2011/05/25

第16ステージ

今日は山岳タイムトライアル。
スタート順は、総合成績の下位選手から・・・
我々のチームは、総合成績でみると上位に選手がいません。
ということで、一番上位のジョバンニでも総合では1時間以上遅れています。
全ての選手が走り終え、駐車場に停めてあるバスに向かう途中、各チームのマッサー達から「マサ、どこ行くんだ?」と半分本気で半分フザケて声をかけられる。

ガットは、ベネト出身。
北イタリアには多くの知人がいるようで、ゴールの整理係、ゴールにいる警官、観客のおっちゃん、皆から「オスカルはまだか??」と声をかけられます。
チームバスをゴールから数百メートルのところに停めているので、各選手ゴールしたらすぐに飲み物を渡し、バスへ戻らせますが・・・
ガットに関しては、サイン攻め。写真攻め・・・
多くの知人が彼の勝利を喜んでいて・・・
足止め・・・
しかも急に風が吹いてきて・・・
ということで、もう一枚上着を着させ、身体が冷えないようにしました。
まだ厳しいステージが待っています。
最後の最後に体調を崩す事のないように気を付けなくてはいけません。

長丁場のレース。
疲れが溜まっていないか?多くの人から声をかけられます。
最初に飛ばさなかっただけに現在、絶好調。
まだまだいけます。
とはいえ、今回は5人のマッサーで仕事を分担しているので、各マッサーに対するマッサージ業務以外の仕事のストレスが極端に普段のレースよりも少なくなっています。
私も普段の仕事量と比べたら、半分は大袈裟かもしれませんが、その位楽に感じます。
その分、マッサージの時間は大切にして、集中して行うようにしています。

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