぞれキッカケがあるんですよね…
我々のチームの始動も済んだようです。
日本でゆっくりするのも、シーズン突入してからの活動を考えると必要なのではありますが、チームに早く合流もしたい気持ちがあります。
合流したら、あっという間に時間は過ぎるでしょう…

頑張ります