このチームに入り2シーズン目。
昨年はチーム自体がジロの選考から外れてしまい、途方に暮れた5月。
今年ついにこのグランツールでの活動が現実となりました。
膝に問題を抱えながらも、彼はイタリアチャンピオンとして、そしてチームリーダーとしての責任感も持って最終ステージのミラノまで走りきってくれました。
彼には、今回いろいろな出来事がありました。
同部屋の仲間であり、そして親友でもあり、そして重要なアシスト選手でもあるファイッリ選手が、レース前半戦で落車による怪我でリタイア・・・
そしてかつてクイックステップ時代のチームメイトであり、練習を一緒にしていたウェイラント選手のレース中の落車による死・・
決して、平常心でない状態での毎ステージでありました。
そんな中での僅かに残されたチャンスであった、第17ステージでの出来事。
単に「彼が押したら降格」。とは簡単に片付けられない私であります。
本当に勝たせてあげたかった。
そして・・・

我々に大きな意味があります。
チームの力関係から見ても、我々には総合成績を上位で争うというよりも、ステージを狙いに行くというのがはっきりしていました。
(とはいえ、ステージ狙いといっても、簡単に勝てるわけではありません)
しかしながら、贔屓目には見てますが、彼の勝ち方は、とても美しかった。
思い切りの良さ、後ろから追ってくるコンタドールとの距離感・・・
彼のガッツポーズ。
ゴールの写真もいくつか見ましたが、絵になってますね。
初めてのグランツールでしかも、自分の担当する選手がステージを制するなんて・・・
この日、ホテルに戻ってから他のマッサー達からも「お前これで、レース勝者の担当マッサーの仲間入りだな」と言われたり・・・
スポンサーの方々も多く各ホテルに訪れては、大喜びです。
ジロに出るチームをスポンサーする事。
そして、そこで勝つことによる、スポンサーへの貢献・・・
単純な事が目の前で見れました。
まだまだ書くことは、あるはずなんですが、一気に書く能力がありません・・・