2010/08/05

仕事、責任

Gran Premio Industria Commercio Artigianato Carnagheseというレースに来ています。
同じホテルには、Colnago-Csf が泊まっています。
このチームとは、良くレースで一緒になるのですが、去年チームのマッサーが元々はここのチーム出身と言うことで、去年からいろいろ仲良くしてくれています。(今年はここに戻っています)
今日も、フロントでチームのテェックインのいろいろな手続きをしていると。後ろから突然、「オス!また後で・・・」と声をかけられ、食事前には、「めしあがれ!」、廊下ですれ違うと、「俺達、ともだち・・・」深夜には、「また明日!!」・・・・
結構うまく、しゃべるんです。
単語だけですけど、通じます。
面白いっす。
チームは違いますけど、職業は同じ・・・


今回のレースも責任重大。
担当している選手の構成が、帯同しているマッサーの都合で普段と違うのです。
イタリアチャンピオンであるヴィスコンティ、若手の中心選手ガット、そしてチームでの重要なアシストを毎レース懸命にこなすカッチャ、ロンゴボルギーニの両選手。
さすがに4人のマッサージ、というよりもそれぞれ選手へのアプローチの密度というか濃さが凄いです。
しかも今回のお手伝いで来ているマッサーは、まだ経験の浅いマッサー。
マッサージをはじめ、雑務の事も気がつかない・・・
(というよりも、経験がないのだから、気がつくはずもない)
仕事の流れがいちいち止まってしまう。
いちから教える。伝える。やってみせる。やらせてみる。やっぱっり任せられない。やれそうな仕事を探してあげる。
見付った仕事は、思いっきり単純作業。面白くない仕事。
でも、やってもらう。

自分もそんな時期があった事を思い出しています。
仕事の吸収力。人の仕事のコピーをする。いろいろですね。
こうした経験を自分にどう活かすか?は本人次第です。

かなり、頭の回転数を高めて今回のレースに臨んでいます。

もうそりゃ、頭の中で何度も何度もシュミレーションかましています。

今回のレース、いろんな意味で自分の評価が下される気もする。

正直、シーズン始めとは比べ物にならないくらいの責任感を感じながらチームに居ます。
お世話になります・・・という意識が強かったのは、確か・・・(春先は)
今は、そんな事いってらんない。
しっかり出来なきゃ駄目。
でもそれって、当たり前の事。
どんな仕事でも同じはず。

頑張る。

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