2008/03/13

明日から再スタート

明日から4日間のステージレースが、始まります。
明日は、短い距離の個人タイムトライアルのみ。
さぁ、始まります。
レースがなくても選手は調整のためにも、毎日練習には出かけます。
今日は、選手が帰るまでに簡単なサンドイッチを作り、練習後に食べさせてから全員マッサージ・・・。
クロアチアに来てから、毎日マッサージをしていますが選手とのコミュニケーションの場には最適です。
中島メカと同部屋ですので、日常は日本語で通じてしまいますが、選手とはそうはいきません。イタリア語の勉強に!
と思いますが、実は今回クロアチアに同行したイタリア人とポーランド人(マリウス)は英語がしゃべれるのです。しゃべれちゃうんです。
って事は、自分のめちゃくちゃなイタリア語よりも英語の方で会話が成立してしまう・・・
俺、イタリア語をしっかりと覚えると決めていたはずなのに・・・
大した事ないレベルの英語ですが、別にアメリカ人、イギリス人相手に話すわけでもないので結構通じてしまうんです。
少しずつ、英語にイタリア語をミックスしながら、自分たちにしか通じないイタリア英語を使いながら比率をイタリア語の方が多くなるようにしたいと思います。
こんなことは、しっかり勉強している人には邪道かと思われるかもしれませんが、大切なのは「コミュニケーションを図ろうとすること」、「相手に気持ちを通じさせたい!と思って話すこと」が重要かと思いまして・・・

今日は、チームの中心的な選手から鍼治療の要望がありました。
レース直前は、どのような反応が出るかちょっと怖いですが、治療院で勤務時に経験させていただいた、初めて鍼治療を受ける方に対応するように「強い刺激を入れすぎず、でも弱すぎず効果の出るように・・・」といった感じで行いました。
身体の調子が良くなるの出れば、選手は興味を持ちます。
もしかしたら、単なる興味本位での要望かもしれません。
答えは、また要望してくるか?ですかね。
イタリア人たちにも、「痛いけど気持ちいい・・・」→「イタキモ」の感覚があります。
2000年からお世話になっている大門監督のチームには、多くの外国人の選手が在籍していまして、今までにもフランス人、スペイン人、カザフスタン人、イタリア人、ポーランド人(マリウス)の身体に触れることを経験させていただきました。
ひと昔は、外人は強い刺激は苦手だから・・・とかありましたが、実は日本人にも強い刺激は苦手な方も多いんですよね。
要は、日本人だろうが、外人だろうが人間相手の仕事っつう事です。
気持ちと手で会話することを今後も大切にします。
治療院時代に患者さんから「結構手から伝わるのよ」とお言葉を頂いていました。
自分にとっての先生は、実は色々な所にいます。
お世話になった皆さまありがとうございます。

また、明日から頑張ります。
(また、書きながら話がそれて行きました。失礼)

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